映画『リボルバー・リリー』の完成報告イベントが7月29日、東京・GINZA SIXガーデンにて行われ、主演の綾瀬はるかをはじめ、共演の長谷川博己、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES) 、板尾創路のキャスト陣と、行定勲監督が、本編完成報告会見に登壇した。
ハードボイルド作家の長浦京が描く第19回大藪春彦賞受賞作『リボルバー・リリー』を行定勲監督がメガホンをとり実写映画化。1924年の大正末期、関東大震災後の東京を舞台に、美しき元諜報員・小曽根百合(綾瀬はるか)が消えた陸軍資金の鍵を握る少年・細見慎太(羽村仁成)との出会いによって、彼女を戦場へと還らせ、2人を追う帝国陸軍たちとのバトルを描き出すハードボイルドミステリー。
豪華クラシックカーにて会場入りした登壇者たちは、その後GINZA SIXガーデンに場所を移し、華やかに登場!本作ゆかりの「松坂屋銀座店」の跡地にある商業施設「GINZA SIX」。その屋上に位置する「GINZA SIX ガーデン」へと場所を移して、完成報告会を実施。
フォトセッションの後に、綾瀬が劇中で使用する銃・S&W M1917リボルバーで巨大バルーンを打ち抜きヒット祈願。色とりどりの風船が真っ青な空に飛び出していった。
登壇者を代表して、綾瀬は「今日は皆さん、大変大変暑い中、お集まり頂きありがとうございます。映画のほうも昨年の猛暑の中クランクインして、キャスト・スタッフが全身全霊で挑みました。猛暑をぶっ飛ばすくらいのアクションをしているので、是非劇場に観に来てください」と、集まった取材陣を労いつつ、1年前の撮影当初を振り返っていた。
その後、5つのグループに、分かれサウンドバイツを実施。それぞれがクラシックカーで登場した感想や作品への思いを語った。綾瀬は「オープンカーで銀座の街を眺めながら、風を感じることができて気持ち良かったです。手を振ってくれている方もいて」と笑顔を見せ、注目のアクションには「ドレスでのアクションは私自身、初めてで。蹴りの大変さやスカートさばきもありましたが、素手で戦っていくカッコよさが表現できたと思っています」と自信いっぱいに語っていた。
長谷川は「クラシック・カーは大好きですし、なかなかできる経験ではないので気持ち良かったです。クラシックカーに乗って銀座の街を見られるとは思いませんでした。銀座の街並みがいつもとは違う眺めで最高でした」とニッコリ。シシドは「綾瀬さんのアクションが見どころです」とアピール。
百合を追う陸軍大尉・津山ヨーゼフ清親を演じるジェシーは「オープンカーは好きなので、銀座を乗り回せて良かったです。あと5周くらいしたかったです(笑)」と満足気。陸軍大佐・小沢を演じた板尾も「間違ってそのまま首都高に乗らないかなと思ったくらい」と喜んでいた。劇中ではジェシーが板尾から銃を口に突っ込まれるシーンもあるが、「怖かったですよ。テイクを重ねるごとに銃が奥に入ってきて・・・(笑)」と言いながら、「声の出し方とか、撃たれたりとか・・・新しことを色々大変できました。それが画面に出て“こいつ、誰だ!?”と思ってもらえたら、僕の勝ちですね」と胸を張るジェシーだった。
謎の男・南始を演じた清水は、「クラシックカーは、なかなか乗せていただくこともないし、銀座を走ることもないので、貴重な機会でした。炎天下でエンジンが止まらないか心配でしたけど・・・」と貴重な体験に笑顔を見せ、カフェーの従業員・琴子を演じた古川は「心の底から楽しめました。銀座には昔の建物とかが残っているのでタイムスリップしたようでした。ウキウキして楽しかったです」とほほ笑む。劇中のアクションについて、古川は「霧の中でのアクションがとても大変でした」と振り返っていた。
行定監督も「クラシックカーはね、東映らしいキテレツな企画でしたが楽しかったですよ。風が吹き抜ける感じが良かったですね」を微笑み、劇中で綾瀬と共演した羽村は「とにかく綾瀬さんについていきました」と述懐していた。
映画『リボルバー・リリー』
出演:綾瀬はるか 長谷川博巳
羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)/ シシド·カフカ 古川琴音 清水尋也 / ジェシー(SixTONES)
佐藤二朗 吹越満 内田朝陽 板尾創路
橋爪功 / 石橋蓮司 / 阿部サダヲ
野村萬斎 豊川悦司
監督:行定勲
原作:長浦京『リボルバー・リリー』(講談社文庫)
配給:東映
コピーライト:©2023「リボルバー・リリー」フィルムパートナーズ
映画公式サイト:https://revolver-lily.com/
8月11日(金)全国公開