30万人が泣いた!
<実話>を基にした、感動ニャンダフル・ストーリー!
映画『猫なんかよんでもこない。』
実話を基にした、猫好きの、猫好きによる、猫好きのための大人気コミック「猫なんかよんでもこない。」(実業之日本社刊・杉作著)が実写映画化され1月30日に初日を迎えた! 猫好きの女性を中心にその愛らしいまなざしに魅了され多くの反響を呼び、猫好きならではの“ねこあるある”なども共感を呼んで大きな話題となっている。
本作の大ヒットを受け、猫の日(にゃんにゃんにゃん:2・2・2)の2月22日を目前にした2月20日(土)TOHOシネマズ新宿にて、主演の風間俊介と、原作者の杉作氏が、大ヒット&猫の日Wメモリアル上映イベントを行った。
映画の大ヒット、そして2月22日の猫の日を目前に開催されたWメモリアル上映イベント。撮影からプロモーションまで主演として走り続けてきた風間はこの大ヒット、そして感動の口コミが広がっている事を心から嬉しく思っているそうで、「猫好きの人からも、猫好きじゃない人もよかったって言ってくれています。うちの母はすでに5回くらい観たそうで、自然すぎて今回は演技していないみたいだって言われました」とまわりの反応を喜んでいる様子。そんな風間の横で緊張した面持ちの杉作氏も「風間くん、君にすごく似てるねって言われました。泣いちゃったとか、笑ったとかいろんな感想を聞いて、嬉しい以外の言葉が見つからない」と恥ずかしそうな様子で笑顔を見せていた。
映画の公開後、多くの猫よんファンから公式Facebookに宛てて、たくさんの質問が届いている事から、この日2人にはその質問に答えてもらう事に。
最も時間のかかった猫との撮影シーンについての質問が寄せられた風間は「ミツオが寝ているところに猫たちが寄って来て『食っちまうぞ!』ってミツオに捕まるシーンに3〜4時間かかりました。彼らが驚いて離れていってしまうから、僕が掴める射程圏内にいないんですよ。起き上がりやすいようにこっそり足を曲げて、薄めで彼らの行動を確認しながら俊敏に動いてなんとか成立させました」と苦労エピソードを披露。
逆に最も時間がかかると思っていたというミツオの腕の中でチンが眠るシーンでは奇跡的な撮影が実現したそう。「他のシーンは僕が猫たちをカバーできるけど、このシーンだけはそれができない。チンにまかせるしかなかった。どれだけ僕とあいつがコミュニケーションをとれていたか、僕の腕の中の心地よさをわかっているか、最後の試験のような撮影でした」と、撮影当時を振り返った風間。
実際に一緒に眠ってリラックスさせてから、チンだけを起こして風間と離す、という撮影方法を行ったそうで、当初7〜8時間はかかると思っていた撮影は、なんと1、2回で成功。「あいつが腕に入った瞬間『勝った!』って思いました!」とその時の気持ちを語った風間は「猫たちとそれまでやってきた事の集大成になった。猫史に残る名シーンだと思っています」と、誇らしげな様子を見せていた。
一方の杉作氏は、劇中で松岡茉優が演じているウメさんと、実生活で結婚。実際のウメさんと松岡の共通点を聞かれると、「だいぶ違うんだけどなあ」とポツリ。どこが違うのかと追求されると「それは内緒で。後がやばいんで(笑)」と、話し、会場からは笑いが。そんな杉作氏に風間は「茉優ちゃんが『今回は出番が少なめだったけど、続編ができたら今度はずっと一緒に家にいられる!』って言っていましたよ!」と、妻役からの伝言を伝え、続編への期待をのぞかせていた。
最後に風間は「こうして大ヒット舞台挨拶が出来るのは、この作品を愛してくださったみなさんのおかげ。僕自身も大好きな作品です。ぜひまた、大切な人を誘って観に行ってほしい。より多くの方にこの作品が届くよう願っています」とメッセージ。舞台挨拶後には風間と杉作氏が会場のお客様と一緒に映画を観ながら当時のエピソードを振り返るという“全編解説特別上映”も実施。風間たちはチンとクロの可愛さを会場と一緒に楽しみ、笑顔でイベントを終えた。
【ストーリー】
ボクシングに人生を捧げる三十路寸前の男・ミツオのもとに、子猫の兄弟“チン”と“クロ”が現れた!猫嫌いのミツオは振り回されっぱなしだが、アパートの大家さんや猫大好きの女性・うめさんの応援もあって、ちょっとずつ距離を縮めながら、彼らは極貧生活を支え合う運命共同体になっていく。
そんな中、大きな変化が訪れる。生きがいを失い、新たな一歩を踏み出せずにもがくミツオ。対照的に、チンとクロは新しい世界へ飛び出そうと爪を研いでいた・・・。
楽しい日々も、ちょっと切ない日々も、いつも一緒。1人の男と小さな2匹の、かけがえのない猫デイズが始まった!
映画『猫なんかよんでもこない。』
出演:風間俊介 つるの剛士 松岡茉優
監督・脚本:山本透
共同脚本:林民夫
原作:杉作
主題歌:SCANDAL 「Morning Sun」
コピーライト:(C)2015杉作・実業之日本社/「猫なんかよんでもこない。」製作委員会
公式HP:http://nekoyon-movie.com/
全国公開中