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松山ケンイチ、北川景子らが登壇 『の・ようなもの のようなもの』の“笑い納め の・ようなもの”イベント&プレミア試写会舞台挨拶!

故・森田芳光監督伝説のデビュー作『の・ようなもの』公開から35年の時を経て遂に完成!

タイトルロゴ

松山ケンイチ&北川景子、和服で大喜利に挑戦!
森田芳光監督命日にゆかりのキャスト大集合!

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故森田芳光監督の命日にあたる12月20日、『の・ようなもの のようなもの』の“笑い納め”スペシャルイベントが東京・新宿末廣亭で、その後プレミア試写会舞台挨拶が行われ、主演の松山ケンイチ、北川景子、伊藤克信、杉山泰一監督他登壇した。

森田監督のデビュー作『の・ようなもの』の35年後が描かれた本作。新宿末廣亭に松山ケンイチ、北川景子、伊藤克信、杉山監督が和服姿で登場。

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松山は、「(末廣亭に)観客として来たことはあったけど、こっち側に座ると何か面白いことを言わなきゃいけないんじゃないかと汗かいちゃって緊張します。」と言うと「僕は(高座に座ったことは)あるけどね!35年振りにここに帰ってきて感無量です!」とつかさず伊藤。和やかな雰囲気の中、古今亭志ん丸が進行し大喜利がスタート。杉山監督はお題を「恋愛」についてとき、松山は、「青春とかけまして、エスプレッソのようなものとときます。その心は―最後に苦味が残ります」と言うと、観客か「おお!」という声とともに上がり拍手に沸いた。続く、北川は「落語とかけまして、オシャレのようなものとときます。その心は―どちらもセンス(扇子)が必要です」と、言うとまた会場から拍手が。トリを務める伊藤は「人生とかけまして、ボーリングのようなものとときます。その心は―まっすぐいったり曲がったり。」と、これまた見せつけ場内を大いに盛り上げた。

冴えない落語家を演じた松山について、北川は「いざ(高座に)上がられると憑依したみたいで本物の落語家さんのようでした!」と撮影を振り返り、松山は志ん丸師匠のちょっと変わった指導の元、猛特訓したエピソードを語り、最後は松山の掛け声により三本締めを行った。

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続いて、新宿ピカデリーで行われたプレミア試写舞台挨拶では和服から一転、スーツ&ドレス姿で再登場し、『の・ようなもの』に出演していたゆかりのキャスト野村宏伸、大野貴保、小林まさひろも駆けつけ、同窓会のような雰囲気に。
松山は『椿三十郎』の撮影時、北川は『間宮兄弟』(06)のオーディション時、そして野村も「僕のデビュー作が森田さんの作品でした。俺のまねをすればいいんだよ、と監督が教えてくれて映画の面白さを教えてくれました」と各々が森田監督を偲びながら思い出深いエピソードを披露。杉山監督は「『の・ようなもの』は森田監督が主人公の落語家のたまごに自身を被せた作品。もし彼がまだ生きていたらきっとこの作品はうまれなかった。俺はただでは死なないぞ!とよく言っていたので(笑)、そういう執念を感じながら撮影してきました。」と温かい面持ちで語った。

最後に松山はこれから上映を観る観客へ向けて、「これは落語の話ではなく、落語家の青春映画です。これから観てもし気に入って頂けたなら、ぜひ疲れてしまっている周りの人達を連れて観てもらいたいです。たのしい温かい気持ちになれると思います。」とメッセージを送った。

ポスタービジュアル

『の・ようなもの のようなもの』
【物語】
東京、谷中。30歳で脱サラ、落語家になるものの、いまだ前座の出船亭志ん田(松山ケンイチ)。師匠、志ん米(尾藤イサオ)の自宅に住み込み修行中だが、「小学生が国語の教科書を読んでいる」ような落語で、全然パッとしない。同居している師匠の娘、夕美(北川景子)に秘かな想いを寄せているが、彼女にはいつもイジられっぱなし。
ある日、志ん田は志ん米から、以前、この一門にいた兄弟子・志ん魚(伊藤克信)を探し出すよう命じられる。志ん米の師匠、志ん扇の十三回忌一門会に、スポンサーである斉藤後援会長(三田佳子)のご機嫌とりのため、彼女お気に入りの志ん魚を復帰させようという魂胆。
すったもんだの挙句、夕美と張り込んだ墓地で見つけ出した志ん魚は、落語とは無縁の生活を送る55歳の男になっていた。志ん扇が亡くなってから、もう二度と落語はやらないと誓っていた志ん魚の頑な心を動かすべく、志ん米の命令で志ん田は志ん魚と男2人のおかしな共同生活を始めることに。
志ん田は、のん気に暮らしながらも、自分らしく、楽しく生きる志ん魚の姿に、自分の中に足りない何かを見つける。一方の志ん魚も、不器用ながらもまっすぐな志ん田の姿に昔の自分を重ね、忘れかけていた落語への愛を思い出すようになっていた。
果たして志ん田は落語も恋も最高の“オチ”を見せることができるのか?

出演:松山ケンイチ、北川景子
伊藤克信、尾藤イサオ、でんでん、野村宏伸
鈴木亮平、 ピエール瀧、佐々木蔵之介、 塚地武雅、 宮川一朗太、 鈴木京香、 仲村トオル、 笹野高史、 内海桂子
三田佳子
原案:森田芳光
監督:杉山泰一 脚本:堀口正樹
企画協力:ニューズ・コーポレイション
制作プロダクション:FILM
配給:松竹 (C)2016「の・ようなもの のようなもの」製作委員会
公式サイト:http://no-younamono.jp

2016年1月16日(土)新宿ピカデリー他新春ロードショー