10月22日から始まった『2019 東京・中国映画週間』。10月27日(日)には3本の上映作品『越劇映画‐西廂記』『最高の夏、最高の私たち(原題:最好的我們)』 『高度一万メートルの奇跡(原題:中国機長)』の出演者や監督が舞台挨拶に立った。
その模様を動画でご紹介する。
『越劇映画‐西廂記』舞台挨拶
越劇は、中国東南部で多く上演される中国の伝統劇のひとつで、現在では女性のみで演じられる。夏偉亮監督によれば、伝統的な「西廂記」を心掛けたとのこと。本来は3D作品だが、今回は2Dでの上演となった。
本作では中央の眼鏡の女性、銭さんが若き男性を演じている。
登壇ゲスト:夏偉亮監督 女優)方亜芬 銭恵麗 張永梅 呉群
『最高の夏、最高の私たち(原題:最好的我們)』舞台挨拶
ベストセラー小説を原作に2019年6月に公開された青春映画。劣等生の女子と優等生の男子の高校生活と、その後の人生を描く。青春の純粋な恋と現実の厳しさを描き、劇場ではすすり泣く声が響いていた。
ゲストとして来日、登壇したのは男子高校生を演じた主演の陳飛宇。大監督・陳凱歌と美人女優・陳紅の次男で、現在は北京電影学院で学ぶ19歳。
登壇ゲスト : 陳飛宇
『高度一万メートルの奇跡(原題:中国機長)』舞台挨拶
2018年5月14日に起こった四川航空機の事故を元に、アンドリュー・ラウ(劉偉強)監督により今年の1月~3月に撮影され、9月に上映になったばかりの新作。
客室乗務員を演じた張天愛、李沁と副機長を演じた杜江が登壇した。
登壇ゲスト:張天愛(女優)、杜 江(俳優)、李 沁(女優)
最新の中国映画10作品を上演した『2019 東京・中国映画週間』は、10月29日(火)に、日中の豪華ゲストを迎えて有楽町朝日ホールで閉幕式&クロージング上映イベントと、ゴールドクレイン賞授賞式を行う。
公式HP:http://cjiff.net/index.html