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斎藤工、ヒュー・グラントにお悩み相談!? 映画『パディントン2』ジャパンプレミア

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映画『パディントン2』のジャパンプレミアが、1月16日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、来日中のヒュー・グラントとヒュー・ボネヴィルと、日本語版吹替キャストの三戸なつめ、斎藤工が出席した。

本作は、2016年に日本でも公開された、ロングセラー児童小説の実写映画『パディントン』の続編。ある絵本を手にするため、パディントンが大奮闘する姿を描く。前回に続き、ブラウンさん役をヒュー・ボネヴィル、今回登場する新キャラクター・落ちぶれた俳優、フェニックス・ブキャナン役をヒュー・グラントが演じ、三戸はブラウン一家の娘ジュディ役、斎藤はヒュー・グラントが担当するフェニックス・ブキャナンの声を務めた。

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ヒュー・グラントは約8年ぶり7度目の来日、ヒュー・ボネヴィルは今回が初来日!
劇中でパディントンとブキャナンが出会う移動遊園地を完全再現された会場に、イギリスを代表する名優ヒュー・グラントとヒュー・ボネヴィルの“Wヒュー”が登場すると、集まったファンから大歓声があがる。続けて、三戸と斎藤も登場し、レッドカーペットを歩きながら集まった約150人のファンに、サインや握手、写真などファンサービスを行い、交流を楽しんだ。

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その後スクリーン会場で行われた舞台挨拶では、グラントとボネヴィルが客席間の通路を通って入場し、観客は大興奮に。“ラブコメの帝王”と称されるグラントだが、「自分が出演してきた作品の中で、これがベストじゃないかな。不思議なほど傑作になっていると思うよ」と今作の役がらに満足げ。
そして、「監督から脚本を送ってもらった時に『かつて有名な役者だけど今はすっかり落ちぶれて、自己愛にあふれたキャラクターが登場するけど、君にぴったりだと思うんだ』と書かれた手紙が同封されていて・・・、正直傷ついたよ(笑)」とキャスティングの裏話も。それでも「エンドクレジットの最後まで見てくださいね。ちょっと踊って歌うシーンがあるんですが、この歳になって自分の気持ちを音楽と動きで表現したくなったんだ。ぜひ見てください」としっかりアピールしていた。

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ボネヴィルは、(パディントンの)2作目ということで、「セカンドアルバムのシンドロームがあるから、ナーバスにもなるけど、ワクワクもしていた。この作品がファミリー作品のゴットファーザーになれば!」と期待をうかがわせる。

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『ノッティングヒルの恋人』以来約20年ぶりに再共演したグラントとボネヴィル。グラントは「『ノッティングヒルの恋人』を撮影しているときに、僕がヒュー(ボネヴィル)を押し倒してキスするのを好きだったことを覚えていて、今回の現場でもやったんだ。でも、歳をとってしまった彼は背中を痛めてしまって、撮影が2時間も押してしまったんだよ(笑)」とお茶目なエピソードを暴露し、会場の笑いを誘う。すると、ボネヴィルも「ヒュー(グラント)は、本当に見た目も精神的にも変わらない。お金をかけて顔をいじっているんじゃないか?(笑)。中身は、不機嫌で嫌なヤツなんですよ」と、言いたい放題。最後には「本当はすごく仲がいいんですよ」と付け加え、屈託ない笑顔を見せていた二人だった。

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その後、三戸と斎藤も舞台挨拶に登場。斎藤は「Wヒュー様の隣に立てるとは…。芸能界に入って良かったなと」としみじみ。三戸はボネヴィルと初対面した感想を「映画ではふくよかに見えていましたが、会うとシュッとしていてカッコいいです」とニッコリ。

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また、近年コメディー作品にも出演し、役のふり幅を広げているグラントへ斎藤が悩みを相談する一幕も。斎藤が「僕は作品選びがうまくハンドリングできていない。俳優としてイメージを持たれる事とそれを壊す快感みたいなことは感じられていますか?」と質問すると、グラントは「歳を重ねてもう少し劣化すれば、もっと面白い役が絶対舞い込んでくるよ」とアドバイスを送っていた。

また、斎藤が「今、ドラマ(「BG~身辺警護人~」)で身辺警護(役)をやっているんですが、偶然にも今回のヒューさんの警護が、僕の高校の同級生でして・・・」と明かし、観客を驚かせる。「この後、僕もヒューさんの警護をしたいです」と話す斎藤に、グラントは「ぜひお願いします。今日は、部屋の外で寝てくださいね」とユーモアたっぷりに応えていた。

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イベントの最後には、日本での大ヒットを祈願し、世界に一つだけの“パディントンだるま”が登場!笑顔でダルマを迎えたボネヴィルとグラントは、パディントンのトレードマークの赤い帽子をダルマに被せ、それぞれのサインを添えた。さらに、「Wヒュー(ヒューはカタカナ)」のサインを書き足し、会場から大きな拍手が送られていた。

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なお、レッドカーペットには朝比奈彩、熊井友理奈、矢島舞美、中島早貴、志茂田景樹らスペシャルゲストたちも参加し、イベントに華を添えていた。

最終『パディントン2』本ポスター

映画『パディントン2』
【STORY】
ウィンザーガーデンでブラウン一家と幸せに暮らしているパディントン。彼はどこに行っても元気とマーマレードを振りまき、コミュニティの人気メンバーになっていた。大好きなルーシーおばさんの100歳の誕生日のために完璧なプレゼントを探していたパディントンは、グル―バーさんの骨董品屋でユニークな飛び出す絵本を見つける。その絵本を買うために様々なアルバイトを始めたパディントンだったが、ある時その絵本が盗まれてしまう。犯人の正体を暴けるかどうかはパディントンとブラウン一家の手にかかっている…!

出演:ベン・ウィショー(声の出演)、ヒュー・グラント、ブレンダン・グリーソン、ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンス他
日本語吹替え版キャスト:松坂桃李、古田新太、三戸なつめ、斎藤工
監督:ポール・キング
製作:デヴィッド・ハイマン『ハリー・ポッター』シリーズ
原作:マイケル・ボンド
配給:キノフィルムズ
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公式サイト:http://paddington-movie.jp

2018年1月19日(金)公開