藤原竜也、廣木組の撮影手腕に感動！ 神木隆之介は「いつか竜也さんや松ケンさんのように覇気を出したい！」と意欲！ 映画『ノイズ』ジャパンプレミア

映画『ノイズ』のジャパンプレミアが、1月11日、東京・日経ホールにて行われ、W主演の藤原竜也と松山ケンイチをはじめ、共演の神木隆之介、黒木華、永瀬正敏、伊藤歩と、廣木隆一監督が登壇した。

鬼才・筒井哲也が描く人気コミックを原作に、廣木隆一監督の手で実写映画化。一人の凶悪犯が持ち込んだ≪１つのノイズ≫が平和な島を飲み込み、島中の人間を巻き込んでいく驚愕の新感覚サスペンスエンターテイメント。絶海の孤島に入り込んだサイコキラーを島の青年・泉圭太が誤って殺してしまうところから物語が始まる。島の復活のため“黒イチジク”の生産に勤しむ泉圭太を藤原竜也、圭太と幼馴染の猟師・田辺純を松山ケンイチ、同じく幼馴染の新米警察官の守屋真一郎を神木隆之介が演じ、圭太の妻に黒木華、刑事・畠山に永瀬正敏のほか、伊藤歩、渡辺大地、酒向芳、柄本明ほか豪華キャストが集結した。

本作の魅力をひと言で表すように求められると、藤原は「イチジクと渡辺大地です」と答え、松山は「竜也さん、悪いっすね～」とニヤリ。神木は「（映画を観る）皆さんは、これから共犯者になるんです」と意味深に語った。

廣木監督は、娘役の子役には台本を渡さず、直前にシチュエーションだけ伝えるという方法と取ったが、黒木は「竜也さんが本当にいいお父さんでした」と微笑ましい現場を明かす。

永瀬と伊藤は3人を追い込んでいく刑事役を熱演するが、永瀬は「この物語は最初から犯人が分かっているんですが、僕らはあまり匂わせすぎないように追い詰めていきました」と振り返ると、伊藤は「私はただ永瀬さんに必死についていくだけでした」とコメントした。

藤原が「小さい頃から見ている永瀬さんですが、まあ、魅力がいっぱいの方で。そのままの緊張感を保ちつつ、チャーミングなところがあって場を和ませてくれるんです」と永瀬を称えると、永瀬は「ちっちゃい頃から･･･って引っかかるな(笑)」とツッコミを入れつつも、「藤原くんの座長ぜんとしているところが素晴らしい。周りの気配りができて、それでいて自分も演技をするわけですから」と、座長としての藤原を絶賛し、「3人に遊んでもらって楽しかったです」と嬉しそうに話した。

廣木監督特有の長回しでワンカットの撮影について、監督は「これだけの天才がいるんですから、全部通して（演技を）見たいじゃないですか。みんなは大変そうでしたが、楽しかったですよ」と笑う。

そんな撮影の中、「緊迫感が最高に高まった時は？」と尋ねられると、松山は「柄本明さんと余貴美子さんのシーンです」と答え、「予想外の緊迫感があった。観客の皆さんの反応が気になりますね」と注目ポイントを吐露。神木は「『ここから最初から最後まで撮る』とワンカットで撮ると聞かされたときです。いろんな感情が渦巻くので、ちゃんとできるかな？よし、やってやろう！というふうに気持ちが高まりました」と。

同じ質問に藤原は「夜方に撮影するシーンをワンカットで撮ることになったのですが、絶対に24時を回ると思ったら、18時頃から始まって19時半くらいには撮り終わった。スタッフ、キャスト全員の士気が高まりました」と、廣木組の魅力を伝えた。

また、藤原に「いつも緊張されていないように見えますが、緊張したことはありますか？」と伊藤が質問すると、「この作品で言うと、TVカメラに向かってイチジクの宣伝をするシーンがあるのですが、セリフの書き換えがあって、撮影の15分前になってもそれが届かなかったんです。本当に一番緊張しました(笑)」と、見どころも含めて話していた。

最後に、神木は「今年も体調に気をつけて笑顔で過ごしたい。そして、いつか竜也さん、松ケンさんのように覇気が出ればいいなと思っています」と目を輝かせ、松山は「自分のペースを乱さず、今年もいろんなことにチャレンジし続けていきたい。映画をぜひ劇場でご覧ください」とし、藤原は「大変な時期は続きますが、（この作品を）一人でも多くの方に観ていただいて、楽しかった、良かったと言っていただければ嬉しいです」とメッセージを送りイベントを終了した。

映画『ノイズ』
絶海にぽつりと浮かぶ孤島“猪狩島”――過疎化に苦しむ島だったが、島の青年・泉圭太（いずみけいた）が生産を始めた“黒イチジク”が高く評価され、島には地方創生推進特別交付金５億円の支給がほぼ決まり、島民たちには復活という希望の兆しが見えていた。そんな平和な日常がある男の登場によって一変する。男の名前は、小御坂睦雄（こみさかむつお）。圭太と幼馴染の猟師・田辺純（たなべじゅん）、新米警察官の守屋真一郎（もりやしんいちろう）の3人は小御坂の不審な言動に違和感を覚え追い詰めていくが、その日の夕方、圭太の娘の失踪を機に、誤って小御坂を殺してしまう。

島の未来、そして家族の未来を守るため、３人はこの殺人を隠すことを決意。しかし、小御坂の足取りを追って県警が大挙に押し寄せて静かな島は騒然とする――。なんと小御坂は元受刑者のサイコキラーだったのだ。圭太たちの殺人、警察の捜査、島民たちの結束、そして次々と増える第2、第3の死体…。果たして圭太たちはすべてを隠し通せるのか！？凶悪犯が持ち込んだ一滴の悪意＜ノイズ＞が、染みのように徐々に広がっていき、平和な島を飲み込んでいく。そして、あなたの想像を裏切る衝撃の結末が待ち受ける―。

主演：藤原竜也　松山ケンイチ
出演：神木隆之介　黒木華　伊藤歩　渡辺大知　酒向芳　迫田孝也
鶴田真由　波岡一喜　／　寺島進　／　余貴美子
柄本明　／　永瀬正敏
原作：筒井哲也「ノイズ【noise】」(集英社 ヤングジャンプ コミックス GJ刊)
監督： 廣木隆一
脚本： 片岡翔　　音楽： 大友良英
企画・プロデューサー：北島直明
製作・企画： 日本テレビ放送網
制作：クレデウス
配給：ワーナー・ブラザース映画
クレジット：　©筒井哲也/集英社 ©2022映画「ノイズ」製作委員会
公式サイト：https://wwws.warnerbros.co.jp/noisemoviejp/
公式Twitter：@noise_movie　#ノイズ

２０２２年１月２８日（金）　全国ロードショー

◆映画『ノイズ』　本予告