大人の色香漂う海江田醇役・豊川悦司&
恋愛映画の名手・廣木隆一監督来阪!
地元・大阪でトヨエツが関西人丸出しに!?
映画『娚の一生』が、いよいよ2月14日(土)より全国公開となります。
本作は、西炯子の大人気コミック「娚の一生」(小学館 フラワーコミックスα刊)を映画化したもので、榮倉奈々、豊川悦司をダブル主演に迎え、ほか向井理、安藤サクラらが出演。『さよなら歌舞伎町』(1月24日より公開中)、『ストロボ・エッジ』(3月14日公開)と今年公開作が相次ぐ廣木隆一監督がメガホンを取り、主題歌では、『余命1ヶ月の花嫁』(09年/廣木監督/榮倉奈々主演)と同じくJUJUの「Hold me, Hold you」が彩ります。
2月4日(水)、大阪ステーションシティシネマにて舞台挨拶が行われました。登壇したのは、実年齢と同じ52歳の独身大学教授を演じ、大阪での映画の舞台挨拶は『今度は愛妻家』(10年/行定勲監督)以来5年ぶりとなった豊川悦司さんと、豊川さんとは映画『やわらかい生活』以来8年ぶりのタッグとなった廣木隆一監督。豊川さんは、地元・大阪での舞台挨拶ということで、すっかり関西人丸出しのコメントが飛び出しました!
★舞台挨拶
◆まずはひと言ご挨拶をお願いします
豊川:海江田醇役を演じました、豊川悦司です。よろしくお願いします。
監督:…本当は榮倉がここに立つはずなんですが、お仕事の関係で来れなくて、僕ですみません(笑)。
◆お2人は、『やわらかい生活』という2006年公開の映画以来、撮影としては8年ぶりのタッグとなったわけですが、今回久しぶりにお仕事をご一緒されていかがでしたか?
豊川:監督には絶大な信頼を寄せているので、この映画の責任はすべて廣木監督にあります(笑)。大好きな監督さんで、今回も廣木監督がメガホンを取るということで、「ぜひ」とやらせていただきました。
監督:前の作品のときも難しい役どころでしたが、今回は原作がコミックということで、生身の人間として実在させてもらってすごく助かりました。
◆豊川さんは、今回海江田(かいえだ)醇(じゅん)というとても大人な男性を演じてみて、いかがでしたか?実際の豊川さんのご年齢と同じですよね?
豊川:そうですね。西炯子さんの原作のほうのファンの方もたくさんいらっしゃるので、なるべくそのイメージを壊さないように、いろいろ考えたところもあるだけに、納得していただけると嬉しいです。
◆監督は、豊川さんの役作りについて、何かお願いなどされたんですか?
監督:全然(笑)。豊川さんが作ってくれた海江田という人物に、撮影中もみんな魅了されて、すごく溶け込んでましたね。
◆共演者の皆様も大変豪華ですが、豊川さんはとくに榮倉奈々さんとは初共演ということで、いかがでしたか?
豊川:すばらしい女優さんで、彼女がつぐみでなければ、僕も海江田さんを演じることが出来なかったと思いますね。
◆監督は、『余命1ヶ月の花嫁』からは久しぶりですが。
監督:すごく大人になってましたね。でも子供の部分がある性格は変わらないので、それがうまく作用してつぐみというキャラクターを作ってくれたと思います。
◆豊川さんは、関西弁の役ですよね?台本もすべて関西弁で書かれていたのですか?
豊川:そこが海江田さんと共通するところだと思いますが、僕自身大阪を離れて結構経つので、自分の関西弁が大丈夫かなと思い、撮影中は昔の上方漫才の音源を聴いたりしてましたね。海江田さんの関西弁は、今の若い人がしゃべる関西弁とはまた違うと思うので。
◆今はもうあまり関西弁でお話しされないんですか?
豊川:(関西弁のイントネーションで)そんなことはないんですけど…。今日は名古屋と大阪で取材を受けていたんですが、インタビュアーの方が関西弁だと、だんだんうつって来ますね。
◆でしたら関西弁で行きましょうか(笑)。でも大阪もずいぶん変わりましたよね。びっくりされませんでした?
豊川:(関西弁で)大阪駅のあたりとかはびっくりしましたね。この大阪ステーションシティシネマも新しいんですよね。僕の知ってる梅田が表参道になってしまったんか!?と思いました。でも歩いてる人がみんな関西人丸出しだったんで、ああ、関西やな、と(笑)。
◆監督はよくいらっしゃってますよね?
監督:実は先々月も来たんですが、元気な感じがしますよね。源は何なんでしょう。関西の人はすぐ触ってくるんですか?怖っ(笑)。
◆そして撮影は三重県と、一部は京都でも撮影されたそうですが、劇中に出てくるつぐみのおばあちゃんの家がとても素敵ですね。
豊川:三重県の伊賀上野と京都ですね。スタジオで組むセットとは違って、風が吹いたり天気が変わったり、僕はロケーションが大好きなんですが、今回は本当にあのお屋敷も含めてすごく良かったです。
◆資料によりますと、地方ロケの時はお酒を結構飲まれてたとか?
監督:僕の部屋が、スタッフとの宴会場みたいになってしまってまして、毎晩うるさくやってたもんですから、榮倉とか豊川さんも参加してもらって。学生の部屋飲みのノリですよね。
豊川:今回はとても良いチームで、撮影が進むにつれて、監督も俳優もスタッフさんも、この映画を作るということを本当に楽しんでやっていたと思います。
◆では最後に、これから映画をご覧いただく皆様にメッセージをいただけますでしょうか。
監督:この映画は2月14日のバレンタインデーに公開されますので、どうぞ皆さんに薦めていただけたら嬉しいです。
豊川:(関西弁で)今日のこの舞台挨拶は、特別先行上映ということで、チケットがちょっと高いんですよね。その差額を埋めるだけのトークが出来たのかどうなのか(笑)。どうぞ映画も楽しんでください。
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『娚の一生』
きっとあなたの側にある。寄り添い生きる、優しい愛の物語。
東京で忙しくキャリアを積み、辛い恋愛をしていた堂薗(どうぞの)つぐみ(榮倉奈々)は本当の幸せと恋愛に臆病になっていた。なにもかもに疲れ、仕事を辞めて、祖母が暮らす田舎の一軒家でゆっくりと自分の人生を見つめなおすことを決意する。そんな中、期せずして迎えた祖母の死をきっかけにそこで52歳独身の大学教授・海江田(かいえだ)醇(じゅん)(豊川悦司)に出会う。生前祖母から鍵を預かっていたと言う海江田との奇妙な同居生活が始まった。つぐみに好意を抱いたという海江田の求愛に戸惑いを感じるつぐみだったが、次第に心を開いてゆくー。大人の男女ならではのラブストーリー!
<監督>廣木隆一 <原作>西炯子「娚の一生」(小学館 フラワーコミックスα刊)
<主題歌>JUJU「Hold me, Hold you」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
<出演>榮倉奈々 豊川悦司 / 安藤サクラ 前野朋哉 根岸季衣 濱田マリ 木野花 / 向井理
2015/日本/120分/配給:ショウゲート
(C)2015西炯子・小学館/「娚の一生」製作委員会
公式サイト:http://otokonoissyou-movie.jp/
2月14日(土)より全国ロードショー