Open Close

瑛太、安藤サクラに宣戦布告!「観に来い!」 映画『リングサイド・ストーリー』初日舞台挨拶

DSC_2215

映画『リングサイド・ストーリー』の初日舞台挨拶が、10月14日、東京・新宿武蔵野館にて行われ、W主演の佐藤江梨子と瑛太、共演の武尊、黒潮“イケメン”二郎、武正晴監督が登壇した。

本作は、映画『百円の恋』のスタッフが再集結し、足立紳の実話を元に、武正春監督の手で映画化。売れない役者・村上ヒデオと、ヒモ同然のヒデオと同棲中の江ノ島カナコが夢や希望を持って奮闘する姿を描いたファイト・ラブコメディ。ヒデオを瑛太、カネコを佐藤が演じる。

DSC_2188

DSC_2227

現在開催中の第22回釜山国際映画祭で、「アジア映画の窓部門」の招待作品として参加し、韓国から帰国したばかりの佐藤は「映画の中で『カンヌのレッドカーペットを歩かせてやるよ! 特別な景色を見せてやる』というヒデオのセリフがあるんです。カンヌには行ったことがあるんですけど、釜山は初めて。これがあの特別な景色なんだ、ヒデオを信じてよかった、と思いました」と映画祭へ参加した喜びを吐露。
瑛太は「ヒデオの夢を半分叶えられたかなという気持ちでした。韓国の方たちの映画愛が凄くて、お客さんの迫力に圧倒されました」とコメントした。

DSC_2148

DSC_2155

出産後復帰1作目、約4年ぶりに映画主演を務めた佐藤は「脚本を読んで、 急に売れだした人が売れなくなったりとか“役者あるある”がすごく多くて、面白かった。すぐにやりたいとお返事しました」と出演オファーを受けたときの心境を語り、「ヒデオのことを言われているのに、自分に言われているような気持ちになりました」と振り返った。

DSC_2181

一方の瑛太は「自分も俳優という職業に就いたけど仕事がこなくて、100円ショップでキャベツだけ買って食べていた時期もありました。オーディションに行ったら『絶対に他のやつと違うことをやってやろう』と思うところには共感しましたね」と貧困な時期の苦労や葛藤を振り返りつつ、「ヒデオは『俳優の“俳”は“人に非ず”と書く』と言っています。道徳感とか無視して、崖から飛び降りる覚悟で生きるという勇気をもらい、原点回帰できました。予定調和じゃつまらないし、挑戦し続ける気持ちをヒデオに思い出させてもらいました」と静かな口調ながらも熱い思いを語った。

DSC_2163

DSC_2185

現実に格闘技の世界で活躍する武尊と、“イケメン”にとっても本作は感慨深いものとなったそう。武尊は「いつも、リングの上での闘いは観ていただいていますが、そのリングへ向かうまでの恐怖や不安と戦っている姿を見られるのも、この映画の見どころの1つだと思います」と作品をアピール。“イケメン”も「プロレスがもっと盛り上がってほしい。選手自身が大会のチケットを売りに行くシーンはリアルです」と、映画とともに自身の活躍の場の繁栄も願った。

DSC_2195

DSC_2202

映画の内容にちなみ、「自分にとっての特別な景色とは?」と問われた武監督は「この劇場(武蔵野館)でアルバイトしてたことがあるので、今、(観客を見渡し)凄く特別な景色を見てます」と感慨深げ。「いつか作品を引っさげてカンヌ映画祭に行って、サトエリさんみたいに『カンヌには行ったことあるんですけど』と言ってみたいですね」と思いを伝えた。瑛太は「この作品が評価されて、欲を言えば作品賞とかいただきたい。精いっぱい愛情を注いだ作品なので、皆さんに届けることができた今が特別な景色です」と答えた。

また、上映期間中は“自称役者”を申告し、俳優、もしくはまだ売れてるとは言えなくとも大きな夢を持っている役者を対象に1,000円で観ることができる「役者割引」キャンペーンを実施。瑛太は「(武監督の前作)『百円の恋』を超えたと思っています。安藤サクラ!この映画を“役者割”で観に来い!」と宣戦布告し、会場から拍手喝采を浴びていた。

B5_リングサイドストーリー_チラシ表FIN_R

映画『リングサイド・ストーリー』
「俳優ってのはなっ!人に非ずって書くんだよ!」
「役者なら、一世一代の演技見せてよ!」
10年付き合い同棲中の江ノ島カナコ(佐藤江梨子)の彼は、ヒモ?同然の売れない役者“村上ヒデオ”(瑛太)。
出会った頃、舞台袖で見たヒデオは輝いていて、7年前大河ドラマに出た時は、カンヌ映画祭に連れていってくれると信じていた。最近は、相変わらずオーディションに落ち続け、マネージャー百木(近藤芳正)が決めたエロVシネの大役さえ、撮影当日にドタキャンする始末。
ある日、カナコは勤め先の弁当工場を突然クビになり生活は大ピンチ!
プロレス好きだったヒデオは、武藤敬司率いるプロレス団体「WRESTLE-1(レッスルワン)」の広報が人員募集している事を知り、彼女の職探しをアシストする。しかし新天地でイキイキと働きだし、自分を構わないカナコを、浮気していると勘違いして嫉妬に狂ったヒデオは、とんでもない事件を起こしてしまう。事件のケリをつけるため、K-1チャンピオン和希(武尊(たける))との一騎討ちを命じられたヒデオ。果たして、愛するカナコのために、ヒデオは一世一代のリングという大舞台に上がるのか!?

佐藤江梨子  瑛太
有薗芳記 田中要次 伊藤俊輔 奈緒 村上和成 / 高橋和也 峯村リエ
武藤敬司 武尊 黒潮“イケメン”二郎
菅原大吉 小宮孝泰 前野朋哉 / 角替和枝 近藤芳正 余 貴美子
主題歌:「消えぞこない」フラワーカンパニーズ(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
監督:武 正晴
脚本:横幕智裕 李 鳳宇
配給:彩プロ
©2017 Ringside Partners
特別協力|M-1スポーツメディア GENスポーツエンターテインメント WALK GENスポーツマネジメント
公式サイト:http://ringside.jp
ツイッター:‪@RingsidestoryJp‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬

新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか全国公開中