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菅田将暉、「過酷な撮影も重岡大毅との関西弁で癒された」映画『溺れるナイフ』初日舞台挨拶

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映画『溺れるナイフ』が11月5日に初日公開を迎え、東京・TOHOシネマズ新宿にて、キャストの小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音、志磨遼平(ドレスコーズ)と、山戸結希監督が舞台挨拶に登壇した。

本作は、講談社「別冊フレンド」に連載され(04年~13年)、洗練された世界観と、リアルな心理描写で熱狂的に愛され続ける少女マンガ「溺れるナイフ」を映画化。小松菜奈、菅田将暉W主演、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音という最旬キャストの発表に、「このキャスティング、この実写映画化は奇跡!」とSNSを中心に話題沸騰となった。また、監督は、日本映画界最注目の新鋭・山戸結希。気高く危うい10代の破裂しそうな恋と衝動を描いた、誰も出会ったことのないラブストーリーが誕生した。

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和歌山の大自然を舞台に、昨年9月に17日間という短い期間の中で撮影が遂行された本作。時間的にも天候的にも厳しい撮影が強いられ、これまで数々の撮影現場をこなしてきた菅田でさえハードな撮影現場だったと語り、「この映画が完成して公開したことが信じられないくらいうれしい。壮絶な現場がある種、僕らの熱になって何としても撮ってやろうと思って作った作品」と、今作品への強い思い入れを吐露。さらに、注目のキスシーンにも触れ、「このキスシーンは、この作品ならではです」と笑った。

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小松も「壮絶な現場でしたが公開を迎え素直にうれしい」と笑顔をみせる。上白石は「尊敬するキャストのみなさんと一緒に同じ空気を吸って演じられてうれしかったです」と撮影の感想を語ると、本作が映画初出演にして、主題歌も担当するドレスコーズの志磨は「まさか映画に出るなんて思わなかった」としながらも、「私は山戸結希監督のファンなので、監督の作品でなければ演技することもなかったと思います。この作品に関われて光栄です」と山戸監督にラブコール。

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本作について小松は「12歳のころからモデルをしていますが、モデルの経験がなかったら表現できないこともある」と分析し「演じた夏芽もモデルから女優になったことは同じ道を辿っているのでよかったかな」と、自身の経験が生かされたこと実感していた。
菅田にとって今作が初の恋愛映画で主演。感想を聞かれると「(恋愛作品で演じる主人公)は常にかっこよくて、美しく気高くなければならい」と真摯に持論を展開。

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そんな小松と菅田の発言を受けて山戸監督は「『私は2人の人生で一番輝いている瞬間を撮ってやる!』という熱い気持ちで撮影していました」と振り返り、その出来栄えに満足げ。作品の中で好きなシーンについて話が及ぶと、上白石と小松は、「夏祭りでの菅田くんと重岡くんのシーンがお気に入り」と意見が一致。菅田は「俺ら関西出身だからかな、うまくいったのは」と、この日も重岡と軽快な関西弁トークを披露していた。

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映画のタイトルにちなみ「溺れてみたいモノ・コト」は?との質問に、小松が「食べ物検索アプリを使って実際にお店に行くことに溺れている」と語れば、菅田は「脱毛に溺れている」と衝撃の発言。重岡は「上白石ちゃんに溺れている」とさらなる衝撃発言が飛び出し、会場を沸かせた。重岡が「上白石の歌が好きでよく聞いている」と話すと、上白石から「何の曲が好き?」と聞かれ、しどろもどろ・・・。すぐさま「聞いてないな!」とツッコまれ、和気あいあいとした空気が会場を包み込んだ。

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最後に「映画は簡単に公開されるものではない。たくさんの方の力があってできた作品ということを痛感した作品」と菅田。小松は「撮影は17日間というタイトな撮影で本当に過酷で、全てが当たり前じゃないんだなって思いました。モノづくりの大変さを痛感しました。ぜひ、劇場に足を運んでほしいです」とアピールし舞台挨拶を締めくくった。
その後、海をイメージした青色のポンポンを持った500人の観客をバックに登壇キャストと山戸結希監督とともにフォトセッションを行い、みんなで映画の大ヒットを祈った。

メイン

『溺れるナイフ』
出演:小松菜奈 菅田将暉
重岡大毅(ジャニーズWEST) 上白石萌音 志磨遼平(ドレスコーズ)
原作:ジョージ朝倉『溺れるナイフ』(講談社「別フレKC」刊)
監督:山戸結希
脚本:井土紀州 山戸結希 音楽:坂本秀一
配給:ギャガ
(C)ジョージ朝倉/講談社 (c)2016「溺れるナイフ」製作委員会
映画公式サイト:http://gaga.ne.jp/oboreruknife/

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