映画『パディントン』が、来年1月15日がいよいよ公開される。これを記念して12月17日、東京・TOHOシネマズ新宿にて、日本語吹替版完成披露試写会が行われ、主人公のパディントンの声を務めた松坂桃李、三戸なつめが舞台挨拶に登壇。さらに、パディントンも会場に駆けつけ会場を盛り上げた。
世界40ヶ国語以上で翻訳され、全世界3,500万部以上の売り上げを記録した児童小説「パディントン」を『ハリー・ポッター』シリーズのプロデューサーのもと映画化。ジャングルから家を家を探しにロンドンにやってきた、ちょっと野生で、とっても紳士なクマ・パディントンが大騒動を起こしながらも、やがて家より素敵なものに気づいていく、笑いと冒険の感動物語。
衛兵たちに囲まれてやや緊張気味に登場した松坂と三戸、そしてパディントン。まずは客席に向かって挨拶。パディントンも深々とお辞儀をすると、「今日は僕が大活躍するから観ててね!」と松坂が代弁。隣に立つパディントンを見つめながら「思った以上に大きいですね。いっぱい食べたのかな?」とお腹をなでなで。
松坂は、これまで声優経験はあるが洋画は初めて。「本当に僕?そしてクマ?『僕ですか?』って何度も確認しました」と明かすも、「ビックリしましたが、映像を見たら可愛くてしょうがない。アフレコせずにずっと見ていたいくらいカワイイ!」と目尻を下げる。
さらに、「幼い甥っ子がいるんですが、一緒に映画館に連れていって観せたいですね。パディントンは好奇心旺盛でとにかく一生懸命。そこがすごく可愛いんです。おっちょこちょいなところが分かりやすくて、『あー、危ない危ない……、ほら言わんこっちゃない』って。でもパディントンがやると新鮮なんですよね。ドジをしても魅力的で許しちゃいます」と、パディントンにメロメロの様子。
一方、声優初挑戦の三戸は、パディントンを温かく迎えるブラウン一家の長女・ジュディを担当。「小さい頃から大好きだったパディントンの作品に携われてとても幸せです」とコメント。もしも、映画のように駅でパディントンと出会ったら? と聞かれると「ビックリすると思うけど、『連れて帰ってくれませんか?』と言われたら喜んで連れて帰ります!」と答え、パディントンも嬉しそう。
パディントンがいつも真っ赤なハットに青いダッフルコートを着ていることにちなみ、いつも肌身離さず持っているものは?との質問に、「バックの中にはいつも『台本』が入っています」と松坂。三戸は、「上京したときに母と姉から送られた時計をいつも身につけています」と答えた。
ステージ上には大きなクリスマスツリーが飾られ、会場はクリスマスムード満点。パディントンと一緒にクリスマスを過ごすなら、どこで何をしたい?と尋ねられると、松坂は「人間界において未経験なことがたくさんあると思うので・・・」としながら、「まずはショッピングモールに連れてってあげて買い物ですね。あとは遊園地に行って、絶叫マシンに乗せてやりたいし、お化け屋敷でどういうリアクションをするのか見てみたいですね」と、いたずらな笑顔をみせた。
三戸は、「自分ちでまったりデートがいいですね。一緒にケーキを作って、鍋でもつつきたいです。そしてお腹がいっぱいになったら、パディントンのお腹を枕にして寝ます」と、モフモフのお腹を指差しニッコリ。すかさず松坂が「鍋がマーマレード味になっちゃうよ。パディントンの好物だから」と指摘すると、「マーマレード味・・・挑戦ですね」と苦笑いした。
最後に、松坂から「作り手のみなさんがこだわり抜いて、本当に絵本から飛び出してきたかのような作品。パディントンが紳士で一生懸命で、とにかく可愛いので、みなさんも好きになってもらえると嬉しいです」と。三戸は「本当にすごく可愛らしい世界観で、家族の愛情も温かく描かれているので、映画を観て、ほっこりしてほしいです。」と揃ってPRした。
退場の際には登壇者が客席を通りながら、パディントンが持つ大きな袋から観客にクリスマスプレゼントを投げ込む場面も。サプライズのサンタ登場に会場は大歓声に包まれた。
『パディントン』
監督:ポール・キング
製作:デヴィッド・ハイマン『ハリー・ポッター』シリーズ
原作:マイケル・ボンド
出演:(声の出演)ベン・ウィショー、ヒュー・ボネヴィル、ニコール・キッドマン、
日本語吹替版キャスト:松坂桃李、木村佳乃、古田新太、斎藤由貴、三戸なつめ
配給:キノフィルムズ
© 2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear™, Paddington™ AND PB™ are trademarks of Paddington and Company Limited
公式サイト:http://paddington-movie.jp/
2016年1月15日(金)より全国ロードショー!