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映画『野生の島のロズ』クリス・サンダース監督が来日! 綾瀬はるか、柄本佑らキャスト陣、監督からの直筆イラストプレゼントに感激!! 日本語吹替版完成披露試写会

第82回ゴールデングローブ賞 4部門ノミネート‼
第52回アニー賞 最多9部門10ノミネート‼
文部科学省選定作品にも選出!

ドリームワークス・アニメーションが贈る感動と奇跡のアドベンチャー

タイトル

クリス・サンダース監督が来日!
綾瀬はるか、柄本佑、鈴木福、いとうまい子らと登壇!
監督からの直筆イラストプレゼントにキャスト陣感激‼

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『シュレック』や『ボス・ベイビー』『ヒックとドラゴン』シリーズなど、数々の大ヒットアニメーションを生み出してきたドリームワークス・アニメーションが贈る全世界待望の最新作 『野生の島のロズ』が2月7日(金)より全国公開する。

本作は、野生の島で起動した最新型アシスト・ロボットの「ロズ」に、ひょんなことから愛情が生まれ、動物たちと共に生き、島の危機を乗り越えていく感動の物語。原作は、アメリカの作家ピーター・ブラウンによる著書『野生のロボット』シリーズ。2016年に出版された『野生のロボット』はニューヨーク・タイムズのベストセラーリストで1位を獲得し、一大現象となったほか、チルドレンズ・チョイス・アワードの年間最優秀イラストレーター賞や、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞等を含む数多くの文学賞を受賞した傑作童話。
監督・脚本は、ディズニーで経験を積み『リロ&スティッチ』(02)の監督を務め、ドリームワークスで『ヒックとドラゴン』(10)などを手掛けてきたクリス・サンダース。製作は、ドリームワークス・アニメーションの『ボス・ベイビー:ファミリー・ミッション』や『カンフー・パンダ』シリーズのジェフ・ハーマンが務める。

日本語吹替版には、本作の主人公で、徐々に心が芽生えていく最新型アシスト・ロボットのロズ役を綾瀬はるか、お調子者でずる賢く臆病だが、ロズの相談相手として友情を育んでいくキツネのチャッカリ役を柄本佑、ロズに育てられ立派に成長していく雁(ガン)のキラリ役を鈴木福、たくさんの子供たちを逞しく育て、ロズをサポートするオポッサムの母親、ピンクシッポ役をいとうまい子が務めるなど、魅力あふれるキャラクターたちに命を吹き込む豪華キャストが集結している。

クリス・サンダース監督が来日!
吹替声優を務めた綾瀬はるか、柄本佑、鈴木福、いとうまい子らと
日本語吹替版完成披露試写会に登壇!

第82回ゴールデングローブ賞では4部門にノミネート、第52回アニー賞では最多9部門10ノミネートを果たし、さらに1月23日(木)に発表される本年度のアカデミー賞®ノミネートにも期待が高まっている『野生の島のロズ』。この度、本作の完成披露試写会が1月20日(月)に都内で開催され、来日中のクリス・サンダース監督、日本語吹替版キャストの綾瀬はるか、柄本佑、鈴木福、いとうまい子が上映前の舞台挨拶に登壇。キャスト陣にはサプライズで、サンダース監督が描く、各キャラクターの直筆イラストがプレゼントされた。

<イベントレポート>
サンダース監督、綾瀬らは客席通路を通り、観客の大歓声を浴びながら登壇! サンダース監督は日本語吹替版をこれから初めて鑑賞するファンを前に「ドリームワークスのスタッフと共に精魂を込めて作った作品であり、私のキャリアの中でも、みなさんにお見せできることが、こんなにも嬉しい作品は初めてです。どうぞ楽しみにご覧になってください!」と挨拶。久々の来日ということで「前回の来日から随分と時間が経ってしまいましたが、本当に日本が大好きです。日本の文化、人々の強さ、美しさにずっと敬意を抱いております。特に今回、妻と一緒に来ておりますが、彼女にとっては初めての日本になるので、こうして一緒にくることができて嬉しく思っています」と笑顔で語る。

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自身が声を吹き込んだ日本語吹替版を見ての感想を尋ねると、綾瀬は「日本語だと、集中して映像を見られるので、最初に(英語版で)見た時に気づかなかった、(柄本が演じた)チャッカリの小さな手の動きやシッポの動き、表情が見られて、日本語版で一番泣きました」と明かす。

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柄本も「最初に全編を英語で見させていただいて、声録りの時も映像はあったんですけど、どちらもモニターはそんなに大きくないので、作品が完成した状態で見て、初めて出会ったような感じでした。毛の質感や、チャッカリの手の動きなど細かい部分がデカいスクリーンだとたくさん見えて、監督のこだわりがたくさん感じられて、劇場で観るべき映画だと実感しました」と言葉に力を込める。

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鈴木は「僕も声を入れる前、初めて見た時からファンになって、感動しましたが、日本語になると、さらに自分に深く入ってくる感じがしました。みなさんの声がすごく素敵でキャラクターひとりひとりが愛おしくなって、(日本語版で)世界観がさらに広がった印象でした」と語った。

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いとうは「この作品は見終わってからしばらく、なぜかわからないけど心の中でずっと温かいものが続きます! 英語で見ても感動しましたが、日本語で見てより感動しました。映像も素晴らしく、美しいので、そういうところを細かく見てほしいと思います」と呼びかける。

そんな、日本語吹替版キャストにサンダース監督は「これ以上、感服することもこれ以上嬉しい思いになることもないくらい、本当に素晴らしい演技を見せてくださりました! 声をあててくださる過程で、キャラクターに命が吹き込まれ、役者さん個人のスタイルみたいなものがキャラクターたちに吹きこまれていくわけですが、それを見た時、ここにいるみなさん以上に素晴らしいキャストはいないと心から思いました。どんなに感謝の言葉を述べても足りないくらいです。みなさんのアートとお時間をこの作品のために貸してくださって、ありがとうございます」と最大限の称賛と感謝の思いを口にした。

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ロボットのロズを演じた綾瀬は「ロズはロボットなので、感情がないんですね。プログラミングされたことしか話さないんですが、ひな鳥と出会って、育てることで愛が芽生えていって、感情が出てきて、母親のような気持ちになっていく。徐々にプログラミングされたことを超えた気持ちになっていくんですが、その使い分け――徐々にロボットが成長し、進化していく姿をどのように演じていくかが一番難しい点であり、いろいろ気をつけてやっていきました」と苦労を振り返る。

キツネのチャッカリを演じた柄本は「名前の通り、ちょっとチャッカリしたところがあり、飄々としたシニカルな目線もあるし、愛を欲しているところもあり、ちゃんと寂しがり屋で、見栄っ張りなところを出せればと思いました」と役に込めた想いを語る。一方で、英語と日本語のワード数や口の動きの違いがある中で「そこを合わせるのはすごく大変で苦労しました」とも。

ロズによって育てられる雁(ガン)のひな・キラリの声を演じた鈴木も「録りながら、雁でありながらロボットっぽいセリフを言わなきゃいけなかったりして、その言葉を短い時間に収めなくてはいけなくて、そこは結構苦労しましたね」とうなずく。

いとうは、子だくさんのオポッサムの母親・ピンクシッポの役で声優に初めて挑戦したが「日本語版の監督に『肝っ玉母さんの感じで』と言われまして、しゃべっていると優しくなってしまうので、できる限り“肝っ玉母さん”を出すように頑張りました」と振り返った。

アニメーション好きの柄本は、これまで数々のディズニーアニメーションにスタッフとして携わり『リロ&スティッチ』、ドリームワークスの『ヒックとドラゴン』の監督、脚本を務めたサンダース監督と対面を果たし、感激の面持ち。舞台袖でもいろいろ質問攻めにしていたようで「先ほど、日本の好きなアニメーションを聞いたら、最近の作品を教えていただいたんですが、今度は影響を受けた作品はあるか聞いてみたいです」と質問! サンダース監督はスタジオジブリの宮崎駿監督の名前を挙げ「自分自身もそうですし、一緒に仕事をする仲間みんな同じ答えだと思います。宮崎駿監督、その中でも特に『となりのトトロ』は常にみんなの一番であると思います」と語る。

さらに「本作との関連で言うと、森が出てきますが、宮崎監督が描く森には神秘性、没入感、奥行きがあり、私たちもそこにインスピレーションを受けて森を描きましたが、それをかなえるためにドリームワークス・アニメーションのやり方を全て変えなくてはいけませんでした。キャラクターを含めて、“手描き感”を感じていただける作品になっています。愛してやまない宮崎作品の背景、キャラクターの手描き感をこの作品でも感じてもらえたら嬉しいです」と語った。ちなみに、監督は『ヒックとドラゴン』の公開時に来日した際に、宮崎監督と対面したそうで「彼のアトリエで過ごすことできて、素晴らしい経験をさせてもらいました」とニッコリ。

サンダース監督の答えに柄本は思わず「すげぇ!」と漏らし、これから映画を観る観客に「こんなにデカいスクリーンで観られるのはすごく贅沢な経験だと思います。森の表現、毛の質感を楽しんでいただければ……いま『羨ましいな…』と思っています(笑)」と語っていた。

映画にちなんで、吹替キャスト陣に「人生を変えた出会い」を尋ねると、綾瀬は「“人”ですかね…。お仕事の人も友達も、出会うことで自分が本当に好きなものを確認することができたり、この仕事を続けていることもそうですね」と周囲の人々の存在の大きさを口にする。

柄本は「いま演者として出させていただいていますが、将来の夢で映画監督になりたいというのがあって、そのきっかけとなったのが小学校3年生の時に見た『座頭市』です。僕にとっては大変に大きな出会いでした」と自身の“原点”を語る。

鈴木は「僕も本当に人と役との出会いでここまでこられたなっていうふうに思います。あとは、プライベートなことで言うと、野球をやり始めてから、自分もちょっと変わったかなというのはありますね」と明かしてくれた。

いとうは「20代最後のほうにゴールデンレトリバーと出会って、アトムというんですが、アトムのおかげで、地獄をさまようような日々を過ごしていたんですけど、『自分らしく生きていいんだよ」と教えてもらった気がして、人生が変わった瞬間でした」と振り返った。

舞台挨拶の最後に、サンダース監督からサプライズで、監督の手描きによる各キャラクターのイラストがキャスト陣ひとりずつにプレゼントされた。綾瀬は「ビューティフル!」と喜びを表し、柄本は「いま、手汗がすごいので…」と受け取ったイラストを汗で濡らさないように大切に持ち、鈴木も「メチャクチャかわいいです!“To Fuku”って書いてくださっていて大事に飾ります!」、いとうも「涙が出そうです!額に入れて飾ります」と感激していた。サンダース監督は「たまたま近くに紙とペンがあったので(笑)。オークションサイトで売っていただければ少なくともそれぞれ5ドルにはなるかと…」とユーモアたっぷりに語り、会場は笑いと拍手に包まれていた。

最後に、綾瀬は「本当に動物たちの目の動きや手の動きだったり、細かいところまで感情が見えるので、細部まで楽しんでいただけたらと思います」と語り、サンダース監督は「自分のキャリアの中で、製作過程で何度も何度も見ているのに、上映にこっそり入っていってしまった作品はこの作品が初めてです」と誇らしげに作品を送り出し、会場は温かい拍手に包まれた。
(オフィシャルレポートより)

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映画『野生の島のロズ』
<STORY>
プログラムを超えて 生きる。
心が芽生えたロボット、ロズと動物たちとの出会いが、壮大な<運命の冒険>へと導くー

無人島に漂着した最新型アシスト・ロボットのロズは、キツネのチャッカリとフクロネズミのピンクシッポの協力のもと、雁のひな鳥キラリを育てるうち、心が芽生えはじめる。ロズの優しさに触れ、怪物として彼女を拒絶していた動物たちも、次第に島の“家族”として受け入れていく。
いつしか島はロズにとっての“家”となっていくのだったー。
渡り鳥として巣立っていくキラリを見送り、動物たちと共に厳しい冬を越えた頃、回収ロボットが彼女を探しにやってくる。

果たして、築いてきた動物たちとの絆から引き裂かれようとするロズの運命は!?
島の存亡をかけたロズと動物たちの戦いが、いま始まろうとしていたー。

■監督・脚本:クリス・サンダース
■製作:ジェフ・ハーマン
■音楽:クリス・バワーズ
■原作:「野生のロボット」福音館書店刊(ピーター・ブラウン 作・絵、前沢明枝 訳)
■原題:THE WILD ROBOT/アメリカ/カラー/2024年/102分/スコープサイズ/ドルビーデジタル/
字幕翻訳:林完治/吹替翻訳:桜井裕子
■配給:東宝東和、ギャガ
■コピーライト:Ⓒ2024 DREAMWORKS ANIMATION LLC.
■日本語吹替えキャスト:綾瀬はるか(ロズ)、柄本 佑(チャッカリ)、鈴木 福(キラリ)、いとうまい子(ピンクシッポ)
千葉 繁(クビナガ)、種﨑敦美(ヴォントラ)、山本高広(パドラー)、滝 知史(サンダーボルト)、田中美央(ソーン)、
濱﨑 司(赤ちゃんキラリ)
■本国声の出演:ルピタ・ニョンゴ(ロズ)、ペドロ・パスカル(チャッカリ)、キット・コナー(キラリ)、キャサリン・オハラ(ピンクシッポ)、ビル・ナイ(クビナガ)、ステファニー・シュウ(ヴォントラ)、マット・ベリー(パドラー)、ヴィング・レイムス(サンダーボルト)、
マーク・ハミル(ソーン)ほか
■公式HP: https://roz-movie.jp/
■公式X:@Dreamworks_JP
■公式instagram:@dreamworks_jp
■公式TIKTOK:@roz_movie_japan

2月7日(金)全国ロードショー