ハリウッドが手掛けたメイド・イン・ジャパンのヒーロー “総製作費120億円”日米ハイブリッド超大作『パワーレンジャー』。7月15日からの日本公開を控え、日本語版キャストによる公開アフレコイベントが、17日、東京・アバコクリエイティブスタジオにて行われた。
日本語版の声優を務める、勝地涼(レッドレンジャー・ジェイソン役)、広瀬アリス(ピンクレンジャー・キンバリー役)、お笑い芸人コンビ・南海キャンディーズの山里亮太(ロボット・アルファ5役)の3人が出席。日本語版声優決定後“初”となる公開アフレコを実施した。
本作は日本人なら誰もが知る東映作品スーパー戦隊シリーズを英語版としてアメリカで制作。テレビドラマ『パワーレンジャー』シリーズを原作にオリジナルテレビシリーズからキャストを一新し映画化。ハリウッドの圧倒的スケールによって誰も見たことがない、新たなヒーローとして、いよいよ日本に凱旋する。
アフレコを行い、ある場所での出会いのシーンを演じた3人。勝地は、アニメの声優を経験をしているものの実写の声優は本作が初。また広瀬の方は本作で声優初挑戦。そんな2人とは違い、東映作品の「スーパー戦隊」から「プリキュア」まで多くの出演経験があることから、アフレコの前には先輩風を吹かせていたという山里も音響監督からは「セリフに気持ちがまったく入ってないよね?うまくやろうとしなくていいから」と、ダメ出しされ、山里は「僕のセリフになると、クスクス笑い声が聞こえるんです…」とタジタジになり、勝地や広瀬、集まった報道陣の笑いを誘った。
一方、勝地と広瀬については「本番よりも良かった」と音響監督もベタ褒めだった。
アフレコ終了後、本作の声優オファーされたことについて聞くと、勝地は「戦隊ヒーローといえば、誰もが憧れるもの。その中でもレッドレンジャーで光栄で嬉しかったです!ただ自分がレッドレンジャーでいいのかな?レッドよりイエローやグリーン的な『ちょっとレッドで申し訳ないっす。』という気持ちでした」と語ると、山里から「レッド、カッコ良かったよ!」と言われ、勝地もまんざらでもない様子をみせていた。
広瀬は「小さい頃に兄とスーパー戦隊を見ていたので、ピンクレンジャーを演じるのはすごく緊張しました」とコメントすると「ピンクは全男子が一度は恋をするから」と山里。それを聞いた広瀬はピンクレンジャーに「恋してもらえたらいいな…」と、微笑み、声優初挑戦の広瀬の良いアピールポイントとなっていた。
【ストーリー】
物語…
遡ること時は紀元前。古代の地球で世界の運命を決する、大きな闘いが終焉を迎えていた。ある5人の戦士たちによって守られた地球。そこにはやがて新しい命が芽生え、物語は現代に還ってくる。小さな町、エンジェル・グローブに、普通に暮らす5人の若者がいた。ありふれた日々を過ごす彼ら。しかし、運命に導かれるように出会い、やがて訪れる脅威に立ち向かう”新たな力”を手にする。その力は、なぜ彼らに与えられたのか?いま、物語は再び動き出す―。
監督:ディーン・イズラライト
脚本:ジョン・ゲイティンズ(『フライト』『キングコング: 髑髏島の巨神』『リアル・スティール』)、アシュリー・ミラー
製作総指揮:アリソン・シェアマー(『ローグ・ワン/スター・ウォーズ』『ハンガーゲーム』『シンデレラ』)、ブレント・オコナー(『グッド・ウィル・ハンティ ング』、『ジュマンジ』)
キャスト:デイカー・モンゴメリー/ナオミ・スコット/RJ・サイラー/ベッキー・G/ルディ・リン/ビル・ヘイダー(『スター・ウォーズ/フォースの覚 醒』)/ブライアン・クランストン(『GODZILLA』『トータル・リコール』)、エリザベス・バンクス(『スパイダーマン』、『ピッチ・パーフェクト』シリーズ)
公式サイト:http://www.power-rangers.jp/
映画『パワーレンジャー』
7月15日(土) より、全国ロードショー!