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声優初挑戦の大西流星と藤原丈一郎を高山みなみらレジェンド声優らが大絶賛! 大西「一生分褒められたみたい」『劇場版 忍たま乱太郎』前夜祭イベント

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『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』の公開前夜祭イベントが12月19日、東京・丸の内ピカデリーにて行われ、声優キャストの高山みなみ、田中真弓、一龍斎貞友、関俊彦と、ゲスト声優を務めた、なにわ男子の大茜流星と藤原丈一郎、そして監督の藤森雅也が登壇した。

テレビアニメ、ミュージカル、実写映画など、さまざまなかたちで親しまれ、幅広い世代に愛され続けている「忍たま乱太郎」のファンの間で⾼い⼈気を誇る「⼩説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師」を映画化。普段の「忍たま」とはひと味違った、シリアスな展開が待ち受ける本作は、⼟井先⽣と忍たまたちの絆で『勇気100%』が流れる⽇常を取り戻すために力を合わせる様を描く。

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いよいよ公開を迎えることに、高山は「やっとだな・・・という感じ。やっとみんなに届けることができると思うと本当に嬉しいですね」と笑顔を見せ、田中が「録っているときはあまり画がなかったんですけど、完成作品を観て感動しました」と話すと、高山が観客に向かって「ハンカチ持ってる? 絶対に必要よ」と声をかけた。

貞友は「正直言って(完成するまでは)最初、どうなんだろうと思っていたんです。でも、完成した作品を観たら凄くクオリティーが高くて。もう感動もんです」と興奮気味に話す。

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関も「ついにこの日がやってきたという感じがしております。前作から13年の歳月を経て、ついに新しい劇場版の新作になります。今回は皆さんに支持を得ている名作小説の映像化ということで、皆さんも本当に楽しみにされていたんじゃないかと。ファンの皆さんの期待に応えるべく、大変素敵で面白い映画になっております。私も、観ていただいた後の皆さんの反響を楽しみにしています」と笑顔で公開を迎えることを喜んでいた。

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今作で初めて声優に挑戦した、なにわ男子の大西と藤原。大西は「僕自身、声優という仕事は右も左もわからない中で、藤森監督とキャストの皆さんが収録の進め方など教えてくださいました。小さいころから大好きだった“忍たま乱太郎”の世界に自分も入ることができるとは思っていなかったですし、こうやって声優の皆さんと一緒に並べて幸せでいっぱいです」と声を弾ませる。そして、「映画でこんなに涙腺が崩壊するとは思わなかった。今は(公開を控えて)ワクワクしています」と目を輝かせ、「アクションシーンでも普段出さない声もたくさん出しているので注目していただきたいです。新しい経験をさせていただいて、凄く勉強になりました」と充実感を滲ませる。

藤原は「僕も本当に素晴らしいレジェンドの皆さんと一緒に同じ作品に出演するという喜びがありました。本当に皆さんが温かく接してくださいました」と感謝の気持ちを述べ、「(映画版では)アニメとはまた違った感情だったり、グッとくるものがあって、子供だけじゃなくて大人の皆さんにも心が温まるような作品になっていると思います。楽しみしていてください」とアピールした。

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大西と藤原の声優ぶりについて、高山は「初めてってお聞きしてちょっとびっくりしました。全然そう思いえないんです、とっても上手で。(声優として)一番難しいのが、アクションシーンでのアドリブ(動きを合わせての声)。セリフよりも難しいと言われますが、とっても良かった」と絶賛。貞友も「見た目はこんなに可愛いのに、役はカッコいい!」、田中が「画がないのに、よくここまで仕上げてくださった」と称えると、「画がないのは、こういうもんだと思ってやってました(笑)」と藤原。初めてならではのエピソードに会場もほっこり。

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レジェト声優たちも褒めちぎるアクションシーンで、藤原は「格闘シーンはどうやっていいのかわからなかったのですが、色々教えていただいて、あっという間に終わりました」と、無我夢中で臨んだことを吐露。「器用よね、度胸ある」と声が上がるなか、監督も「2人で声を合わせるところは一発で決めていましたね」と続けると、大西は「一生分褒めてもらいましたね(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。

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本作の見どころ、注目ポイントを聞かれると、高山は「アクションシーンが盛りだくさん!」と言い「 夕方に観るアニメを想像して観ないほうがいい。忍者の物語です!」とキッパリ。貞友は「日頃からイメージする楽しさ、面白さもありますが、もう少し大人の心も揺さぶることができる。ハートフルなところが見どころ」と。

大西は、なにわ男子が担当する、本作の主題歌『ありがとう⼼から』と、テーマ曲『勇気100%』に触れ、「イントロから“忍たま”感がいっぱいで、夢が叶った。エンディングで曲が流れると、涙も流れて温かい気持ちになれます」と感慨。藤原は「格闘シーンもあって、面白いところとシリアスな場面もあるので、劇場を出るときにはほっこりとした気持ちになると思います」と微笑んだ。

また、「最近、心からありがとう!を伝えたいと思ったことは?」という問いに、関は「実は12月は関家の結婚記念日でして。今年は35回目でした」と答えると、会場から温かい拍手が送られた。大西は「冬になって鍋にハマっているんですが、スーパーで(1人用の)鍋セットを置いてくれた人に感謝です」と。藤原は「3週間前に足の骨を折ったんですけど、驚異的に良くなっていて。周りの人が『大丈夫?』と心配してくれて」と感謝。すると、大西が「本当に治るスピードが速いんです。そして、歩きにくいはずなのに、僕らよりも歩くのが速くて(笑)」と藤原の怪我の回復の早さに驚きを隠せない様子だった。そして、藤原が全国のファンに向けて「ありがとう!心から!」と大きな声で呼びかけていた。

【通常版】『劇場版忍たま乱太郎』劇場用プログラム_表紙

<STORY>
『土井半助』失踪、『天鬼』襲来。
タソガレドキ忍者・諸泉尊奈門との決闘に向かった後、消息を絶ってしまった土井先生―
山田先生と六年生による土井先生の捜索が始まる中、担任不在の一年は組では、タソガレドキ忍軍の忍び組頭・雑渡昆奈門と、尊奈門が教壇に立つことに!
そんな中、きり丸は偶然、土井先生が置かれた状況を知ってしまうのだった。
一方、土井先生捜索中の六年生の前に突如現れたのは、ドクタケ忍者隊の冷徹な軍師・天鬼。
その顔は、土井先生と瓜二つで―
忍たま達に立ちはだかる最強の敵を前に、今、強き「絆」が試される。
果たして乱太郎、きり丸、しんべヱたちは、土井先生を取り戻すことができるのか―⁉︎

原作:「落第忍者乱太郎」尼子騒兵衛(朝日新聞出版刊)
テレビアニメシリーズ「忍たま乱太郎」
「小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師」
(原作・イラスト:尼子騒兵衛/小説:阪口和久/朝日新聞出版刊)

出演:高山みなみ 田中真弓 一龍斎貞友 関俊彦
大塚明夫 岡野浩介 間宮康弘 森久保祥太郎 代永翼
成田剣 保志総一朗 渋谷茂 神奈延年 置鮎龍太郎 鈴木千尋
小田敏充 金丸淳一 山崎たくみ 東龍一

スペシャルゲスト:大西流星 藤原丈一郎

監督:藤森雅也
脚本:阪口和久
音楽:馬飼野康二
主題歌:「ありがとう心から」/ テーマ曲:「勇気100%」 なにわ男子
キャラクターデザイン:新山恵美子
アニメーション制作:亜細亜堂
配給:松竹
製作:劇場版忍たま乱太郎製作委員会
公式X:@nintama_eiga
ⓒ尼子騒兵衛/劇場版忍たま乱太郎製作委員会

12月20日(金)劇場公開