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西銘駿インタビュー! 「僕の新しい一面を見て欲しい!」 劇場版『リケ恋~理系が恋に落ちたので証明してみた。~』

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山本アリフレッドの人気コミックを実写化したドラマが、劇場版『リケ恋~理系が恋に落ちたので証明してみた。~』として、ただいま絶賛公開中!
本作は、理系の男女が恋に落ち、恋愛関係とは何かを理論的に解き明かそうと奮闘する様を描く、ラブコメディー。ツンデレ理系美女・氷室菖蒲(浅川梨奈)と恋に落ちる、理系男子・雪村心夜を演じるのは、西銘駿(男劇団 青山表参道X)。

雪村役を演じ、これまでのイメージとは違う一面を見せた西銘駿に、本作への思いや撮影時の苦労、さらに自身の恋愛感までじっくりと語ってもらった。

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― 西銘さんはとても可愛らしいイメージがあるのですが、今作では終始クールな役がらです。演じられていかがでしたか?
そうですね、僕はいつも「可愛い」って言われてしまうことが多くて・・・。そのイメージを一度払拭したい気持ちがありました。でも、実際に映像を見てみると、最初は違和感があって(笑)。これまで笑顔で元気なお芝居をすることが多かったので、客観的に見てその姿に慣れなかったです。自分じゃないような気がして。でも、演じているうちに、普段と違う自分だからこその魅力というか、芝居をする達成感みたいなものを感じてきました。SNSでも「いつもの西銘くんみたいではない、知的な役もできるんだね」というコメントをいただいて、凄く嬉しかったです。

― いつもと違う一面を見られるというのは、観ている方も楽しいですね。
このタイプの役は初めてだったので、最初は戸惑いもありましたがお芝居をしていくなかで自分の中に取り込んでいきました。

― それでは、今回の役のオファーが来たときは嬉しかったですか?
はい、とても嬉しかったです。「クール」「知的」「恋愛」という、全てやってみたかったことだったので、不安もありましたが、とてもワクワクしました。

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― 本作はこれまでのラブコメ作品とは違い、二人とも恋愛経験がないというラブストーリー。なぜか「好き」ということを数式で証明していくんですね?
そうなんです。新感覚なラブストーリーです。普通は、いろいろな出来事があって恋愛が成就するという流れになると思うんですが、この物語はスタートで、すでに恋愛は成就されているんです。もう完結してしまっているというか(笑)。でも、理系の二人なので、そこを数式で証明しないとスッキリしない。原作を読んだときから「凄く面白い!」と思ったので、この作品に出会い出演することができて本当に幸せでした。

― 西銘さんご自身と雪村心夜、似ているところはありますか?
180度違います。僕には雪村の要素はほぼないです(笑)。だからこそ、自分もこういう表情ができるんだ、こんな台詞も言えるんだという発見ができて、演じることが楽しかったです。仮題点もありますが、挑戦したことによって自分が少し成長できたのではないかと思っています。

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― また、白衣姿は、女子が萌える要素だと思いますが。
白衣って凄いですね。白衣着ているだけで、女性がキュンキュンするんだなと(笑)。SNSのコメントでも「白衣姿ッ!!」というのがいっぱいありました。もう、プライベートでも白衣でいようかなと思うくらい。僕自身も白衣+眼鏡はお気に入りでした(笑)。

― 眼鏡もよくお似合いでした!
いや、僕、眼鏡似合わないですよ、本当は・・・。そう言っていただけると嬉しいです・・・。

― 浴衣姿も披露しちゃったし(笑)
あはは、凄いセクシーな姿をお見せしちゃいました。あのポーズは僕のアドリブです。「ここまでは、こうやってください」という監督の指示があったんですが、それ以降は自分で。監督がニヤニヤしているんで期待に応えないといけないと思って、ドーンと行きました(笑)。でも、僕がアドリブで振ると周りもアドリブになってくるわけで、本当に面白かったです。伸び伸びとやらせていただきました。

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― 共演者も皆さん同年代でしたが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
20歳前後でみんな年齢も近かったので、すぐに仲良くなりました。映画の撮影に入る前にワークショップがあって、役になりきってディスカッションしたりしたので、撮影に入ったときにはそれぞれの役ができていたし、すっかり仲良くなっていたのでとてもスムーズに進行していきました。みんな笑顔で、撮影の時には集中してとても楽しい現場でした。

― 映画では、女性から告白していきますが、西銘さんご自身は好きな人には自分から告白するタイプですか?
どうだろう・・・確かめちゃうかなぁ。僕って弱虫な部分があって自分に自信がないから。奥手ということはないけど、ちょっと遠まわしに匂わせます(笑)。「どういう人がタイプなの?」って聞いたり、その人だけ特別な態度とったり。「特別な存在なんだよ」という意思表示、アプローチはしますね。それが自分に返ってきたら、めちゃめちゃ仲良くなると思います。

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― では、女子から告白されたらどうですか?
すっごく嬉しいです! もちろん、男の自分から告白したいけど、その子の気持ちに気がついていないこともあるだろうし、告白されてから意識しちゃうことだってあると思う。自分も同じ気持ちだったということもありますしね。

― 今回、物語では「好き」ということを立証するために色々な実験をします。難しかったな、これは恥ずかしかったなと思ったシーンはありますか?
カメラに向かってめちゃくちゃ壁ドンをしたことです(笑)。120回くらいやってます。恥ずかしいというより、ずっと壁に張り手していて「いったい僕は何をしているんだ」状態で、どんどん体力が失われていくという(笑)。絶対に笑ってはいけないし、大変でした。

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― 山を駆け下りるシーンも大変だったのでは?
山を駆け下りるシーンは、本当はスタントマンの方が走る予定だったんですが、「自分で走りたいです」とお願いして、靴に滑り止めを付けてもらい走りました。でも、大コケしちゃって・・・。ズボンが破けてしまったんですが、必死に走っていく姿を監督がとても褒めてくださったんです。8割~9割ぐらいは自分でやりました。そのぶん達成感もあったし、その気持ちが最後のシーンに続いたと思います。あのシーンは自分でも「よくやった」と褒めてあげたいです。

― 実験デートのシーンも微笑ましいですが、実際に西銘さんが考えるデートプランは?
僕はアグレッシブですよ。映画みたり、遊園地行ったりを1日でやりたいと思ってしまうので。詰め込むタイプです(笑)。でも、プランをしっかり考えなくてもいいかな。ここに行ったら、次はどこに行こうみたいな感じで。二人で考えて決めるのがいいですね。その場で決めます。彼女を楽しませる自信はありますよ~。「楽しんで笑顔にさせること」「僕といて居心地がいいと思わせること」は他の男の人に負けないです!

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― 西銘さんがお気に入りのシーン、印象深いシーンは?
やっぱりラストシーンがいいですね。そして、雪村が必死になるシーン。ドラマ版ではなかった部分ですが、雪村が思い悩み自分で気づいていく、理系では表せない本能で行動するところは見どころだと思います。初めて氷室と離れるシーンの中で、だんだん自分の心のスイッチがオンになっていき、感情を表に出すところが好きです。

― 雪村くんは幼少の頃から理系を目指していますが、西銘さんは何になりたかったですか?どんな子供でした?
野球選手でした。父がとても野球が好きだったので、物心ついた時からいつもキャッチボールしていました。漠然と野球選手に憧れて、小学6年生までずっと野球をやっていました。兄と公園に行って走り回っていて、わんぱくでした(笑)。

― では、最後に映画をご覧になる皆さんにメッセージをお願いします。
原作に忠実に演じました。「リケ恋」は現実っぽくないのですが、恋する中身は一緒。伝える方法が理系だっただけです。好きなのになかなか正直になれないことって、誰にでもあることだけど、やっぱり正直に伝えた方がいい。そう思わせてくれる作品です。恋愛している人の背中を少しでも押すことができたらいいなと思います。今までにない新しいラブコメです。ぜひ楽しんで観てください。

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【西銘 駿(にしめしゅん)プロフィール】
1998年2月20日生まれ。沖縄県出身。第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストグランプリ。『男劇団 青山表参道X』のメンバー。W主演映画『劇場版 リケ恋~理系が恋に落ちたので証明してみた。~』、映画『愛唄-約束のナクヒト-』がそれぞれ公開中。

Styling:甲斐修平 Hair&Make:和田しづか
衣装協力:アンダークイズのジャケット4万7000円(アドナスト)、
パンツ3万円(エレファント トライバル ファブリック)、
その他スタイリスト私物
問い合わせ
アドナスト
03-5456-5821
エレファント トライバル ファブリックス
03-5329-0705

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劇場版『リケ恋〜理系が恋に落ちたので証明してみた。〜』
<劇場版ストーリー>
彩玉大学に通う恋するツンデレ理系美女・氷室菖蒲(浅川梨奈)は同じ研究室の究極の理系男子・雪村心夜(西銘駿)の姿に惹かれ、遂に恋の告白する。しかし、挑む飛びぬけた理系バカである雪村は「理論的に好きを証明できなければ、好きとは言えないし、理系としても失格!」 と伝え、2人は研究室のメンバーを巻き込んで「恋」の定義に関する証明実験を始める!?デート実験、好きの構成要素の解明、心拍数計測実験、ムード値の計測……そして理論的最高値のキスを目指すが、ことごとくうまくいかない。
大学内では証明実験の限界があると考えた雪村は研究室のメンバーとともに大学のセミナーハウスで合宿することに。到着したセミナーハウスで理系研究室メンバーは早速、合宿のスケジュールを決めるために会議室に向かうと、自分たちは壁だと言い放ち、微動だにしない男女と遭遇。彼らは氷室や雪村とは全く別アプローチで恋愛の定義に関する証明実験を行うため、セミナーハウスに3カ月以上も滞在している哲学を専攻する神凪 悠(桜田 通)をリーダーとした研究室メンバーであることが分かる。同じ目的を持ちながらも、お互いの方法論を認められない雪村と神凪は、それぞれの理論を証明するために、氷室を巡って対決することになる。果たして理系バカVS文系バカの勝負の行方は…そして氷室は理論的最高値のキスは実現するのか?

浅川梨奈 西銘 駿(男劇団 青山表参道X)
矢野優花 藤田 富 荻野可鈴(夢みるアドレセンス)  佐藤友祐(lol‐エルオーエル-) 鈴木つく詩 春日光一
桜田 通
原作:山本アリフレッド「理系が恋に落ちたので証明してみた。」(フレックスコミックス「COMICメテオ」掲載)
監督:旭 正嗣、佐藤敏宏
脚本:幸 修司、伊藤秀裕
製作統括:船越雅史
企画・プロデュース:山本剛士、伊藤秀裕
主題歌:nel「忘れないで」 オープニング曲:JEY-J「Tearin’ Us Apart feat. A. Rose Jackson」(バーンズレコード/ユニバーサルD)
宣伝:ツインピークス 配給:エクセレントフィルムズ、トリプルアップ 制作:エクセレントフィルムズ
製作:「リケ恋」製作委員会(バップ ぴあ エクセレントフィルムズ DEN テレビ埼玉 とちぎテレビ 千葉テレビ放送 テレビ神奈川 岐阜放送 京都放送 日本BS放送)
公式サイト: http://vap.co.jp/rikekoi
ツイッター(@rikekoiproject)

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