主人公・すず/ベルを演じるキャスト、そして歌声の正体がついにアンベイル!!
細田守監督自らが「彼女こそすず!」とその存在と歌声を大絶賛した
音楽界大注目のミュージシャン、中村佳穂が出演&歌唱決定!!
『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)、『バケモノの子』(2015)、そして、『未来のミライ』(2018)。過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、『未来のミライ』ではアニー賞受賞に米国アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートと、日本のみならず世界中の観客を魅了し続けてきたアニメーション映画監督・細田守。
スタジオ地図が贈る細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』では、かつて『サマーウォーズ』で描いたインターネット世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高校生をヒロインに迎えた。そこで紡ぎ出すのは、母親の死により心に大きな傷を抱えた主人公が、“もうひとつの現実”と呼ばれる50億人が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語。現実世界と仮想世界。2つの世界、2つのアニメーション。細田作品ならではのリアル×ファンタジーの絶妙なマリアージュと、かつてない圧倒的スケールの物語を実現させるため、スタッフキャストチームには、役者、音楽、デザイン、アニメーション、CGなど各ジャンルから多様性溢れる才能が集結した!!
圧倒的な速度であらゆるものが変化し続ける時代、それでもずっと変わることのない大切なものとは―。
スタジオ地図が10周年を迎える2021年夏。
想像を超えたアニメーション映画“未開の境地”へ、細田守最新作『竜とそばかすの姫』が、ついに辿り着く。
幼い頃に母を亡くし、高知の田舎町で父親とふたりで暮らす17 歳の女子高生・すずは、ある日、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界<U>に、歌姫「ベル」として参加する。母親の死をきっかけに歌うことができなくなっていたすずは、<U>では自然と自ら作った歌を披露することができ、その歌声で世界に注目される存在に。そんな矢先、ベルの前に<U>で忌み嫌われる竜の姿をした謎の存在が現れます。すず/ベルと竜が出逢った先に一体どんな物語が待っているのか、竜の正体とはいったい…!?
4月に66秒の予告映像が解禁されるや否や、その圧倒的な歌声が大きな話題となり、インターネットを中心に歌声の“正体探し”が過熱していた本作。そんな中で、主人公すず/ベルと竜の声優キャストに先駆け、成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りらが、すずの同級生役を演じること、ベルが<U>で出会う個性豊かなキャラクターに森川智之、津田健次郎、小山芙美、宮野真守と超豪華声優陣の出演が解禁。さらに、すずを見守る合唱隊メンバーに森山良子、清水ミチコ、岩崎良美、中尾幸世、坂本冬美、父親役に役所広司が決定するなど、細田守監督作品ならではの多彩な超豪華キャスト集結が続々と発表されると、その度にすず/ベル役は一体、誰が演じるのか!?歌声の主は誰なのか!?と注目が高まっていた。
そしてこの度、ついに主人公・すず/ベル役が解禁!!
細田守監督が「彼女こそすず!」とその存在と歌声を大絶賛した音楽界注目のミュージシャンである中村佳穂が、すず/ベル役をどちらも演じること、さらに、本編で流れる楽曲も歌唱することが解禁となった!!そのきらびやかで、時に切なく、そしてエモーショナルな彼女の歌声は今作をアニメーション未開の新境地へいざなう!!
中村佳穂は1992年生まれ、29歳の京都出身のミュージシャン。20歳から本格的に音楽活動をスタートし、2019年にリリースしたアルバム「AINOU」で注目を集め、FUJI ROCK FESTIVALにも二度の出演経験を持つ、音楽その物の様な存在がウワサを呼んできた人物。
細田監督自らが「すずを見つけ出す」と意気込んで開催されたオーディションで、監督を始めその場にいた誰しもが息をのんだ圧倒的な歌声とその存在感は、まさに唯一無二、すずそのもの。「彼女こそすずだ!」と大絶賛しました。元々、細田監督は、中村の楽曲「そのいのち」に心打たれ、数年前にライブ会場に足を運ぶなど親交があったが、「演技もできる人だったとは…こんなことになるとは思わなかった」と今回の起用はまったく予想だにしていなかった。一方、中村も高校生の頃に、母親と劇場に足を運んで観た『時をかける少女』が強く心に残っていたとのこと。昨年実施されたオーディションに参加後、監督から正式にオファーが届くと、今作の絵コンテを見て監督の作品への想いに大きな感銘を受け、演技未経験ながらも、出演を決意した。
12日間に及ぶアフレコを終えた中村は「頑張りました!」と充実した大きな笑顔を見せ、「最初は、私の思う“悲しい”とすずの思う“悲しい”は違っていて、日が経つにつれて、すずはこう思っているんだ!と監督が話す意図が分かってきて、それからは楽しくアフレコに参加することができました。」と振り返った。また、同一人物ではあるものの “自分に自信のない内気な「すず」”と“インターネット世界で大注目を集める絶世の歌姫「ベル」”との演じ分け方については、「気持ちを変える作業を、服装に手伝ってもらった」と答え、すずを演じる時にはなるべく低い靴を、ベルの時はこのために購入したヒールの高いパンプスを履いて気持ちを切り替えながらアフレコを行った、とこだわりの裏話も披露していた。
また、インターネットの仮想世界で最も注目される歌姫・ベルとして、本作の軸となる劇中歌を数曲披露することも決定。本作の音楽監督:岩崎太整や豪華作曲家陣たちと意見を交わし、中村本人が一部楽曲の作詞も担当する等、制作の段階から参加。レコーディングでは、その魅力的な歌声で今作に命を吹き込んだ。すでに解禁され、歌声が話題となっている予告映像で使用されている楽曲の他に、中村がベルとして一体どのような楽曲を披露するのか、その歌声に期待が高まる!!
豪華声優陣・スタッフ陣に加えて、ついにアンベイルとなった、主人公すず/ベルを演じる新しい才能。各ジャンルから多様性溢れる才能が奇跡の集結を果たした、2021年夏、スタジオ地図と細田守監督が創る唯一無二の世界に、是非ご期待下さい!
■中村佳穂(なかむら・かほ):内藤鈴・ベル役
役どころ
すず:高知の自然豊かな村で生まれ育つ、歌うことが大好きな少女。幼い頃、母親を事故で亡くしてから
現実世界に心を閉ざし大好きだった歌を歌えなくなる。
ベル:その並外れた歌声と大胆不敵な美貌で仮想世界<U>50億のアカウントで一番注目される
絶世の歌姫。その正体は、内気で自分に自信のない女子高生・すず。
中村佳穂プロフィール
1992年生まれ、京都出身のミュージシャン。
20歳から本格的に音楽活動をスタートし、音楽その物の様な存在がウワサを呼ぶ。
ソロ、デュオ、バンド、様々な形態で、その音楽性を拡張させ続けている。
ひとつとして同じ演奏はない。見るたびに新しい発見があるその姿は、
今後も国内外問わず、共鳴の輪を広げていく。
2018年11月アルバム『AINOU』を発表。
2019年7・8・9月に配信シングルをリリース、その3曲を収録したCD(特製紙ジャケット仕様)を発表。
2019年7月FUJI ROCK FESTIVAL フィールド・オブ・ヘブン出演、同年12月新木場スタジオコーストにて自主企画「うたのげんざいち2019」を開催する等、数々の公演を行っている。
2021年6月2日、1年9ヶ月ぶりに待望の新曲「アイミル」を配信限定リリース。
コメント
実は監督とは、数年前に、奈良でライブをした時にお会いしていて…楽屋に届いた一升瓶を見て「どなたからですか?」と会場の方に聞いたら、「細田監督からです」と言われ、まさかと思っていたら、その奥に監督がいらしたんです。そこからのご縁で何度か演奏をご覧いただいて、本当に気さくに話しかけてくれる素敵な方だなと思っていたのですが、今回オーディションに参加し、まさかこんなご縁に繋がるとは思っていませんでした。
今まで歌を歌うことしかしてこなかったので、アフレコでは最初は監督がおっしゃることを聞いただけでは理解できない部分が多かったのですが、日が経つにつれ、“あ、すずはこういう人なんだ”と、監督の意図が少しずつ見え、だんだん楽しくなっていきました。
初めての経験で何から練習したら良いのか分からなかったので、ベルの時はヒールの高いパンプスを履き、すずの時にはなるべく低い靴を履いて喋ってみたりと、服装に手伝ってもらいながら、すずとベルを演じ分けました。
細田監督の作品の出会いは、高校生の頃、梅田で母と『時をかける少女』を観に行った思い出があります。そんな自分がまさか細田監督の作品に参加することになるなんて、嬉しい気持ちです。
<ストーリー>
自然豊かな高知の村に住む17歳の女子高校生・すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。
母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。
曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>に参加することに。<U>では、「As(アズ)」と呼ばれる自分の分身を作り、まったく別の人生を生きることができる。歌えないはずのすずだったが、「ベル」と名付けたAsとしては自然と歌うことができた。ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていく。
数億のAsが集うベルの大規模コンサートの日。突如、轟音とともにベルの前に現れたのは、「竜」と呼ばれる謎の存在だった。乱暴で傲慢な竜によりコンサートは無茶苦茶に。そんな竜が抱える大きな傷の秘密を知りたいと近づくベル。一方、竜もまた、ベルの優しい歌声に少しずつ心を開いていく。
やがて世界中で巻き起こる、竜の正体探し(アンベイル)。
<U>の秩序を乱すものとして、正義を名乗るAsたちは竜を執拗に追いかけ始める。<U>と現実世界の双方で誹謗中傷があふれ、竜を二つの世界から排除しようという動きが加速する中、ベルは竜を探し出しその心を救いたいと願うが――。
現実世界の片隅に生きるすずの声は、たった一人の「誰か」に届くのか。
二つの世界がひとつになる時、奇跡が生まれる。
もうひとつの現実。もうひとりの自分。もう、ひとりじゃない。
▼監督・脚本・原作
細田守
1967年、富山県出身。1991年に東映動画(現・東映アニメーション)へ入社し、アニメーターを経て演出(監督)になる。1999年に『劇場版デジモンアドベンチャー』で映画監督としてデビューを果たす。その後、フリーとなり、『時をかける少女』(06)、『サマーウォーズ』(09) を監督し、国内外で注目を集める。
11年、プロデューサーの齋藤優一郎と共に、自身のアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立し、『おおかみこどもの雨と雪』(12) 、『バケモノの子』(15)でともに監督・脚本・原作を手がけた。最新作『未来のミライ』(監督・脚本・原作)は第71回カンヌ国際映画祭・監督週間に選出され、第91回米国アカデミー賞の長編アニメーション映画賞や第76回ゴールデングローブ賞のアニメーション映画賞にノミネート、第46回アニー賞では最優秀インディペンデント・アニメーション映画賞を受賞した。
企画・制作:スタジオ地図
製作幹事:スタジオ地図有限責任事業組合(LLP)・日本テレビ放送網 共同幹事
映画公式ホームページ:https://ryu-to-sobakasu-no-hime.jp/
映画公式twitter: @studio_chizu
映画公式Instagram:@studio_chizu
映画公式facebook:@studiochizu
著作権表記:2021 スタジオ地図
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キャンペーンサイト : https://welcome-ryu-soba.jp
2021年7月16日(金)全国東宝系にて公開!