映画『リアル鬼ごっこ』が7月11日より全国公開となり、公開を記念して初日舞台挨拶を行いました。正体不明の鬼から追われるJK(女子高生)を熱演している、トリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜らトリプルヒロインと園子温が、サプライズで観客と一緒に本作を鑑賞し、客席から舞台へ登壇し、舞台挨拶がスタート。トリンドル、篠田、真野の3人はエンドロールに名前が流れた瞬間こみ上げる涙を抑えていたことを明かし、声を震わせながら公開初日に駆けつけた観客に感謝の気持ちを述べました。
そして一番の見所は、縁起の良い末広がり、そして襲ってくる鬼をやっつ(8つ)ける、という意味で、トリプルヒロインが“鬼”の文字が書かれた8枚の瓦を、“鬼”瓦割りして、映画の大ヒットを祈願しました!
トリンドル:嬉しいです。晴れてよかったです。(映画を見て)ウルウルしちゃいました。
篠田:さっき見てたんですけど、震えが止まらなくて。エンドロールで自分の名前が出てくるときにやっと初日を迎えられたんだなという嬉しさと、映画が旅立った、というかみなさんにようやく見ていただけれるんだなと実感しました。初日にこんなにたくさんのみなさんが『リアル鬼ごっこ』を見たいと思っていただいて嬉しく思います。最後の拍手も心に響きました。
真野:胸がいっぱいです。公開初日にみなさんと客席で見て、エンドロールに自分の名前が流れる瞬間をはじめてみたんですけど、「どうしよう、泣きそう」と思って隣を見たら、トリちゃんも麻里子さんも上を向いていらっしゃって。この作品の一員として携われて幸せです。
監督:拍手が聞こえて、横をみたら3人がウルウルしていてびっくりしました。
<監督に言われて印象的だった言葉>
トリンドル:「もっとパッションを!」
篠田:桜井ユキちゃんとのシーンが多かったなか、その日は私一人のシーンで、何か話そうとしてくださったのか、いつも篠田さんと呼んでたのに、いきなり「麻里ちゃん」と呼んでくれて、ドキッとして一日中忘れられなかったです。嬉しかったです。
真野:何度か園さんとご一緒させていただいているのですが、衣装合わせのときにランナーの格好なのでポニーテールにしたら、園さんが「ポニーテール真野ちゃん、いいね!」ておっしゃって、即決になりました。
<トリプルヒロインについて>
監督:不思議なキャスティングですが、バランスがよくてよかったです。トリンドルさんはオドオドしてたのが、「もっとパッションを!」といったらどんどんよくなりました。真野さんは何度もでてもらってますから。篠田さんは撮影のためにアクション練習を始めて、その後も(僕が通っている同じ道場で)続けられていてびっくりしました。
<瓦割りを終えて>
トリンドル:初めて割りました。痛かったです。
篠田:8枚割ったのは初めてです。キレイに割れてよかったです。
真野:気持ちよかったです。スカッとしました。
監督:割れないと思っていたので、みんな力あるなと怖くなりました(笑)
<最後に>
監督:初日に来てくださり、本当に感謝しております。ありがとうございました。
『リアル鬼ごっこ』
【STORY】
彼女たちの名前は【ミツコ】【ケイコ】【いづみ】。
全員、女子。
3人は同じ学校のクラスメート?
それとも、まったく見知らぬ女子高生なのか?
平和な日常は突如崩れ去り、“クライマックス”が一気に押し寄せる。
木々の風。森の風。押し寄せる風。
女子しかいない風景。女たちの通り。誰かがいつでも見つめている。
いくつもの視線。それが風になり、凶暴な疾走となり、凶器となる。
いったい、何のために追われるのか?
私は、何で、追いつめられるのか?
私たちは、なぜ、追われる?
女子高生だから?女だから?
木々の風。森の風。破られる制服。引き裂かれるドレス。
追ってくる鬼は何?
隠れているのは誰?
監督・脚本:園子温
原作:山田悠介「リアル鬼ごっこ」(幻冬舎文庫・文芸社刊)
出演:トリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜
イメージソング:GLIM SPANKY「リアル鬼ごっこ」(ユニバーサル ミュージック)
配給:松竹、アスミック・エース
R-15(C)2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会
realonigokko.com
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7月11日(土)鬼ごっこ、スタート!