6月28日(土)より公開となる映画『オールド・ボーイ』(ブロードメディア・スタジオ配給、スパイク・リー監督)の公開記念試写会が都内で行われ、20年間監禁された男が主人公の復讐映画にちなみ、自身も監禁された経験のあるタレントのなすび(38)がゲストとして主人公と同じくスーツ姿で登壇した。
TV番組の企画で経験した自身の監禁生活について尋ねられると「映画では20年監禁されるが、食事も出てきてTVも観られるなんて、恵まれているなと思いました。僕はハガキを書きすぎて懸賞生活で“腱鞘炎”になりました・・・」と、苦い思い出を披露し、会場の来場者たちを笑わせた。
また、下界からの“監禁”というところでエベレスト登頂に挑んだが残念な結果に終わった件については、「また挑戦したい気持ちはあるが、命がけだから簡単には言えない。でも福島出身者として被災地に夢と希望を届けたいという気持ちはあります」と珍しく真剣に語り、映画同様リベンジを誓っていた。
映画について感想を求められると「監禁経験者として、普通の人とは違う目線で観てしまうところがあるが、監禁という言葉をキーワードに伏線が張られ、謎が次々に明らかになるところはとても面白い。ネタバレだから言えないけど、ラストは僕はすごく共感しました」と絶賛。退場時には試写室から出ようとすると鍵が閉まってドアが開かないというハプニングが!映画になぞらえ「また監禁されるのかと思った。では皆さんこれから20年間よろしくお願いします」と笑いを誘った。
日本の原作コミック「オールド・ボーイ」をハリウッドで再び映画化!
【あらすじ】
≪監禁≫→→≪解放≫→→≪対決≫
1993年10月8日、ジョー・デュセットの人生は、はてしない悪夢にのみ込まれた。真夜中の街をさまよっていた彼は、泥酔して意識が混濁するなか、見知らぬ部屋に閉じ込められてしまったのだ。何者かの監視下に置かれ、ひたすら単調に時間が流れる絶望の日々。理由も分からない監禁生活がついに20年目に突入したある日、ジョーは突然外界に解放された。監禁中に妻殺しの汚名を着せられたジョーは、休む間も惜しんで猛然と動き出す。愛娘ミアとの再会を果たす前に、何としても自分を陥れた男を捜し出し、復讐を成し遂げねばならないのだ。「お前は誰だ!」「いったいなぜ俺を20年も監禁した??」
監督:スパイク・リー 『インサイド・マン』『マルコムX』
出演:ジョシュ・ブローリン エリザベス・オルセン シャールト・コプリー サミュエル・L・ジャクソン
配給:ブロードメディア・スタジオ
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公式サイト www.oldboymovie.jp
6月28日(土)新宿バルト9他全国ロードショー