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相思相愛の清水尋也&高杉真宙「共演するたびに刺激をもらう」映画『オアシス』公開記念舞台挨拶

アウトローに生きる若者達の“青春”と“居場所”を描いた、異色のヴァイオレンス青春映画

タイトル

清水尋也×高杉真宙、伊藤万理華、岩屋拓郎監督登壇
「共演するたびに刺激をもらう」
相思相愛の清水尋也&高杉真宙
2人がいたから紅花でいれたと絶賛する伊藤万理華

集合メイン

山戸結希、松居大悟、三宅唱、岸善幸、箱田優子ら、数多くの監督の映画・ドラマ作品に助監督として参加してきた岩屋拓郎監督が、映画企画コンペにて本企画が新人賞を獲得し、鮮烈な長編デビューを飾る映画『オアシス』が2024年11月15日より新宿武蔵野館ほか全国公開し、16日に池袋HUMAXシネマズにて公開記念舞台挨拶を行った。

<イベントレポート>
映画企画コンペにて新人賞を獲得した、バイオレンス青春映画『オアシス』がついに公開!初日翌日の11月16日には都内映画館で公開記念舞台挨拶が実施され、主演の清水尋也、高杉真宙、共演の伊藤万理華、そして岩屋拓郎監督が参加した。

満員御礼で行われたこの日。長編映画監督デビュー作の念願の封切りに岩屋監督は「関わってくれた皆さんの力でここまで来られたと実感しているので、嬉しいという気持ちが一番です」と感激していた。

清水尋也

2012年放送のTVドラマ『高校入試』以来、『渇き。』『逆光の頃』『東京リベンジャーズ2血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』で共演してきた清水と高杉。高杉が「10代の頃から沢山共演してきたけれど、こうしてW主演という形で御一緒出来て非常に嬉しい」としみじみすると、清水も「感慨深いです。撮影が終わって映画が完成して皆さんが喜んでくれていることを感じると、改めてありがたい事だと実感しております」とW主演としての再会を喜んだ。

お互いの存在について高杉は「尋也と共演するたび自分のモチベーションが上がる。共演することで自分の演技について考えさせられることが多い。彼には羨ましいと思うことが多いので」と述べると、清水も「共演するたびに刺激をもらう。動向が気になる存在は真宙しかいない。今回も高め合って出来たし、真宙だからこそ寄りかかることが出来た。真宙がいたから自分の役が成り立った」と高杉愛熱弁。高杉は「プライベートではゴハンとか全然行かないけれど、久々に会っても久々感がない。それが不思議。いい感じです」と相思相愛だった。
一方、様々な苦労にあいながらも前向きに生きている紅花を演じた伊藤は「主演のお二人に引っ張っていただいて、お二人のコンビネーションがあったからこそ成立した気がした」とW主演の二人に感謝。撮影中には「現場で炊き出しが出た時に『一緒に食べよう』と言ってくれた。まるで遠足みたいで楽しかった」と二人の優しさに触れたようだった。

高杉真宙

そんな伊藤と高杉は『賭けグルイ』以来の共演。当時の高杉の印象を聞かれた伊藤が「当時とはだいぶ印象が違う。そもそも当時は挨拶程度でそこまで会話をしていなかったので…。大人になられたなと」と笑うと、高杉は「当時も大人だったけれど…」と照れ笑い。高杉は当時の伊藤の印象について「衣装も男の子っぽくて髪の毛も短かったので、最初にお会いした時は『男の人?あれ?』となった」と現在とは全く違う感想を抱いていたと話した。

伊藤万理華

そんな中、清水は高杉の性格について「実は面白い人」と打ち明け「ボケるとツッコんでくる。ツッコミ体質」と分析。これに高杉が照れながら「あなた、ふざけてますよね?」とツッコむと、すかさず清水は「はい、ナイスツッコミ~!」と大興奮だった。

本作は“かけがえのない友との絆”を描いた作品。それにちなんで『自分にとって“かけがえのないもの”』を発表。高杉は「ゲーム。僕の人生それ一本」、伊藤は「友達」、岩屋監督は「サウナ」と返答した。そして清水は「白米」といい「毎日食べていて米が好き。そんな白米のポテンシャルを引き出すのは納豆。固めのプリッとしたお米に納豆。それが僕のかけがえのない存在です」と納豆ご飯愛を熱弁していた。

最後にW主演の高杉は「作品一つ一つには色々な思いがあり、参加する僕らも作るタイミングで色々なストーリーがあります。その思いを受け取ってほしいとは思うけれど、それとはまったく関係なく作品を観ていただきたいです。『オアシス』が皆さんにとって大切な映画になったら嬉しい」とアピール。清水も「親交のあった岩屋監督の始まりを一緒に迎えることが出来て嬉しいです。この映画は僕らが普段過ごしている日常とかけ離れたストーリーかもしれないけれど、そこに描かれる迷いや葛藤は我々が生活する中で直面するものと通ずるものがあります。本作の中から自分の人生に共通するものを見つけていただき、大切なもの、居場所に思いを馳せるようなきっかけになれば」と呼び掛けた。

岩屋監督

岩屋監督は「映画が無事に公開出来てすべての人に感謝です。上映が始まったら映画は観た人のものになります。僕らの手から離れて寂しい気持ちもあるけれど、観ていただいた人に何かが残り、沢山の方々に広がったら嬉しいです」と大ヒットを祈願していた。
(オフィシャルレポートより)

【FIX】映画「オアシス」本ビジュアル

映画『オアシス』
<あらすじ>

富井ヒロト(清⽔尋也)と金森(高杉真宙)、そして紅花(伊藤万理華)は幼馴染で青春時代を共に過ごした仲間だったが、ある事件をきっかけにバラバラに人生を歩むことになってしまう。
数年後、社会からはみ出した富井は、ヤクザである菅原組の組員となり、組長(小木茂光)に認められ、組員の中で頭角を現し、いつしかそこが、富井の居場所となっていた。一方、金森は社会から逃げるように荒くれものたちが集まる犯罪組織で自堕落な生活を送り、喧嘩や裏稼業に明け暮れる毎日。菅原組も迂闊に手を出せない程にその名を轟かせていた。

「道が違えば殺し合う-」、そんな世界に身を投じてしまった富井と金森。
親友だった2人は、一触即発の敵対関係となっていた。

「ほんのちょっとのことで、すれ違ったのかな…」
かつて自分が大切にし、手放したものについて考えを巡らす2人。
社会からはみ出してしまい、絶望と一瞬の幸福を味わいながら、アウトローに生きる者達の“青春”と“居場所”の物語。

■出演:清水尋也 高杉真宙
伊藤万理華
松浦慎一郎 杏花 林裕太 /⻘柳翔(友情出演)
津田寛治
窪塚俊介 /小木茂光
■監督・脚本:岩屋拓郎
■製作:藤本款 前信介 直井卓俊
■プロデューサー:前信介  ■共同プロデューサー:秋⼭智則 直井卓俊 ■アソシエイトプロデューサー:⼩宮誠
■製作:「オアシス」製作委員会 製作幹事:クロックワークス
■共同幹事・制作プロダクション:グラスゴー15
■配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS
■コピーライト :©2024『オアシス』製作委員会

■公式HP:http://oasis–movie.com
■公式X:@OASIS_MOVIE2024  (R15+)

2024年11月15日(金)より新宿武蔵野館ほか全国公開中