映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の公開を記念したスペシャルイベントが、9月6日、六本木ヒルズアリーナにて開催され、リオ五輪で大活躍したメダリストの卓球男子日本代表の水谷隼選手、競泳男子日本代表の瀬戸大也選手、坂井聖人選手が登壇。イベントは、音楽団「源‐Minamoto‐」による「スターウォーズ」のメドレー演奏で厳かにスタートした。
本作は、「スター・ウォーズ」シリーズの原点である『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』へと続くアナザー・ストーリー。銀河全体を脅かす帝国軍の宇宙要塞“デス・スター”の設計図を奪う決死のミッションに挑む、反乱軍の極秘チーム<ローグ・ワン>の姿を描く。
映画のタイトル「ローグ・ワン」にちなみ、毎月6(ロク)日を“ローグの日”と決定。この日は、本作で描かれる不可能に近いミッションを可能にしたチームワークになぞらえ、同じく「チームの力」で日本国民に勇気を与えた、水谷、瀬戸、坂井が配給会社公認の「ローグ・ワンJAPAN」として集結した。ちなみに、水谷選手の誕生日は6月9日。「これからはローグの日で覚えてもらいます」と伝え、会場を沸かせた。
「スター・ウォーズ」が子供のころから大好きだったと声を揃える3人。水谷が「『スター・ウォーズ』のボトルキャップを集めていました。全種類コンプリートしましたよ」と自慢げに話すと、坂井も「僕は『スター・ウォーズ』のチョコエッグでした。おまけのフィギュアがほしくて、チョコばっかり食べてました」と笑顔を見せる。瀬戸は、「どうしてもライトセーバーのおもちゃが欲しくて、『一生、大切にするから』と親にねだって、買ってもらいました。今はたぶん物置にありますけど・・・(笑)」と茶目っ気たっぷりに語った。
リオ五輪のチーム力について、水谷は「準決勝で当たったドイツ戦で僕が対戦した相手はこれまで1勝15敗という成績でしたが、勝利することができました。仲間の声援とチームのために自分が戦うんだという気持ちで、本来の自分の力以上のものが出せたと思います」としみじみ。瀬戸も「リオ五輪の競技は競泳から始まったんです。自分たちの結果がよければ、それに続く日本選手団が盛り上がると思い、頑張りました」と、自分たちの与える影響を日本選手団全体のチームワークとして考えていたようだ。
また坂井は瀬戸に憧れて同じ早稲田大学に入学したという。「リレーチームで戦うと、いつも以上のパフォーマンスが出せます」と語る坂井。瀬戸は「(坂井は)僕の弟子です(笑)。オビ=ワンとアナキンみたいな関係です。男子200メートルバタフライ決勝では、坂井が銀メダルをとりました。最後の方で後ろから(坂井が)チョロチョロって出てきてやられちゃった。でも、聖人がをとってくれたので本当によかったです」と語り、そのあと登場したダース・ベイダーが「強いフォースを感じる」と言い放つと、すかさず瀬戸が「(坂井を指し)意外とダークサイドなんです」と言い、会場の笑いを誘った。
リオ五輪エピソードの一つとして、水谷が「僕の家族は選手村から5分ぐらいのところに泊まっていたんですが、宿泊費が2週間で170万円もしたんですよ」とびっくり発言。MCが「報奨金とかあると思いますが、大赤字でした?」と尋ねると「メダルの報奨金等で結果的には大幅に黒字でした(笑)」と答え、会場からは「お~!」と驚きの声と拍手が起こった。
イベントの最後には、このあとライブを実施したTaku Takahashi(m-flo)、Crystal Kayも登場し、ダース・ベイダーやストームトルーパーたちとあわせ、日本代表選手3人を囲んでフォトセッションするなど、イベントを盛り上げた。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
<STORY>
「ひとりでは、戦えない──」
銀河全体を脅かす、帝国軍の究極の兵器“デス・スター”。その設計図を奪うため、無法者たちによる反乱軍の極秘チーム<ロ―グ・ワン>に加わった女性戦士ジン・アーソは、様々な葛藤を抱えながら不可能なミッションに立ち向かう。
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)Lucasfilm 2016
公式サイト:http://starwars.disney.co.jp/movie/r1.html
12月16日(金) 全国ロードショー