映画『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』の初日舞台挨拶が、1月20日、東京・新宿バルト9にて行われ、阿知賀女子学院から桜田ひより、伊藤萌々香(フェアリーズ)、恒松祐里、渡邉幸愛(SUPER☆GiRLS)、中山莉子(私立恵比寿中学)、そして白糸台高校から浜辺美波、志田友美、日比美思、RaMu、岩田華怜と、小沼雄一監督が登壇した。司会は、劇中で大会の実況を行うアナウンサー役の川口智美が務めた。
本作は、小林立(原作)、五十嵐あぐり(作画)による大人気コミック・美少女麻雀物語「咲-Saki-」の実写化プロジェクト第二弾。阿知賀女子学院麻雀部ら女子高生が、マージャンに青春をかけ激闘を繰り広げる姿を描き出す。
初主演を務めた桜田は、初日を迎え「CDもそうだし、PVもドラマ主演も映画も、すべてに初めてが詰まった作品。5年、10年経った後にも、いくつになっても初心に戻れる作品になった。このメンバーでまた仕事ができるように頑張りたいです」と感慨深げ。
前作で宮永咲役を務めた浜辺は、今作では白糸台高校の宮永照役を演じている。「前作で咲、今作で照という役柄で出演するという貴重な経験ができました。初日を迎えられて嬉しいです」と笑顔を見せる。
また浜辺は「高校一年生の時に咲、高校2年生で照を演じて、このシリーズは私にとっての青春です」と話し、「私の夏は毎年『咲』に捧げているので、3本目は18歳に
なって労働基準法がゆるくなったら、もう今昼?夜?みたいな感じで、しかも(夜も撮影ができるようになって)1日で撮りきっちゃったりして、『咲』の3年目もあればいいなと思います」と、さらなる続編を希望した。
そんな浜辺の撮影をモニターで見ていたというRaMuは「みんなでモニターを見ながら『可愛いわ~!』と。本当に浜辺美波さんが美しくて、美しくて」と褒めちぎる。ほかの共演者からも「もはや異次元」との声が上がると、浜辺は「私もみんなを見ながら『この角度を耐えられるのはこの子しかいない』と見ていたんですよ」と謙遜。すると、すかさず「いや、いや、いやー!」と一斉にツッコミが。
新子憧役の伊藤は「あと5年したら、ひよりちゃんは20歳。そこに驚くけれど、そのときはこのメンバーで集まって思い出話をしたい」と述べ、松実玄役の恒松も「ひよりちゃんが20歳になったら、みんなでお酒を飲みに行きたいです」とニッコリ。松実宥役の渡邉は「夢を叶えてもらった作品。忘れられない思い出になりました」と感無量の面持ち。鷺森灼役の中山は「大人になったときは綺麗なスン!とした顔になれるよう、作品から学んでいきたい」と目を輝かせた。
大星淡役の志田は「この作品で20歳の夏の1か月をマージャンに捧げました。そのことを5年後くらいに、改めて今の自分に『しぶいことしてるね!』と言ってあげたいですね」と明かす。本作でアーチェリーに初挑戦した弘世菫役の日比は「将来はアーチェリー選手かも」とお茶目な笑顔を見せ、渋谷尭深役のRaMuは「将来この作品の自分の演技を見て恥ずかしいと思ったら、それは成長したということ。5年後くらいに恥ずかしがって観ながらお酒を飲みたいです」と未来の自分に思いを馳せた。
亦野誠子役の岩田は「2作目を上映できるのはありがたいことです。この作品は、萌え系ファンタジーマンガを原作にしたレジェンド的映画になるのではと期待しています。出演したことは自分の誇りになりました」と、胸を張った。
最後は、登壇キャスト全員でサイン入りマージャンパイを客席へ投げ入れ、会場は大盛り上り。桜田が「最初は不安でしたが、スタッフ、キャストの皆さんが温かく迎えて下さり、伸び伸びと演技することができました。この作品を皆さんにお届けできるのは、キャストをはじめ、監督やスタッフの皆さん、今ここに見に来て下さっている方々のおかげです」と感謝の気持ちを伝え、舞台挨拶を締めくくった。
映画『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』
原作:小林 立『咲-Saki-』(掲載「ヤングガンガン」スクウェア・エニックス刊)
コミック作画:五十嵐あぐり(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊)
監督:小沼雄一
脚本:森ハヤシ
制作プロダクション:ダブ
©小林 立/SQUARE ENIX・「咲阿知賀編」プロジェクト
公式サイト:http://www.saki-project.jp
公式Twitter: @saki_project
1月20日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー