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『ピンクとグレー』大ヒット御礼舞台挨拶で原作者加藤シゲアキ、中島裕翔をベタ褒め?!

1月9日より公開となったNEWS加藤シゲアキ原作の映画『ピンクとグレー』が公開3週間で興行収入3億5000万円超を記録。24日には、シネマメディアージュにて、大ヒット御礼舞台挨拶が行われた。

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完成披露試写会から現在まで、主演の中島裕翔と原作の加藤シゲアキはそれぞれがイベントに参加し、同じ舞台に登壇する事がなかったため、大変貴重な機会となった。
加藤、中島ともにスタイリッシュなグレーのスーツで会場後方より客席の間を縫って登場。一気に会場が歓声と熱気に包まれた。
そこへ、行定勲監督も合流し、舞台挨拶が始まった。

まずは主演の中島より「寒い中お集まり頂き嬉しく思っています。短い間ですが最後まで楽しんでいってください。ありがとうございます」と短めに挨拶。
続いて加藤より「原作者の加藤シゲアキです。充実した時間にしたいと思いますので宜しくお願いします。」と少しおどけた様子を見せた。
最後に監督より「コンサートのようですね(会場笑)アジカン(アジアンカンフージェネレーション)の曲が違和感だ。すごかったですね、ありがとうございます」と会場を沸かせた。

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Q.大ヒットしていますが、実感はありますか?
中島「キャンペーンが終わってから、配給会社のスタッフの方にお会いするたびに、ドンドン伸びてますよ!とか、3億突破と聞いても、初めてだからなのかピンとこないんですよ。凄いことだとは思うんですけど。スケジュールに24日に“大ヒット御礼舞台挨拶”とあって、それまでに大ヒットしてなかったらどうしようって思ってたんですけど(会場笑)、ホッとしています」と、嬉しそうに語った。

行定「するどいね!ヒットしてなくてもヒットの舞台挨拶をやるんだよってね。毎回こうじゃない。今回は上手く行ったんですよ。皆さんのお陰で、リピーターの後押しもあるし、まだ公開されてない地域もあって、火をつけるように引っ張ってもらえたら嬉しいなと思います」と、真のヒットであると噛み締めているようだ。

加藤「こういう経験は初めてなので、あまり実感はないのですが、こういうお言葉を頂いてホッとしていますね。大入り袋を頂いたりとか、友人が映画館で満員で入れなかったとか聞くので、嬉しいなと率直に思います」と原作者として、安心の言葉を述べた。

Q.先輩が原作の映画で主演を務めてプレッシャーはなかったか?
中島「初めての作品でもあるし、先輩が書いている中で、どう作品によっていくかというプレッシャーはありましたが、映画は映画ということでアレンジもありましたし、プレッシャーと挑戦の間にいたと思います。(MC「期待に応えられた実感はありますか?」)え?!あ、あります…あります!!!」と、真面目に答えつつも、おどけるシーンも。

Q.中島さんが主演と聞いたときに印象は?
加藤「裕翔とは、趣味が同じカメラだったりするので、話をする機会はあったんですけど、最初に聞いたのは、裕翔本人の口からで『僕がやることになりました。ありがとうございます』ってメッセージが来て、その時に、え?とは思わなくて、裕翔がやるの面白いかもなーー。と、すんなり受け入れられて、でも、ごっち???りばちゃん???え??どっち??ごっちっぽくない???とか色々思って、そのときからキャストの妙を引っ張られていて、楽しんでいました。彼は演技をしているのも知っていたし、演技が好きなのも知っていましたし。試写で観て期待は壊れることなく裕翔でよかったなと本当に思いました。彼に求めていたことは、むき出しでやってほしいという事で、これは、僕自身がむき出しで書いた作品なので、小手先ではなくむき出しで頑張って欲しいなと・・・・フルチンで頑張ってねって(会場笑)フルチンで頑張っていましたけどね!あのシーン(初のベッドシーン)ではね!!」と、会場は大爆笑。

中島「フルチンで頑張りました」(会場悲鳴に近い笑)
加藤「気持ちもね!!と言う意味で、ダブルフルチン!!!」(会場爆笑)最後だから・・・と言いたい放題の加藤はとても嬉しそうだ。

Q.加藤さんから原作を引き継いで大胆なアレンジを加えたことについて加藤さんには話されましたか?
行定「いや、はなしてないです・・・(加藤「聞いてましたよ。最初に聞いたとき熊本料理屋で」)無意識に話してたな(会場笑)加藤くんも言ってた様に、ごっちにしか見えなかったんだよね。でもさ、やっぱりフルチンにしたほうがねぇ(会場爆笑)りばちゃんが主役だけど、やっぱりごっちから始めたいって思いもあって、こういうシステムを考えついたんだけど、実際りばちゃんの方が、彼(中島)を実感できたと思っています」と、監督からも今回のキーワードが飛び出し、会場が沸いた。

Q.加藤さんの一番好きなシーンはどこですか?
加藤「一番は決められないので、幾つか言っていいですか?まず最初のダンスシーンは秀逸だなと。コンテンポラリーってハードルが高いジャンルなのに、凄く絶妙なバランスで描いて下さった行定監督には感服いたしました。あと、よく裕翔が僕に見えたっていう場所が何箇所か有るっていう話はしていたんですが、インタビューされているシーンで、実は隣に菅田さんと夏帆さんが居るというシーンの裕翔の顔が凄く俺っぽいって思ったんですよ。僕自身、世界が変わったんじゃないですか?という質問に、イヤイヤと答えている横で別の人が頷いているって状況めっちゃあるなって。あと謙遜している感じも、あーすっごい“シゲっぽい”って思いましたね」と言う言葉に会場も同意の声が上がった。

それを受け中島「嬉しいですね。なかなか聴く事がないので、凄く細かいところまで見てくださっていて、原作者ならではの愛があるなと言う感じがします」と照れくさそうに話した。

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最後に初主演で撮影からキャンペーンまで1年間走り続けてきた中島に、サプライズとして、行定監督と加藤より、ピンクとグレーの花束が贈呈された。中島は突然のサプライズに大変驚いた様子で、満面の笑みで花束を受け取った。

加藤「たくさんの方が見ていただいているという事で嬉しい限りですし、二度見ても面白い映画だと思いますし、男性に勧めていただけると嬉しいですね。裕翔、頑張ってくれてありがとうございました。裕翔自身の代表作になったんじゃないかなと思うので、嬉しいです。ありがとうございました!」と、中島への感謝の言葉で締めた。

行定「本当に中島裕翔で良かったなと思いました。撮っていて楽しかったんですよね。最近の若い俳優と仕事するのも良いと思わせてくれた彼に感謝しています。加藤くんの原作をリレーして映画にしなくてはならなかったのですが、今までなかった青春映画の新しさを追求できればなと思ってやってきたので、皆さんの心に届いたのかなと言う気持ちと、これから青春映画の歴史の隅っこにでも残るような作品になるよう皆さんで育てていただければと思います」とてもすがすがしい表情で感謝をのべた。

中島「いろいろお褒めの言葉を頂いて恐縮なんですけども、頑張ったといっていただけるのですが、色んな方に支えられて自分が主役として務められたと思っていますし、作品がここまで大きなものに成長して、いまもドンドン大きくなっているということは皆さんのお陰だと思っています。みんなに感謝したいです。本当にありがとうございました」と、噛み締めながら感極まった表情で感謝の言葉で締めくくった。

上映される劇場も追加が決まり、これから地方でも公開が待たれる今作。快進撃はまだ続きそうだ。是非劇場で62分後の衝撃を体感し、心も体も“フルチン”で頑張った今までにない中島裕翔の姿を目に焼き付けて欲しい。

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<ストーリー>
大人気スター俳優・白木蓮吾が、突然、死んだ。
第一発見者は幼い頃からの親友・河田大貴。
蓮吾に何が起きたのか?
動揺する大貴は、6通の遺書を手にする。
遺書に導かれ、蓮吾の短い人生を綴った伝記を発表した大貴は、一躍時の人となり、憧れていたスターの地位を手に入れる。
初めてのキャッチボール、バンドを組んで歌ったこと、幼馴染のサリーをとりあった初恋・・・。
いつも一緒で、いつも蓮吾が一歩先を進んでいた―。輝かしい青春の思い出と、蓮吾を失った喪失感にもがきながらも、その死によって与えられた偽りの名声に苦しむ大貴は、次第に自分を見失っていく。
なぜ、蓮吾は死を選んだのか?なにが、誰が、彼を追い詰めたのか?
蓮吾の影を追い続ける大貴がたどり着いた“蓮吾の死の真実”とは―。

出演:中島裕翔 菅田将暉 夏帆 岸井ゆきの 宮崎美子/柳楽優弥
監督:行定勲 脚本:蓬莱竜太・行定勲 原作:加藤シゲアキ「ピンクとグレー」(角川文庫) 音楽:半野喜弘
製作:「ピンクとグレー」製作委員会
配給:アスミック・エース
(C)2016「ピンクとグレー」製作委員会
公式サイト:http://pinktogray.com
公式Facebook: :pinktogray
公式Twitter:@pinktograymovie

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