上田美和の人気コミックを実写かした、映画『ピーチガール』の初日舞台挨拶が、20日、丸の内ピカデリーにて開催された。また、初日舞台挨拶の模様は、全国138の映画館にてライブビューイングが行われ、メガホンをとった神徳幸治監督、主演を務めた安達もも役の山本美月、初映画にして初主演を飾ったカイリ役のHey!Say!JUMPの伊野尾慧、ももが片思いをしているとーじ役の真剣佑、もものクラスメート紗絵役の永野芽郁が登壇した。
山本より「無事にこの日を迎えらることができて安心しています。今日は短い時間ですが宜しくお願いします」と挨拶。
伊野尾からは「北海道のみなさーん!・・・きっと北海道では盛り上がっていると思います。ようやく初めての主演映画が無事初日を迎えられて本当に嬉しいです。多くの方に見ていただけるように今日からまた頑張っていきたいなと思います。」と愛嬌たっぷりの挨拶が。
真剣佑からは、「伊野尾ちゃんが北海道っていったので、沖縄のみなさーん!138館のみなさんありがとうございます。今日はよろしくお願いします」と控えめな挨拶。
永野より「伊野尾さんが言っているので・・・本州のみなさーん!!(会場笑)間言ってなかったので!最後まで楽しんでいってください!」とお茶目な一面を見せた。
最後に神徳監督が「本日は全国の皆さんご覧頂きまして、ありがとうございます。今日はよろしくお願いします」と挨拶を締めようとすると、伊野尾より「監督!まだ四国言ってないですよ!」と促すと、「すみません!四国の皆さん!見ていただいてありがとうございます!」と和気藹々とした監督キャスト陣の様子が伺えた。
撮影から今まで長い時間をともにしてきていますが、その間に一番ギャップがあった人は誰ですか?という質問に対して、伊野尾は、「監督です!一番最初に会ったのが、1年以上前になるんですけど、ごめんなさい!正直ぽっちゃりしていたんですけど、公開にあわせてめちゃくちゃ痩せてきているんですよ!!」というと、神徳監督より「15キロぐらい痩せました。ピーチガールを撮っているときに皆さんのキラキラと見ていて恋がしたいなと思って」と裏話を披露した。
山本は、「私は、マッケンかな・・・ガタイ良くなったよね?当時のほうが痩せていたと思います」というと、真剣佑から「10キロくらい違うかな」と鍛えた成果を披露した。
中学生時代を撮影したのにそのシーンが使われていなかったという話題に。山本が「マッケンと私は回想シーンで中学生やったんですよ。後で監督に聞いたら、『さすがにムリだった』って言われて。(会場笑)そりゃそうだな!って、やる前になんで気付かなかったんだろうって思ったんですよ」と言う言葉を受け、伊野尾が「ごめんなさい、私は中学時代残って(使われて)います」と返すと、山本が「う~ん!ずるい!!私はアウトでした!!」と悔しそうに語った。
山本が演じた中学時代のシーンは、ももがとーじを好きになるきっかけとなったとても切ないシーンだそうで、監督から「DVDなどに収録できたら・・・」と言う話が飛び出し会場から拍手が沸き起こった。
また、カイリととーじのどちらがタイプかという質問に対し、山本は即座にとーじと答え、伊野尾がガッカリしていると、永野は、元々とーじ派だったけど、映画をみたらカイリに変わったというと、「高校生なのに気が使えるんだね」と感心しきりの伊野尾だった。
山本はずっととーじ派だと言っていたとのこと。伊野尾は公開までにカイリ派に変えたいと思っていたそうで、この初日舞台挨拶にあわせて劇中でカイリがももの幸せを祈って作ったというケーキを再現しサプライズ!
当日朝からケーキを作るのを手伝ったという伊野尾。証拠写真を見せるも、山本に「劇中じゃないの??」と突っ込まれるシーンも。最後の仕上げは山本と伊野尾で行い、ケーキが完成した。それを踏まえて、カイリ派かとーじ派かについて聞かれると、悩んだ末に「とーじ」と答える山本だった。
続いて山本からもサプライズが。イラストを描くのが趣味と言う山本から、伊野尾の似顔絵をプレゼント。「サプライズする方だと思っていたのに!」と驚きを隠せない伊野尾は、劇中で女装した姿が書かれたイラストボードを見て「かわいい!!!うれしい!!」と更に感激の様子。逆サプライズについて「逆にサプライズされると思っていなかったので嬉しいです。家の一番高いところに飾ります!」と嬉しそうに語った。
最後の挨拶は伊野尾から「美月ちゃん、絵を描いてくれてありがとね!僕にとって初めての映画で初めての主演をやらせてもらって、この初めての作品がこのキャストとスタッフの皆さんとできたことを嬉しく思っていて、僕の始めての映画が『ピーチガール』で本当に良かったなって思います。多くの人に見てもらえたら嬉しいです。今日は本当にありがとうございました」と感慨深い表情で語った。
続いて山本からも「今日は短い時間でしたがありがとうございました。そして、伊野尾くん早い時間からステキなものを作ってくれてありがとうございました。一年間こうやって育ててきた『ピーチガール』という映画が、今日この日から皆さんのものになって、これから皆さんが大切に大切に育てて下さったらとても嬉しいです。可愛がってやってください。よろしくお願いします!」と嬉しい涙をこらえながら最後を締めた。
<ストーリー>
女子高生のももは、日焼けした肌に色が抜けた赤い髪という派手な見た目のせいで、周囲から「遊んでそう」と誤解されてしまうけれど、中身は超ピュア。真面目で硬派なさわやか男子・とーじに中学時代から片思いしているが、ある日、学年一のモテ王子・カイリにとある勘違いから一方的にキスをされ学校中の噂に。一方、クラスメイトのさえは色白で男ウケ抜群。でもその中身は最強最悪の小悪魔!ももの幸せを邪魔しようと、次々と罠を仕掛ける。そんなももの絶体絶命のピンチを救ってくれたのは、もものピュアな内面を好きになったカイリだった。カイリととーじ、全くタイプの違う2人の間で心が激しく揺れ動くもも。果たして最後に選ぶのは−?
次から次へと巻き起こる恋の事件。ノンストップで繰り広げられる、最後まで先の読めない展開に、一瞬も目が離せない!笑って、泣いて、胸キュンもハラハラも最高潮で押し寄せる、これまでにない新しい恋愛映画が誕生!
『ピーチガール』
原作:上田美和『ピーチガール』(講談社「別冊フレンド」刊)
出演:山本美月、伊野尾慧(Hey!Say!JUMP)、真剣佑、永野芽郁、本仮屋ユイカ、水上剣星、升毅、菊池桃子
監督:神徳幸治
脚本:山岡潤平
音楽:蔦谷好位置
配給:松竹
©2017『ピーチガール』製作委員会
公式サイト:http://peachgirl-movie.jp/
公式Twitter:@peachgirl_movie
全国にて大ヒット公開中!!