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杉田雷麟&寛一郎が禁じられた熊狩りに挑む『プロミスト・ランド』6月29日(土)公開決定! 第二弾キャスト解禁!

主演:杉田雷麟 寛一郎 脚本・監督:飯島将史

『プロミスト・ランド』

6/29(土)初日決定!
壮麗な大自然の中、ふたりきりで熊狩りに向かう 特報解禁&
第二弾キャスト解禁、コメント到着!

阪本順治監督らの元で研鑽を積み、日本映画界の硬派な監督陣の血筋を継承する新鋭・飯島将史監督が、主演に杉田雷麟と寛一郎を迎えて送る『プロミスト・ランド』。初日が決定、2024年6月29日(土)、ユーロスペースほか全国順次公開となりました。併せて本作の第二弾キャストが発表、特報が解禁となります。ぜひ紹介のご検討をお願いいたします。

伝統を受け継ぐ“檜原のマタギ衆”に三浦誠己、渋川清彦、小林薫!
主人公・信行(杉田雷麟)の母親役に占部房子が出演

マタギの親方下山(小林薫)

春の東北、マタギの伝統を受け継ぐ山間の町。高校を出て親の仕事を手伝う20歳の信行(杉田雷麟)は、この土地の閉鎖的な暮らしに嫌気が差しながらも、流されるままに日々を送っていた。そんなある日、役所から今年の熊狩りを禁止する通達が届く。違反すれば密猟とみなされ、マタギとして生きる道を閉ざされてしまう。皆が落胆しながらも決定に従うなか、信行の兄貴分の礼二郎(寛一郎)だけは、頑なに拒み続ける。後日、礼二郎から呼び出された信行は、二人だけで熊狩りに挑む秘密の計画を打ち明けられ…。マタギの誇りを貫くため、他を犠牲にしてきた若者と、古いしきたりや大人たちに反発しながらも、自分の生き方を見つけられずにもがく若者が、それぞれの思いを果たすため、二人きりで禁じられた熊狩りに挑む『プロミスト・ランド』。

信行の父(三浦誠己)

信行の母(占部房子)

この度解禁となったキャスト陣は、主人公の若き二人を支えるベテラン俳優の四人。檜原のマタギ衆のひとりであり、息子の信行と事あるごとに対立する親父を演じるのは、『太陽の子』(21)、『ケイコ 目を澄ませて』(22)等で知られ、最近ではNHK連続テレビ小説「ブギウギ」の社長秘書室長役が話題をさらった三浦誠己。信行の母を演じるのは、『偶然と想像』(21)、『はい、泳げません』(22)、『ちひろさん』(23)等の話題作に出演、映画、舞台、ドラマと幅広く活躍する占部房子。マタギ衆のひとりで、信行と礼二郎の良き理解者・田島には、『偶然と想像』(21)、『狐狼の血 LEVEL2』(21)、『夜明けのすべて』(24)など、日本映画界に欠かせない存在である渋川清彦。そしてマタギたちを束ねる親方・下山には、『冬薔薇』(22)、『Dr.コトー診療所』(22)、『首』(23)など、日本映画を代表する名優・小林薫が扮し、静かな威厳を滲ませる。

田島(渋川清彦)

山形県大鳥地区を舞台に撮った本作について、三浦誠己は「撮影中に大自然の中で己の無知さを感じ、撮影を終え戻った大都会でジクジクと考えさせられました」と明かし、占部房子は「出来上がった映画は、地球から聞こえる脈動、循環する命の中にいつの間にか取り込まれたような驚きの体験をくれるものでした」と映画のスケール感を絶賛。渋川清彦は「飯島監督は人柄も相まって見事に飯島作品を創りあげた」と監督の手腕を讃え、小林薫はロケ地に入った際のエピソードを披露しながら「ここに住む人たちの強靭さ、自然との向き合いかたにジーンと感動した」と、それぞれ思いのこもったコメントを寄せた。

壮麗な大自然の中 たったふたりで 禁じられた熊狩りに挑む
圧倒的な自然のパワーを体感する特報が完成!

この度初解禁となった特報は、壮麗な自然の中、熊狩りへと向かう信行と礼二郎の姿を追いかける。春の雪が残る広大な山を、熊を探して、ただ黙々と歩き続ける二人。やがて事態は急転し、緊迫した表情を浮かべる信行と、慌ただしく飛び立つ鳥たち、そして礼二郎が銃の引き金に指を掛け――。
セリフは一言もなく、木々のざわめきや鳥のさえずり、雪崩の地響きなど、人間たちを圧倒するような大自然が画面を支配する。古来より山とともに生き、自然を畏敬し、その恵みを頂いてきたマタギたちの世界を目で、耳で、体で感じられる特報が完成した。

映画『プロミスト・ランド』は、6月29日(土)より、ユーロスペースほか全国順次公開。また本作は、キネマ旬報ベスト・テン第1位(日本映画作品賞)ほか数々の映画賞に輝いた『せかいのおきく』(阪本順治監督)に続く『YOIHI PROJECT』の第2弾劇場公開作品となる。

◆特報

【三浦誠己 コメント】
撮影中に大自然の中で己の無知さを感じ、撮影を終え戻った大都会でジクジクと考えさせられました。
眼差し。息遣い。言霊の数々。
我々人間はたくさんの忘れ物を取りに戻らなければならないのかもしれません。
土の匂い。風の音。雪の眩しさ。鉄の重み。血の味。
そして輝きを放つ主演の若き二人。
是非是非、劇場で感じて下さい!

【占部房子 コメント】
初めて脚本を読ませて頂いた時は、壮大な風景の中で生きる若い命の物語に単純にワクワクしていました。
しかし、出来上がった映画は私が想像した「壮大」をひらりと飛び越え、地球から聞こえる脈動、循環する命の中にいつの間にか取り込まれたような驚きの体験をくれるものでした。これからご覧になる皆さんが『プロミスト・ランド』にどんな風景をみるのかとても楽しみです。沢山の方に届きますように!

【渋川清彦 コメント】
初めて映画を撮る監督の初期衝動に俺はのりたい。それが助監督の時から知っていて好きな奴だとなおさらだ。誘われなかったら少し嫉妬する。『プロミスト・ランド』の脚本を読み、これできるの?と思うくらい言葉での表現は美しいし面白いが映像にするのは大変だと思った脚本だった。飯島監督は人柄も相まって見事に飯島作品を創りあげた。飯島監督、誕生おめでとう。大変な道だと思うが、これからも期待してます。最後に、現場でフリーズしたごとく長考している飯島監督の姿、なんか好きです。

【小林薫 コメント】
ロケ地の朝日岳の麓というのかな大鳥集落。ここから先はさすがに人家もないというところで、時間もあったので近くを散策して驚いた
未舗装の林道を山に向かって歩き出したのだが
大量の雪がまだ残っているのだ
道と言っても、そこかしこに残っている雪が解けだし川のようになっているところもある
東京では真夏日のような気温も記録するゴールデンウィーク最中の時季にだ
撮影で山林の中に入ってまた驚いた
雪渓のようになった雪が場所によって、50センチくらいの深さになっている
冬の厳しさ感じないわけではないが、ここに住む人たちの強靭さ、自然との向き合いかたにジーンと感動したロケでした

『プロミスト・ランド』
出演:杉田雷麟 寛一郎
三浦誠己 占部房子 渋川清彦/小林薫
脚本・監督:飯島将史
原作:飯嶋和一「プロミスト・ランド」(小学館文庫「汝ふたたび故郷へ帰れず」収載)
製作:FANTASIA Inc. / YOIHI PROJECT
制作プロダクション:ACCA /スタジオブルー
配給:マジックアワー/リトルモア
©︎飯嶋和一/小学館/FANTASIA
映画公式サイトURL:  www.promisedland-movie.jp
公式Xアカウント: @promisedlandmov
YOIHI PROJECT公式サイトURL: yoihi-project.com
(公式Instagram @yoihi_projectで #マタギの日常 配信中)

6月29日(土)より ユーロスペースほか全国順次公開