大島優子がロマンスカーの車内アナウンス初ジャック!!
映画『ロマンス』
7/15(水)映画『ロマンス』の8月29日(土)公開を記念し、小田急ロマンスカーにて主演の大島優子による車内アナウンスが7月18日(土)よりスタートする。
15日には車内アナウンスの完成を祝し、ロマンスカーにて大島優子、大倉孝二、タナダユキ監督が登壇するイベントを開催した。
イベントでは、ロマンスカーアテンダント“鉢子”を演じた大島優子が、劇中にて着用し、ネットで「可愛い!」と話題の制服に身を包み、アテンダント姿を初披露!なんと制服での登場は本日が最初で最後!また、乗客のみが聴ける超レアな車内アナウンスをイベントで初披露した。
<レポート>
ーそれでは、これから映画『ロマンス』のロマンスカーイベントを始めさせていただきます。
それでは早速、お呼びしましょう。大島優子さん、大倉孝二さん、タナダユキ監督です。どうぞ!
先ほど、車内アナウンスが初お披露目されましたが、今週末7月18日(土)よりロマンスカーにて流れる予定です。本日実際に御自身のアナウンスを聞いていかがでしょうか?
大島:とっても恥ずかしいです・・鉢子としては劇中でアナウンスしてはいましたが、大島優子としては初めてなんで(笑)。7月18日から実際に流れるのでロマンスカーで聞いて頂いて、劇場にも足を運んでいただけたら嬉しいです。
ーまた本日アテンダントの制服を着用され、こちらも初お披露目となりますが、久々に制服を着られて、いかがですか?
大島:本当に久しぶりなので背筋がしゃっきりします。でも「鉢子」に戻ってしまうような居心地の良さがあります。撮影中もとっても居心地の良い現場だったんです。ロマンスカーはもともと好きでしたがアテンダントの方に着目するところがさすがタナダさんだなって思います(笑)
ー大倉さんも本日御自身が演じた桜庭の衣裳にて登場です。久々に袖を通されていかがですか?また本作のパートナーである、“鉢子”と久々に会っていかがですか?
大倉:本当はこのうえにコートを着てるんですがこの暑さなんで・・(笑)。僕にとっても充実した現場でした。この衣装を着て思い出しましたが劇中で大島さんに走って追いかけられて・・すごい足が早いから辛かったです(笑)。必死で逃げました。
大島:大倉さん足あがってない(笑)
ー大島さんへ質問です。アテンダント役を演じてみていかがですか? 大変だったこと、気をつけたことはございますか?
大島:生半可な気持ちではできないな、と思いました。列車が動いている中で60㎏ のカートを動かすのがとても大変でした。あと、言葉使いやお客様への対応とか、レディとしてのお行儀をすごく学べた気がします。
ー監督、大島さんはアテンダントの演技をあっという間にマスターされたんですか?
監督:忙しい合間に練習をして頂きました。本物のアテンダントの方がびっくりするくらい上達していました。私もちょっとだけカートを押してみたんですがとても難しかったです。
ーではみなさんへ質問です。大島さんは今回、アテンダント役に挑戦ということでしたが、大島さん、大倉さんが今後、演じてみたいお仕事、また着てみたい制服はありますか?
大島:私は工事現場の作業員の方の恰好をしてみたいです。以前女性で働いている方を見かけて、すごく応援したくなったんです。それを題材にしている作品もあまりない気がするのでやってみたいです。
大倉:僕は人生でピザの配達員の役を何故か4~5回はやっていて・・・最近少なくなってきているんですがまたピザ屋さんの制服を着たいですね。
ー大島さん、大倉さんへ質問です。箱根ロケでの想い出、印象に残っていること、ここだけのエピソードを教えてください。
大倉:いっぱいあります。まずこのロマンスカー内の撮影は新宿から箱根への往復移動の間に撮らなくていけなかったんですが、けっこう押しちゃって。最後の大島さんと僕の車内でのシーンは代々木八幡過ぎてて・・
大島:もう残り4、5分でした。
監督:もう間に合わない、ダメだと思いました(笑)。
大島:ロマンスカー内での撮影は楽しかったです。鉢子と桜庭は作品内のリズムや空気を保てていたのでゆっくり時間が流れていました。その中で集中して本番にそなえていました。でも時間の制約が多い現場ではあったので、スタッフさんは戦場というか・・そんな雰囲気でした(笑)
ー箱根の名所で思い出に残っている場所はありますか?
大島:どこも全部雨で・・
大倉:もうね、大島さんは‘クソ’雨女でした。
大島:クソって!(笑)
大倉:昨日あんなに晴れてたのに、ってときあったよね?
大島:箱根から山中湖に移動するときがあって、山中湖は予報では晴れだったのに箱根から雨雲を連れて来ちゃったんです・・・
監督:あの時はさすがに畏怖の念を抱きました(笑)
ーでは、お時間となりましたので、最後に大島優子さんから、これから映画『ロマンス』をご覧になる皆様へ一言お願いできますでしょうか。
大島:自分に何か歯がゆいものを感じながら生きている方へ贈る物語です。大きく背中を押す、というよりも小さく‘ぽん’って背中に手を添えてくれるようなほっこりした作品です。是非劇場に足を運んでください。
★STORY★
箱根の景勝地を舞台にした、たった1日の出会いと別れ。人生を“ちょっとだけ”肯定してくれる、小さな旅の物語。
北條鉢子は、特急ロマンスカーのアテンダント。仕事の成績は常にトップで、その日もつつがなく業務をこなしていたが、ひょんなことから映画プロデューサーを名乗る怪しい中年男客・桜庭に“母親からの手紙”を読まれてしまう。桜庭に背中を押され、もう何年も会っていない母親を捜すことになった鉢子。かつて家族で訪れた箱根の景勝地をめぐる“私とおっさん”の小さな旅が始まった──。
脚本・監督は本作で『百万円と苦虫女』以来7年ぶりにオリジナル作品を手がけるタナダユキ。鉢子には『紙の月』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞をはじめとする数々の賞に輝いた大島優子、桜庭には個性派俳優として人気を博す大倉孝二がそれぞれ扮する。
たった1日の出会いと別れ=ロマンスが、迷って生きていくことを“ちょっとだけ”肯定してくれる、小さな旅の物語がここに誕生!
映画『ロマンス』
8/29(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
出演 大島優子 大倉孝二 野嵜好美 窪田正孝 西牟田恵
脚本・監督:タナダユキ
製作:東映ビデオ 配給:東京テアトル 2015年/日本/97分/5.1ch/ビスタ/カラー/デジタル ©2015 東映ビデオ
<車内アナウンスについて>
◆期間:2015年7月18日(土)~9月6日(日)の予定
◆実施列車:VSE(50000形)、MSE(60000形)で運転するロマンスカー。
ただし、ロマンスカーアテンダントが乗務している列車に限る
※ロマンスカーアテンダントが乗務していても運行状況等により、アナウンスを実施しない場合あり
◆実施場所:下り・・・新宿駅発車後、北千住駅発車後(メトロはこね号)、上り・・・箱根湯本駅発車後