ワケあり物件に住み、履歴を帳消しにする秘密のお仕事
“こじらせオカルト女子”池田エライザが
キャラ濃すぎな幽霊たちに振り回される?!
7月7日(土)より公開となる池田エライザ主演の映画『ルームロンダリング』の予告編が完成した。
新たなクリエイターの発掘を目指して映画企画を募集するコンテスト、「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM2015」で全474企画の中から準グランプリを受賞したこの作品は、独創的なアイディアで注目を集めながら、オカルトの中にヒューマンドラマの要素を入れた爽やかな設定を評価された。
主役の御子役に抜擢されたのは、近年女優業での活躍が目まぐるしい池田エライザ。2018年には映画出演作が6本と今最も勢いのある若手女優の一人だ。その他、胡散臭い不動産屋を営む御子の叔父役には、オダギリジョー。御子の隣に住む青年・亜樹人役には、若手注目俳優、健太郎。そして、個性豊かな幽霊たちを渋川清彦、光宗薫が演じる。他にも木下隆行、奥野瑛太、つみきみほ、田口トモロヲ、渡辺えりなどの名バイプレイヤーたちが脇を固める。
今回解禁となった予告編は、主人公・御子の引っ越しシーンからスタート。新居で何があったのか叔父に問うと「他殺・・・」と衝撃の返答が。御子はワケあり物件に住み、その履歴を帳消しにするという秘密のお仕事=ルームロンダリングをしている。人付き合いが苦手で、“人生こじらせ中”の御子にとって、ぴったりのお仕事!かと思いきや、その物件には幽霊が居座っていた。津軽弁のパンクス、カニの仮装をした小学生、コスプレ好きのOL・・・。次々に御子の前に現れる、キャラが濃すぎる“この世に未練たらたらな”幽霊たち。成仏できない彼らのお悩み解決に奔走させられる、奇妙な共同生活の様子がコミカルに描かれる。
幽霊たちに振り回されながらも、徐々に自分に向き合っていく御子。叔父の「泣くな、笑え」という台詞は、劇中の御子と同様に観る者の背中を押す、あたたかなメッセージを予感させる。予告編の最後には「おっぱい!おっぱい!」と謎に叫ぶ幽霊の姿。全体を通して、思わずクスッと笑ってしまう仕上がりの予告編となっている。
【Story】
5歳で父親と死別し、その翌年には母親が失踪してしまった八雲御子(池田エライザ)。その後は祖母に引き取られたが、18歳になると祖母も亡くなり天涯孤独に。度重なる不幸で自分の殻に閉じこもってしまった御子のところへ、母親の弟である雷土悟郎(オダギリジョー)が現れ、住む場所とアルバイトを用意してくれることに。しかし、そのアルバイトとは、ワケあり物件に自分が住むことによって‟物件を浄化する“というルームロンダリングだった。ルームロンダリングを始めて以来、幽霊が見えるようになった御子。幽霊と奇妙な共同生活を送る中、御子は彼らのお悩み解決に奔走させられ…⁉ 見終わった誰もが暖かな気持ちになるステキな物語。
出演:池田エライザ、渋川清彦、健太郎、光宗薫/オダギリジョー
監督:片桐健滋
脚本:片桐健滋・梅本竜矢
2018年/109分/日本/カラー/DCP/シネマスコープサイズ/5.1ch
©2018「ルームロンダリング」製作委員会
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
配給:ファントム・フィルム
公式サイト:http://roomlaundering.com
7月7日(土)より新宿武蔵野館、渋谷HUMAXシネマ、シネ・リーブル池袋他全国ロードショー