岩田剛典、杉咲花へのサプライズを失敗！？ グダグダぶりに「下手くそか！(笑)」と自虐も　映画『パーフェクトワールド』公開記念舞台挨拶

映画『パーフェクトワールド』の公開記念舞台挨拶が、10月6日、東京・丸の内ピカデリーにて行われ、主演の岩田剛典と杉咲花、共演の須賀健太、監督の柴山健次が登壇した。

有賀リエ原作の漫画「パーフェクトワールド」を実写映画化下本作は、インテリアコーディネーターとして働くヒロインと、事故で車イス生活になっていた初恋の相手が、様々な壁を乗り越えていく様を描き出す純愛ストーリー。幼いころからの夢だった建築士となり、前向きに生きる主人公・鮎川樹役を岩田、強くて優しい樹に惹かれるヒロイン・川奈つぐみを杉咲が演じる。

感動の名シーンが多い中、「憧れる“愛”のシーンは？」と問われた岩田は、「病院のシーン」を挙げ、「つぐみの『先輩、目線が一緒だよ』というセリフは、この作品だからこその名ゼリフ。二人の愛が可愛くてほっこりするシーンだと思います」とニッコリ。

同じ質問に、杉咲は「先輩がネックレスをくれるシーンが好きです」と答え、幸せな時間にキュンとしてしまいました」と照れ笑いを浮かべた。

つぐみに思いを寄せる同級生・是枝洋貴役の須賀は「二人がコーヒーカップの乗っているシーン」とし、「僕もやりたいなって思いました。目が回って大変そうだけど、楽しそうだったから」と羨ましそうに岩田と杉咲を見た。

また、作品のタイトルにちなみ「平成最後の年に“パーフェクト”にしておきたいことは？」と聞かれ、岩田は「寝起きの寝ぐせが半端ないんですよ(笑)。もう少しちゃんとした髪型で起きられるようにしたい」と回答。杉咲が「私は平成のうちに、平成に獲れた生牡蠣をいっぱい食べたい！」と屈託ない笑顔で答えると、岩田は「食べな、いっぱい。買ってきてあげるよ、今度」と優しい言葉をかけていた。一方、須賀は「スカイダイビングをしてみたい。平成のうちに、平成に作った飛行機とパラシュートで飛びたいですね。大ヒット御礼でスカイダイビングとかはどうですか？（笑）」と目を輝かせる。

杉咲は、10月2日に21歳の誕生日を迎えたばかり。ここで、「本作を絵で例えるなら？」という質問が。全員事前にフリップに書いた絵を発表することになっていたのだが、杉咲以外の登壇者は「花ちゃん」（柴山監督）、「お誕生日」（岩田）、「おめでとう！」（須賀）というメッセージを書いていた。同時にバースデーソングが会場に流れ、杉咲が「え～！？」と驚くなか、3人がステージ袖から特製ケーキを運び込む。1人だけ絵を書いていた杉咲は大笑いするも、ケーキを覗き込み感動を隠せない様子。

実は、MCが「21歳になって気持ちを新たに挑戦してみたいことは？」という質問を杉咲に投げかけている間に、岩田がこっそり花束を取りにいき、さらに杉咲を驚かせる段取りだったのだが･･･。段取りが上手くいかず、岩田はステージの上を右往左往。須賀が「岩田くん、ちょっと散歩しようという気分になったんだね。花ちゃん、こっち見てようか？」と機転を効かせ大奮闘。グダクダ状態になった岩田は「下手くそか！（笑）」と自身にツッコミを入れ、「トイレから帰ってきました～」とジョークを言いながら大きな花束を抱え戻ってきた。そして、なんとか杉咲に「花ちゃん21歳のお誕生日おめでとう！」と“真実の愛”という花言葉を持つ青いバラの花束を手渡した。

「こんなグダグダある？稀に見るやつだよ！大丈夫かこれ？」と苦笑いする岩田だったが、気を取り直して、改めて杉咲にメッセージを送った。「花ちゃんとは日本アカデミー賞で初めてお会いしました。『湯を沸かすほどの熱い愛』で最優秀助演女優賞を受賞され、壇上に上がる姿を見て、この方はこのまま王道の女優さんとしての道を歩まれていくんだなと感じました。これからもご活躍されることを応援しています」と伝えると、杉咲も「岩田さんが樹を演じていらしたから、私も最後までつぐみを演じられたんだと思っています。いつも優しく声をかけてくださり、本当にありがとうございます。ご一緒できて嬉しかったです」と感謝の気持ちを口にした。岩田も「いつかまたご一緒できるように、僕も頑張ります」と再共演を誓っていた。

【Story】
岩田剛典×杉咲花　Ｗ主演　ラスト、きっと愛する気持ちを信じたくなる感涙のラブストーリー。
インテリアコーディネーターの川奈つぐみ（杉咲花）は、高校時代の初恋の先輩・鮎川樹（岩田剛典）に久しぶりに再会する。しかし彼は、大学生の時に事故にあい、車イスに乗る生活を送っていた。最初は戸惑うつぐみだったが、建築士として前向きに生きる樹とふれあう中、彼への想いを再びつのらせていく。【私は――先輩が好きなんだ、今でも】そんなつぐみの、ひたむきでまっすぐな想いに、「一生、ひとりで生きていくって決めたんだ。」とかたくなだった樹も心を開いていく。一緒にいる幸せをみつけた2人だったが、やがてある事件が起き・・・。大切な人と出会い、いくつもの壁を乗り越えながら、絆を深めていく２人がたどりついた結末とは･･･。

岩田剛典　杉咲花
須賀健太 芦名星　マギー　大政絢
伊藤かずえ 小市慢太郎 　／ 財前直見
原作：有賀リエ「パーフェクトワールド」（講談社「Kiss」連載）
監督：柴山健次
脚本：鹿目けい子
音楽：羽毛田丈史
主題歌：E-girls「Perfect World」（rhythm zone）
配給：松竹　LDH PICTURES
制作プロダクション：ホリプロ
©2018「パーフェクトワールド」製作委員会
公式サイト：http://perfectworld-movie.jp/

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