第68回ベルリン国際映画祭
パノラマ部門オープニングに決定!
生きることにもがく若者たちの姿を鮮烈に描く、行定勲監督、二階堂ふみ、吉沢亮ら人気と実力兼ね備えた若手俳優たちがこぞって出演する衝撃の青春映画『リバーズ・エッジ』。原作者の岡崎京子との固い絆で知られる小沢健二が初めて映画主題歌を書き下ろしたことでも話題の本作が、世界三大映画祭のひとつであるベルリン国際映画祭のパノラマ部門に正式出品されることが昨年末に発表されたが、パノラマ部門のオープニング作品として、今年のベルリン国際映画祭の開幕を飾ることが本日発表された。
ベルリン国際映画祭は今年で68回目を迎える歴史と伝統ある映画祭で、パノラマ部門は世界中から良質の作品を幅広いジャンルで集めた部門。このオープニングに邦画が選出されるのは、2007年の山田洋次監督『武士の一分』以来の快挙となる。
行定監督は2010年に『パレード』で、第60回ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞。昨年も『ジムノペディに乱れる』(16)が批評家週間に出品されるなど、今回で5 度目の選出となり、最新作の『リバーズ・エッジ』も注目を集めることが予想される。これにあわせて、行定勲監督と主演の二階堂ふみ、吉沢亮が、映画祭の主会場のレッドカーペットに登場することが決定!歴代のスターたちが踏みしめてきた歴史あるレッドカーペットの開幕を二階堂、吉沢らが華やかに彩ることになる。『リバーズ・エッジ』はレッドカーペット後にCINEMAXでオープニング上映となり、二階堂らはQ&Aにも参加する予定。ベルリン国際映画祭の専用ビジュアルも合わせて解禁となった。
今年のベルリン国際映画祭では、「RADWIMPS」の野田洋次郎や夏木マリ、村上虹郎、渡辺謙ら日本人キャストも多数参加するウェス・アンダーソン監督による『犬ヶ島』が映画祭自体のオープニングを飾り、同じパノラマ部門には黒沢清監督の『予兆 散歩する侵略者 劇場版』が正式出品されることも発表されている。
<ベルリン国際映画祭とは>
ドイツの首都ベルリンで開催される国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。カンヌ国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭と並び、世界三大映画祭のひとつに数えられ、歴史と権威を併せ持つ。世界的大都市で開催される事から注目度も高く、圧倒的な存在感を示し続けている。特徴として社会派作品が集まる傾向があり、受賞作品の多くは世界的な興行で成功を収めている。これまでに400本以上の日本映画が上映されており、黒澤明監督、宮崎駿監督、園子温監督など、数多くの監督や俳優が賞を受賞してきた。第68回目を数える本年は2月15日~2月25日まで開催される。
出演:二階堂ふみ 吉沢亮 上杉柊平 SUMIRE 土居志央梨 森川葵
監督:行定勲 脚本:瀬戸山 美咲 原作:岡崎京子「リバーズ・エッジ」(宝島社)
主題歌:『アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)』 小沢健二(ユニバーサル ミュージック)/作詞・作曲:小沢健二
© 2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
公式サイト:http://movie-riversedge.jp
2月16日(金)よりTOHOシネマズ新宿他全国ロードショー