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松坂桃李、「今年の目標はパディントンのように紳士に!」 映画『パディントン』公開舞台挨拶

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1月16日、東京・TOHOシネマズ新宿にて映画『パディントン」の公開記念舞台挨拶が行われ、日本語吹替版で声優を務めた松坂桃李と、斉藤由貴、三戸なつめが登壇した。

世界40ヶ国語以上で翻訳され、全世界3,500万部以上の売り上げを記録した児童小説「パディントン」を『ハリー・ポッター』シリーズのプロデューサーのもと実写映画化。全世界320億円超えを記録する大ヒットの本作は、ジャングルから家を探しにロンドンにやってきた、ちょっと野生で、とっても紳士なクマ・パディントンが大騒動を起こしながらも、やがて家より素敵なものに気づいていく、笑いと冒険の感動物語。主人公のパディントンの声を松坂桃李、パディントンを温かく迎えるブラウン家の優しいお母さんを斉藤由貴、ブラウン家の長女でしっかり者のジュディを三戸なつめが演じる。

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まずは「子ども向けだと思ってらっしゃる方、びっくりすると思います。面白いです!」と挨拶した松坂。公開を迎え「最初にお話をいただいたときは衝撃でした。無理です!と。『クマの声ですよね?』と何度も確認しました。不安もありましたが、有吉さんも他のところ(『テッド』の声)でやられていたし、僕もやれるかな?と思い受けました(笑)」と、当初の気持ちを振り返った。「パディントンと似ているところ?肌の色ですかね?」と言って会場を沸かせる場面も。

パディントンと自身の共通点は?と問われた松坂は、「ん~、肌の色ですかね?」と答え、「今日はパディントンに合わせたファッションにしてみました」とベージュのスーツ姿でニッコリ。

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斉藤は、「サリー・ホーキンスさんが演じたキャラクターのニュアンスを壊さないようにしつつ、自分らしさを上乗せするよう意識しました。アーティストの役をやれるのが嬉しかったです。」と微笑み、「見ているだけで素敵な気持ちになる作品です。クマの映画ですが、侮るなかれ!です」と自信をみせた。

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「パディントンとクマ語を話すことができて感無量」と話す三戸は、これまで一番多くパディントンと宣伝活動を共にした仲。「私のライブにも遊びに来てくれて凄く嬉しかった。寂しいです。また会いたい」と別れを惜しんだ。

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劇中では失敗ばかりのパディントンにちなみ、最近失敗したことは?と問われると、「正月に実家に帰ったとき、甥っ子にお年玉をあげようと思っていたのに、お金を持っていないことに気づいて急いで銀行に行ってお金を下ろしました(笑)」と、苦笑いの松阪。「3歳くらいなので、金額はいくらぐらいがいいか悩みました」と明かすと、斉藤から「あげすぎるのは良くないです」と母親らしいコメントも。三戸は、トレードマークの前髪を指し、「この長さでも巻くんです。でも短すぎてやけどしちゃうんです。最近もやりました」と暴露し、会場の笑いを誘った。
また、本年の抱負について「パディントンのように紳士にふるまい、真摯に仕事に取り組みたいです。優しい気持ちを大切にしたいですね」(松阪)、「優しいお母さんでいたい」(斉藤)、「パディントンのように、みんなを笑顔にしていきたい」(三戸)と、それぞれ目標を語った。

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最後は、パディントンからプレゼントされた“巨大クマ手”に、三人がユニオンジャックの旗を飾って完成させ、松坂の音頭で三本締めを決め映画の大ヒットを祈願。松阪は、「凄くステキな映画。パディントンを取り巻く家族や周囲の人たちの愛や絆が美しく、あたたかく描かれていてとても幸せな気持ちになる作品です」とPR。さらに「どうやら続編も作られているみたいです」と告げ「続編も日本公開が実現してほしいなと思います。みなさまの感想が鍵を握っていますので、ぜひ口コミで広めていただければ嬉しいです」と力を込めた。

『パディントン』
監督:ポール・キング
製作:デヴィッド・ハイマン『ハリー・ポッター』シリーズ
原作:マイケル・ボンド
出演:(声の出演)ベン・ウィショー、ヒュー・ボネヴィル、ニコール・キッドマン、
日本語吹替版キャスト:松坂桃李、木村佳乃、古田新太、斎藤由貴、三戸なつめ
配給:キノフィルムズ
公式サイト:http://paddington-movie.jp/

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