山﨑賢人＆染谷将太は相思相愛！ ゆるい空気感がピッタリ！ 映画『陰陽師 0』ジャパンプレミア

映画『陰陽師 0』のジャパンプレミアが、4月4日、東京国際フォーラムにて行われ、主演の山﨑賢人をはじめ、共演の染谷将太、奈緒、板垣李光人、國村隼、北村一輝、小林薫と佐藤嗣麻子監督が登壇した。

本作は、平安時代に実在した《最強の呪術師》安倍晴明の活躍を描いた、夢枕獏の大ベストセラーシリーズ小説「陰陽師」を元に、安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描いた完全オリジナルストーリー。

呪術の天才と呼ばれる若き日の安倍晴明を山﨑賢人、晴明と衝突しながらもバディになっていく貴族・源博雅を染谷将太、物語の発端となる事件に巻き込まれる皇族の徹子女王を奈緒が演じ、板垣李人、國村集、北村一輝、小林薫と晴明をとりまく豪華キャスト陣が集結。
原作・夢枕獏の全面協力のもと、『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズの佐藤嗣麻子が監督を務めた。夢枕獏と佐藤監督は昔からの知り合いで、以前から映画化を佐藤監督に託していたという。

本作で最高のバディを組むこととなる山﨑と染谷。相棒としてのお互いについて、山﨑は「普段は博雅と晴明と全く同じというほどはないですが、二人のペースというか空気感がいい感じでゆるいんです。ゆる～く楽しい撮影ができていい現場でした」と、染谷を見やると、染谷も「メリハリが（あって）ね」と笑顔を見せ、「賢人くんがリラックスして、変に力がはいることなくお芝居をされるので、楽しかったですね。あっという間の3か月でした」と相性の良さを明かし、山﨑に感謝。

そんな二人を、奈緒は「本当に羨ましいなと思うくらいお二人の息がぴったりで、素敵だなと思いました。お二人が一緒にいることによってより物語が際立って、凄く素敵なバディだなと思いながら見ていました」と微笑む。

共演は三度目だという山﨑と染谷だが、本格的にタッグを組んだのは今回が初めて。染谷の印象について「僕のデビュー作でご一緒して。その時にすでに何年もこの世界にいて、凄く落ち着きがあって完璧な人という印象があったんですが、（今は）ちょっと抜けているところがあったり、おっちょこちょいなところがあるんですが、そのおっちょこちょいなところも冷静にいなしているところが可愛いなと思って最高だなと」と称える。

一方の染谷も「いつも飄々（ひょうひょう）と、何でもこなされるんですよね。自分は悩んで内に入ってしまうタイプなんですが、（山﨑は）悩んでいてもさ～とやりこなしてしまって、全てが本当に羨ましいですよ」と絶賛し、相思相愛の様子。

今作の魅力を「晴明と同じ気持ちになって謎を追いかけていきますが、その目線で観ると凄く入り込めると思いますし、その他にも友情や恋もあり。映画として圧倒的なクオリティがある。映像も凄いので、純粋に楽しんでもらいたいです」と山﨑。

また、本作では当時の身分の違いの恋模様も描かれているが、染谷は「エモかったですね。切なくもあり、その世界観にグッとくるものもあるし、『陰陽師0』だからこその唯一のラブストーリーじゃないかなと思います」とコメント。

帝を演じた板垣は「御門のごとく憂いが出せたらいいなと思い、動きや瞬きをゆっくりすることを意識しました」と役作りを話す。「帝の衣装を着ると動けないので、みんながワイワイしているのを遠目で見て、帝と同じように孤独を感じていました」と笑うと、徹子女王を演じた奈緒も「私も一緒！」と笑っていた。

さらに、「それぞれ、自身の相棒にしたいキャラクターは誰？」という質問があがると、山﨑は「やっぱり、博雅ですね。博雅は心で動いている人なので。心の広さ、そして気づかぬうちに動いている･･･。それが好きなので」と答え、染谷は「晴明です」と即答。「本当にいたせり尽くせりですから」と続ける。

奈緒は自身が演じた「徹子女王に恋愛相談したい」とし、板垣は晴明、國村は「自分より年上の小林さん」、北村は「自分のキャラクター以外なら誰でも(笑)」としながらも「やっぱり晴明ですね」と答えていた。

最後に、監督は「呪術もありますし、ミステリー要素もあります。サスペンス要素も切ない恋愛要素もありますので、ぜひ大きいスクリーンでご覧ください」と声をかけ、山﨑が「呪術の映像は本当に観ていて面白いし感動します。目にも見えないものがテーマになっていますが、目に見えるものだけが全てではないということを感じてもらえれば。人間として本当に大事にするべき心の部分が描かれています。エンターテインメントとして楽しんでいただければ。日本の呪術はここから始まります！」と力強くメッセージを送り、イベントを締めくくった。

＜STORY＞
呪いや祟りから都を守る陰陽師の学校であり省庁――《陰陽寮》が政治の中心だった平安時代。呪術の天才と呼ばれる若き安倍晴明は陰陽師を目指す学生とは真逆で、陰陽師になる意欲や興味が全くない人嫌いの変わり者。
ある日晴明は、貴族の源博雅から皇族の徽子女王を襲う怪奇現象の解決を頼まれる。衝突しながらも共に真相を追うが、ある学生の変死をきっかけに、平安京をも巻き込む凶悪な陰謀と呪いが動き出す――。史上最強の呪術エンターテイメントが幕を開ける！

【作品情報】
◇タイトル：『陰陽師0』
◇公開日：2024年4月19日(金)
◇出演者：山﨑賢人、染谷将太、奈緒、安藤政信、村上虹郎、板垣李光人、國村隼／北村一輝、小林薫
◇原作：夢枕獏「陰陽師」シリーズ（文藝春秋）
◇脚本・監督：佐藤嗣麻子（『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズ）
◇音楽：佐藤直紀
◇呪術監修：加門七海
◇配給：ワーナー・ブラザース映画
◇クレジット：©2024映画「陰陽師0」製作委員会
◇公式サイト：onmyoji0.jp
◇公式X：@onmyoji0_movie　#陰陽師0
◇公式Instagram：@onmyoji0_movie
◇公式TikTok：@onmyoji0_movie

2024年4月19日(金)伝説が始まる。