映画『アウトロダブル』の完成披露試写会が、8月20日、東京・一ツ橋ホールにて行われ、W主演の藤田玲と佐藤流司、西海謙一郎監督が登壇した。
藤田主演の『ボーダーライン』(2017年)、藤田主演『ダブルドライブ‐狼の掟‐』佐藤主演『ダブルドライブ‐龍の絆‐』(2018年)の人気シリーズ第4弾にして最終章となる『アウトロダブル』。愛車も手放し金も底を着いたアベル(藤田玲)と純也(佐藤流司)が辿りついた町で出会った運命に翻弄される様を描く、アウトローな新世代のピカレスク・バディー・ムービー。
今作には藤田と佐藤とも共演し2.5次元舞台等で活躍する牧島輝、中村太郎、高橋怜也も参戦し熱い競演を魅せ、なだぎ武、千原せいじが個性全開の熱怪演”を披露している。
これまで数々の作品で共演し、公私ともに気心知れている藤田と佐藤。あらためてお互いの存在について聞かれると藤田は「2作目から流司が参加してくれたことに感謝です」と佐藤との共演を喜びつつ、「流司といると、お仕事だけどお仕事じゃないみたいです。どんなにスケジュール的に大変でも、流司といると“苦”より“楽しい”が勝つ。今日も(1日一緒で)楽しかったし、素敵な存在です」と絶対的な信頼を寄せる。
佐藤も「右に同じです」と笑顔を見せ、「笑いながら撮影を終えられた。素晴らしいバディです。楽しくいられる」と満足気。「兄貴ですから。先輩なんでお世話になってます」と話すと、いきなりヤンキー座りを見せておどける藤田に「うわ!藤田ニキ!」と大喜びの佐藤だった。
佐藤演じる純也について、藤田は「3作品通して、純也lってう変わらないんです。それが彼の持つ魅力。ダメ人間というか、ダメ可愛い。カッコいいところもあるし、真面目に喋っているところは純也の人間らしさや泥臭さを感じるんです」と称えた。
また、共演の牧島や中村らの印象について話が及ぶと、藤田は「(牧島)輝は、最初から古スロットで(笑)。本番前に『もっといけるよね』と耳打ちしたら、本当に来てくれて。才能の塊だなと。今回また好きになりました(笑)」と明かす。佐藤は「(中村)太郎は・・・別にないですね(笑)」とジョークを飛ばし、会場の笑いを誘う場面も。藤田は「(高橋)が真直ぐな瞳で『緊張してます!』って言ってきて(笑)」と、フレッシュな姿を披露していた。
さらに『千原兄弟』の千原せいじについては「怖すぎです!」と口をそろえる二人。「控室ではむちゃくちゃ明るいんですけどね。ここでは話せない芸能界の裏話とか話されていて」と、役の存在感と本人の素の気さくさとのギャップを楽しんでいた様子。なだぎについては「全部おかしいもんね」と大笑いしていた。
監督は「一番大変だったのは、“風呂のシーン”です。見えちゃいけないところがないか、コマ送りでチェックしました(笑)」と苦労を語る。
そして、本作の主題歌「BOND」は藤田と佐藤がツインボーカルとして担当している。「流司とのレコーディングは楽しかった。流司があんなにシャウトするとは思わなかった」と藤田。「最後は一緒に歌詞も作ったよね」と二人で手探りで作っていったと述懐。本作のテーマでもある“絆”がしっかりと詰まっている楽曲であることをアピールしていた。
【STORY】
腐れ縁となり、行動を共にしているアベル(藤田玲)と純也(佐藤流司)が、愛車を売った金も底をつき、辿り着いたキナ臭い街。寂れた駅前で二人がチンケな商売でジャリ銭を集めていた時に通りかかった、最高にロッキンな男・久保寺(なだぎ武)と出会い運命が転がりだす。トラブルメーカーの純也が、塚本(牧島 輝)や池畑(中村太郎)に一杯喰わされ、金貸しの藤波(内浦純一)やケツ持ちの穴熊ダルマ(千原せいじ)からマトに掛けられる始末。そして、久保寺の一人息子・則夫(高橋怜也)をも巻き込んだ事態に、アベルは立ち向かうのであった。
映画『アウトロダブル』
主演:藤田玲×佐藤流司
牧島 輝 中村太郎 高橋怜也 内浦純一 星ようこ なだぎ武 千原せいじ
監督:西海謙一郎
脚本:池谷雅夫
上映時間:79分
主題歌:「BOND」藤田玲/佐藤流司 (DOLCESTAR RECORDS)
制作プロダクション:ラインバック
制作協力:T-REX FILM
製作・企画・配給:AMGエンタテインメント
© 2022AMGエンタテインメント
■公式HP:https://outrodouble.com/
■公式Twitter:@doubledrive_m
■公式instagram:doubledrive_m
映画「アウトロダブル」2022年9月2日(金)公開決定!