ミラ・ジョヴォヴィッチ&アンダーソン監督来日、映画『ポンペイ』ジャパン・プレミアに登場！

in CINEMA, Report(CINEMA) · 2014/05/27

Tags: ポンペイ, ポール・W・S・アンダーソン監督, ミラ・ジョヴォヴィッチ, 黒木メイサ

5月26日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、映画『ポンペイ』のジャパン・プレミアが行われ、ポール・W・S・アンダーソン監督が、妻で女優のミラ・ジョヴォヴィッチとともに登場。同席した黒木メイサは、「なんて素敵なご夫婦！」と羨ましそうに見つめるも、そのアツアツぶりに終始あてられっぱなしの様子だった。

『バイオハザード』、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』のポール・W・S・アンダーソン監督が手がけた、歴史アクション超大作『ポンペイ』。西暦79年の火山大噴火で失われた都市ポンペイの史実をもとに、壮大なスケールで大自然の猛威と、それに翻弄されながらも真実の愛に生命を賭けた若き男女の姿を描いていく。

本作に登場する火山をイメージした“マグマカーペット”を闊歩した二人。フォトセッションでは熱いキスを見せ、集まったファンにサインや写真撮影など、一人一人に笑顔で応えていた。

カーペットイベントのあとに行われた舞台挨拶には、アンダーソン監督のみが登壇し、ミラは客席から応援。「今回、ミラが『一緒に日本に行きたい』と言ってくれて、カンヌ映画祭を早めに切り上げて来てくれたんです。ミラ、ありがとう！」と感謝の気持ちを伝えると、「どういたしまして。アイラブユー！」と満面の笑みを浮かべたミラ。

映画化の理由を問われた監督は、「子供の頃から“ポンペイ”に執着心があった。火山の大噴火によって、ローマ帝国の大都市がたった24時間で消滅し、1700年もの間忘れ去られてしまった街。古代のなかでも最大級のディザスターである街の物語をずっと映画化したいと思っていたんです」と熱く語った。

さらに、「噴火のシーンはとても正確でリアル。火山学者の方と密に打ち合わせをしながら制作しました。今、このようなものが作れるのも現代のテクノロジーのおかげですね」と説明すると、ミラから「ポテトの話をしてみたら？」とアドバイスが。「実は、最初の脚本では、主人公がジャガイモを食べるシーンがあって･･･。でも、ヨーロッパでジャガイモが食されるようになったのは、この1500年後だと指摘されたんです。学生時代に戻ったようでションボリしてしまいましたよ(笑)」と、エピソードを披露し会場の笑いを誘った。

主演には、注目の英国俳優キット・ハリントンを起用。「妻に、『すごくイケメンなのよ。キャスティングしたら？』と言われたからですよ」と、ミラの推薦だったことを明かし照れ笑い。

監督に花束を贈った黒木メイサは、「本当にドキドキして迫力ある作品。恋愛のシーンも素敵ですし、ポンペイの街並みもとってもきれいなんです」と作品を絶賛。司会者から黒木の起用をうながされると、すかさず客席のミラから「採用決定ね。どうせ、ポールは私の言うことを聞くから(笑)」と言われ、タジタジのアンダーソン監督だった。