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『ノア 約束の舟』ダーレン・アロノフスキー監督来日!舞台挨拶に登壇!!

 ラッセル・クロウ主演、エマ・ワトソン、ジェニファー・コネリー、アンソニー・ホプキンスなど豪華キャストが勢ぞろい。『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督が解き明かす、人類史上最古にして最大の謎「ノアの箱舟」伝説を描く壮大なスペクタクル感動巨編『ノア 約束の舟』が613()より日本公開される。 

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全世界で今年3月に公開されるや、全米はじめ39ケ国でオープニング記録No.1を達成、早くも来年度のアカデミー賞の呼び声が高い本作。日本公開を記念し、513()、ダーレン・アロノフスキー監督が7年半ぶりに緊急来日。マスコミ向け完成披露試写会舞台挨拶に登壇した。

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いよいよ日本公開となり、マスコミ陣の興奮度もMAX。会場となったTOHOシネマズ日本橋では、急きょスクリーンを増やすほどの盛況ぶり。大歓迎の拍手のなか登場したダーレン・アロノフスキー監督は、「大好きな日本でこの作品を紹介することができて本当に嬉しい。アクションだけでなく、感情的な部分が描かれえている作品。ノア(ラッセル・クロウ)と、イラ(エマ・ワトソン)など登場人物たちの葛藤とドラマに注目して欲しいです」と、満面の笑みをたたえて挨拶した。 

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主人公のノア役にラッセル・クロウを起用した理由を「地球上に、“ノア”を演じることができる役者はそんなにいません。彼だったら絶対にやれると思いました。『グラディエーター』での彼を観て以来尊敬しているので、この作品でさらに偉大な俳優として紹介できてとても嬉しいです。」と説明し、ラッセル・クロウの演技を絶賛。

エマ・ワトソンについては、「エマは、『ハリー・ポッター』シリーズでずっと演じてきたが(ハーマイオニー役)、もっと別の可能性を秘めていると感じていたんです。本作では、今までとは違う大人の女性を演じていますよ」とこちらも満足げだ。

劇中に出てくる“箱舟”は、実際に制作した巨大なもの。「ブルーシートをバックにCGでもできるのですが、いろいろな奇跡が訪れる物語なので、よりリアル感を出したかった。その世界感を理解してもらい、俳優たちの演技で引き出すことができました」と語った顔には自信が満ちあふれていた。 

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「なぜ、日本でヒットすることにこだわったのか?」という問いに、「僕は、学生の頃から一番興味を持っていた街が日本・東京だったんです。建築、ファッション、写真、全てが刺激的でミステリアス。黒澤明監督の映画『用心棒』が大好きで、落ち込んだ時はいつも黒澤映画を観て元気になるんです」「『π(パイ)』という作品は、日本でヒットする自信があったんです。僕は塚本真也監督の影響もすごく受けています。主人公は“オタク”だったし。そして来日したときも、日本のみなさんが温かく僕を迎えてくれて嬉しかった。初めて話すんですが・・・、僕は昔パンクだったので髪を紫に染めていたんです。それなのに、取材陣は誰もそこを突っ込んでくれなくて・・・()。あとで日本人の友人に聞いたら、日本では年配の女性が良く髪を紫に染めるからパンクでもなんでもないと。驚きました()」とエピソードを交えて答え会場を沸かせた。 

旧約聖書には、「ノアの箱舟」の話しは、23ページしか描かれていないのだが、「この物語は現在にも通じる多くのテーマが含まれているので、いろいろ考えることができると思います」と今回のタイミングで映画化した理由を述べた。

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また、監督の来日を祝って、『ブラック・スワン』の大ファンで、エマ・ワトソンに憧れているという、女優の河北麻友子が登場。大きな花束を監督に贈り、「壮大なスケールと豪華なキャストと演出に圧倒されっぱなしでした」と目を輝かせた。 

最後にアロノフスキー監督が、「映画を見て気に入らなかったら、23回目を見てください()」とメッセージを伝え舞台挨拶を締めくくった。

 『ノア 約束の舟』公式サイト

『ノア 約束の舟』は613日(金)より
TOHOシネマズ日劇1ほかにて全国ロードショー!