杏・映画初主演で、
アマチュア・オーケストラ(老人だらけ)の指揮者に!
初のバイオリン演奏にも挑戦!
『オケ老人!』
杏、初主演の映画「オケ老人!」が映画化決定した。テレビドラマ、CM、映画と様々なジャンルで名実ともに若手NO.1女優である杏、実は映画は初主演となる。
アマチュア・オーケストラ、通称アマオケの数が世界一の国が
日本であることをご存知でしょうか?
日本でのクラシック音楽ファンの数は多く、年齢・性別に関わらず、その人気は衰えることを知らない。
そういった普遍的な人気を誇るクラシック音楽の世界を舞台に一人のクラシックファンの若き高校教師と平均年齢世界最高齢のアマオケ・メンバーが繰り広げるダメ人間たちが音楽を作り上げる喜びに目覚め、失敗を重ねながらも奮闘し、成長していく姿を描いたドラマが誕生する!
主人公・小山千鶴にはNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」の主演で大ブレイクし、続く池井戸潤原作の民放連続ドラマ「花咲舞が黙ってない」「花咲舞が黙ってない2」で正義感を持って不正と闘うヒロインを好演、高視聴率を叩き出し、続くCX月9ドラマ「デート」でもコメディエンヌ本領発揮の魅力ある演技で話題を呼び、名実共に若手人気女優ナンバーワンの杏が映画初主演!
彼女の伸び伸びとした四肢を網羅し、指揮する姿に観る者は必ず心を奪われるはず!老人たちをリードし、最高のアマオケ、オケ老人たちを導いていく彼女のど根性スピリットを描く。
実は、原作では男性が主人公の本作。「主人公を女性に書き換えようという発想が生まれた瞬間、全員が思い描いたのが杏さんでした。彼女の底抜けに明るい笑顔と伸びやかな四肢を活かしてタクトを振る姿こそが老人達を叱咤激励していける唯一無二の存在であると確信したとき、この映画は動き出したのです。」とプロデューサーの前田氏が語る通り、この映画に杏が及ぼす影響は大きい。
今回の役どころは、かなり上級のアマチュア・オーケストラのバイオリン部に参加するという設定でそのために、杏自身も多忙なスケジュールを縫って、撮影に入る半年以上前から人生初のバイオリンの練習を始めた。その上達ぶりは一回目のレッスンからバイオリン指導者を驚かせ、通常なら2~3年かかる基本的なボーイング(弓の扱い)に始まる演奏の基礎をわずか一ヶ月で覚えてしまった。演奏するにあたって、できる限りリアリティを持たせようとする真剣さが伺える。
高校教師・千鶴が間違って入団した老人だらけのオーケストラ。ダメ人間たちの目覚めと友情が作り上げる最高のコンサートに泣いて、笑って最後には胸をほっこりさせ、クラシック音楽をより身近に感じる、<痛快スポ根クラシック音楽ドラマ>が心躍る感動をお届けする。
さあ、皆さん、ハートでタクトを振る準備はOKですかぁ~!?
<ストーリー>
〈オケ老人!〉のオケは、「棺桶」のオケではありません!
〈オケ老人!〉のオケは、「オーケストラ」のオケなのです!!!
「オケ」であって、「ボケ」でなし!
梅が岡高校に赴任してきた数学教師の小山千鶴は着任早々地元の文化会館でのアマチュアのオーケストラの演奏を聴き、入団を決意する。千鶴は趣味で学生時代からオーケストラでバイオリンを弾いていたのだ。けれども向かった【梅が岡交響楽団】は、老人ばかりのオケだった。どうやら、先日感激したコンサートはエリート集団の【梅が岡フィルハーモニー】という全く別のオーケストラだったらしい。ややこしいことに小さな町にはアマチュアのオーケストラが二つ存在していたのだ。ただ、こちらの「梅響」はまるで、のだめのSオケ。いや、年寄りばかりでそれ以下。けれども、若者の入団を大喜びする老人たちに千鶴は自分の勘違いを言い出せないまま、梅が岡交響楽団に参加することになるのだが予想以上のダメダメ振りに、抜け出そうと奔走するもなんだかんだと辞められず、ついには指揮棒を振るはめに・・・。そんなとき、フランスから世界最高と言われる指揮者ロンバールが来日、「梅フィル」を指揮することになるのだが・・・。
紆余曲折を経て、感動的な音楽を演奏するオケに成長していくパワフルな老人たちと千鶴。
老人集団「梅響」と音楽エリート集団「梅フィル」という二つのアマチュア・オーケストラの対立がそのまま彼らの背景にある商店街と大型電器店との確執につながる社会問題、加えて、ライバル同士の息子と野々村の孫娘和音の間に芽生えるロミジュリ張りの恋物語も絡んで大騒動が起きていく。そんなストーリーに彩られたダメダメのアマチュア・オケ老人と千鶴先生の痛快ド根性物語!!!
そして、各所で流れる心躍るクラシックの音楽が全編を彩り、ラストは感動のクライマックスへ!
■監督・脚本・・・細川 徹
1971年生まれ。
コントユニット“男子はだまってなさいよ!”を主宰。2000年代のシティボーイズ・ライブでは作・演出を担当。構成作家として「笑う犬の情熱」等のTV番組を手がける。脚本家、放送作家、演出家、映画監督、構成作家など多彩な顔を持ち、シュールで独特な笑いには定評があり、ファンも多い。
映画「少年メリケンサック」ほか、役者として出演するなど、マルチに活躍。「ぱいかじ南海作戦」で長編映画初監督を務め、本作「オケ老人!」が2作目の監督作品となる。
原作:「オケ老人!」 著:荒木 源 小学館文庫刊
荒木 源(あらき げん)・・・
1964年京都府生、東京大学文学部仏文科卒。
朝日新聞社社会部勤務等を経て、03年「骨ん中」にて、作家デビュー。 2010年『ちょんまげぷりん』が錦戸亮主演で映画化され、大ヒットを記録する。さらに、「探検隊の栄光」は、2015年10月16日に公開を控えており、著作の映像化が相次いでいる注目の作家である。
■コメント
主演・杏
楽器演奏に指揮に初チャレンジの多い作品ですが、愛すべきキャラクターが沢山いる原作です。
本読みをしただけで笑いと涙が出てきました。
初、主演という言葉は重いですが、人生の大先輩方のお力を借りて、頑張りたいと思います!
監督・細川徹
初稿を書いたのが、4年前。あれから回を重ねて、いくつもの偶然も重なり、時間をかけたからこそ生まれたアイデアもたくさんあり、4年かかったから、主役の杏さんをはじめ、最高のキャストが揃ったのだと、今、撮るべき映画だったんだなと思います。
杏さんは様々な素敵な作品を拝見していましたが、実際、お会いしてみると、作品の魅力もさることながら、ご本人の魅力がすごく大きいんだと実感しました。そんな杏さんと仕事ができるのが最高に楽しみです。他のキャストの方々も衣装合わせやリハーサルから笑いが絶えません。おもしろくなる気しかしない最高のキャスティングです。そんなジャンルはないけど、老人音楽モノの最高峰となるでしょう。お楽しみにしてください!
原作・荒木源
「オケ老人たちの音楽が本当に聞こえてきたら――。映画化を心待ちにしていました。可愛くてカッコいい最高のキャストを得て、素晴らしい作品になることを確信しています」
2015年10月8日クランクイン予定~11月予定:撮影(約4週間)
2016年、全国ロードショー!