主演:東出昌大×監督:濱口竜介×原作:柴崎友香
いくえみ綾さん、茂木健一郎さん、朝井リョウさん…
超豪華著名人から応援コメント多数!!
第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されたことで注目を浴びた新鋭・濱口竜介監督が、東出昌大を主演に迎え、芥川賞作家・柴崎友香による同名恋愛小説を映画化した『寝ても覚めても』が、9月1日よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国公開いたします。この度は、蓮見重彦さん、いくえみ綾さん、朝井リョウさんはじめ超豪華著名人から本作に向けて応援コメントが届きました!
違う名前、違うぬくもり、でも同じ顔。運命の人は二人いた―。
先日行われたカンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映され、歓喜で迎えられた『寝ても覚めても』。監督は前作『ハッピーアワー』で数々の国際映画祭で主要賞を受賞しその名を世界に轟かせ、本作で初の世界三大映画祭出品にしてカンヌのコンペ部門出品の快挙を果たした新鋭・濱口竜介。自ら熱望した、芥川賞作家・柴崎友香の同名傑作恋愛小説の映画化で満を持して商業映画デビューを果たす。主演は、近年ますます演技の幅を広げる東出昌大。同じ顔だが全くタイプの違う二人の男、亮平と麦(ばく)の一人二役に初めて挑む。そして、本作が初の本格演技デビューである新星・唐田えりかがヒロイン・朝子を瑞々しく演じる。瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知、仲本工事、田中美佐子の豪華キャストが脇を固め、tofubeatsが初の映画音楽を担当し主題歌を書き下ろすなど、最高の原作、キャスト、スタッフが集結。
★恋愛の切なさに心揺さぶられる…!!
朝子は「全てを捨てた」のか「その場にとどまった」のか観終わった後も正直わからない。
ただ、思い出すと夢の中にいるような、残酷で美しい映画。
いくえみ綾さん(漫画家)
相手の、そして、自分自身の「わからなさ」を受け容れるところから、愛が始まる。
静かに連なる場面の強度を、見終わったあと、振り返った記憶の中に感じた。
平野啓一郎さん(作家)
人はなぜ、その瞬間に、この瞬間が特別な瞬間になる、と気付けないのだろう。
特別な瞬間ばかりの映画を観ながら、そのもどかしさについて考え込みました。
武田砂鉄さん(ライター)
恋の正体がついにあかるみになった。
永いため息も、甘やかな妄想も、すべてまぼろし。
もう逃げるな。目をそらすな。恋は、一か八かの緊急事態である。
相田冬二さん(映画批評家)
愛の強度、運命の人、そして人生の選択を考えさせられたと同時に、朝子を中心とした恋模様に激しく心が掻き乱されました。
コトブキツカサさん(映画パーソナリティ)
★『寝ても覚めても』こそが映画の中の映画だ!
向かいあうこともなく二人の男女が並び立つラスト・ショットの途方もない美しさ。
しかも、ここには、二十一世紀の世界映画史でもっとも美しいロングショットさえ含まれている。
濱口監督の新作とともに、日本映画はその第三の黄金期へと孤独に、だが確実に足を踏み入れる。
蓮實重彥さん(映画評論家)
幽霊の脅威、友だちのありがたさ、猫の大事さ、自分のほんとうの望みを知ることの幸運。
一度観ていい映画だと思い、二度観てすごくいい映画だと思った。
柴田元幸さん(翻訳家)
女が現実と仮想の間を揺れ動く時、愛しさが増幅する。
立ち尽くす男の腕に残る、小さな希望のぬくもり。
次の瞬間、何があるかわからないのが人生、そして映画。
ずっとドキドキしながら見ていた。
茂木健一郎さん(脳科学者)
目に見えるもの、見えないもの、心はどちらに向いているのか。
感想がそのまま人生観の表明になり得る、美しい爆弾のような一作。
朝井リョウさん(小説家)
今、見ているのは、一瞬の美しさなのか、それとも時間の層なのか?
小説や音楽、そして映画は時間を表現する芸術だ。
「寝ても覚めても」は映画の特性を最大限に活かして、豊かな時間性を見せてくれる。
山崎ナオコーラさん(作家)
心の揺れ動きが映像になっている、恋愛によって生まれる、相反する感情を感じとれる、それは心地良くもあり、悪くもあり、偶然のようで必然で、わがままのようで優しくて、酷くて、愛おしい。
とても大好きな映画です。
新谷里映さん(映画ライター、コラムニスト)
ヌーヴェルヴァーグを彷彿とさせる繊細で軽やかな200%の恋愛映画。
神経を逆なでする草食世代のファムファタールを描ききった濱口竜介監督は、日本を代表する愛の語り手として大注目!
立田敦子さん(映画ジャーナリスト)
★名場面は見逃せない!
8年という時間は夢なのか、現実なのか。
雨に濡れた草むらの緑を、こんなにも苦しく感じたのは初めてだ。
今日マチ子さん(漫画家)
冒頭に牛腸茂雄の『SELF AND OTHERS』の写真が登場する。
牛腸はポートレートの撮影を通じて「もう一人の人間」の影を追い求めていた。
まさに、この映画のテーマと重なり合う。
飯沢耕太郎さん(写真評論家)
【STORY】
東京。亮平は、コーヒーを届けに会社に来た朝子と出会う。真っ直ぐに想いを伝える亮平に、戸惑いながらも朝子は惹かれていきふたりは仲を深めていく。しかし、朝子には亮平には告げていない秘密があった。亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦に顔がそっくりだったのだ――。恋に落ちた時の甘さ、せつなさ、苦しさとともに、先の読めないスリリングさを併せ持つ「大人の恋愛映画」の傑作が誕生した。
出演: 東出昌大 唐田えりか 瀬戸康史 山下リオ 伊藤沙莉 渡辺大知(黒猫チェルシー)/仲本工事/田中美佐子
監督: 濱口竜介
原作:「寝ても覚めても」
柴崎友香(河出書房新社刊)
脚本:田中幸子、濱口竜介
音楽:tofubeats 2018/119分/カラー/日本=フランス/5.1ch/ヨーロピアンビスタ
製作:『寝ても覚めても』製作委員会/ COMME DES CINÉMAS
製作幹事:メ~テレ、ビターズ・エンド
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス
©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/ COMME DES CINÉMAS
公式サイト:http://www.netemosametemo.jp
9/1(土)より、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、
渋谷シネクイントほか全国ロードショー!