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映画『真田十勇士』 さるが“猿”飛佐助に対抗心で威嚇!?公開記念舞台挨拶イベント

徳川軍二十万vs十勇士、時代を変える“大逆転”がいま、始まる!

ロゴ_真田十勇士

さるが“猿”飛佐助に対抗心で威嚇!?
映画「真田十勇士」公開記念舞台挨拶イベント

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<映画と舞台が同時期に公開&上演!>という、映画界・演劇界にとって史上初の画期的な試み=世紀のビッグプロジェクトがついに幕を開ける!“真田イヤー”と呼ばれる今年、日本映画最大の超大作として『真田十勇士』が9月22日(木・祝)より全国公開となり、主演で猿飛佐助役の中村勘九郎、真田幸村役の加藤雅也、堤幸彦監督が大ヒットを祝して舞台挨拶イベントに登場した。

本作は、天下の名将と名高い真田幸村が実は“腰抜け”の武将だという大胆な発想で日本を代表する映画監督・堤幸彦が手がけた本作各世代を担う実力派俳優が堤監督の元に集結し、圧倒的なスケールと各々が挑む切れ味鋭いアクションで、今の時代だからこそ描くことの出来た超ド級のエンタテインメントムービー。公開から2週間ほどが経ち、改めて映画についての周囲の反応を聞かれると勘九郎さんは「二人の子供たちが十勇士ファンなので、映画を観た後は、子供たちと僕とで十勇士ごっこをしています。3人とも佐助なんです(笑)」と微笑ましい家族との様子を明かした、続いて加藤さんは「外国人の友達が『字幕版が何故ないんだ?』と言っているんです。外国の人が観れないのはもったいないですね(笑)」とそれを聞いた監督は「あ゛ぁ痛いところを・・・では早速日本テレビさんにお願いしましょう」とイベントを通して熱願した。また監督は「この映画を観て本当に面白かったと、親戚一同結束が高まりました。有り難いことです」と語った。

勘九郎さんと加藤さんは、2014年舞台初演から映画、舞台再演と役柄同様に長い時間を共にしてきたいわば戦友、お互いの初対面のころと今の印象の違いをを聞かれると、「かっこよく近寄りがたい雰囲気で怖い人なのかなと思っていたんですが、3年ほどご一緒させて頂いて、こんなに天然な人はいないなと思いました(笑)」と勘九郎さん、また「マキノさん(脚本)当て書きなんじゃないかなと思うくらい幸村様ですね」と明かすと、加藤さんは「役作りですよ!普段から一生懸命役作りしてるんです(笑)」と会場の笑いを誘った。
一方加藤さんは「芸歴が同じで尊敬するし、稽古を凄いされる方なので軸がぶれないし、勉強するところが沢山ありますね。完璧なリーダーで信頼しています。」と大絶賛した。また監督は加藤さんについて「一種の男の理想型じゃないですか。撮りがいがありますね、カメラを通してみると、『いやぁ~どうしてこういう風に俺は生まれなかったんだろう、メンズノンノ出たかったな』って思います(笑)」と男前さに終始感心していた。勘九郎さんについては「日本の芸の宝、ある種の象徴じゃないかと思います。形も完璧で重力がかかってないんじゃないかと思わせるほど。凄いなと思います。」と加藤さん同様に大絶賛した。

そんな3人は、舞台同様に映画でも激しいアクション、過酷なロケに挑んできた。撮影当時の話を聞くと「寒かったですね」と勘九郎さんが一言。堤監督は雨が降らないところで降らせるという謎の力の持ち主、オーストラリアの砂漠のロケでも雨を降らした経験があるそうで、勘九郎さんは「和歌山では絶対雪降らないと聞いていたのに初日に雪降ったんですよね(笑)」と撮影当時の思い出を語った。
また、猿飛佐助は十勇士のリーダーでもあり、ヒーロー的存在。勘九郎さんにとってのヒーローを聞くと「父親じゃないですかね、彼の背中を見て育ってきて、父のような役者になりたいと思ってきたので。」と感慨深げに明かした。

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この日は、“申年”に公開された本作の“猿飛佐助”にちなみ、日光さる軍団のさる、YOUくん、秀吉くんとりくくんがスペシャルゲストとして登場!キャスト・監督に花束贈呈をするも、猿飛佐助となって登場したりくくんは勘九郎さんとの初の対面に緊張気味でやや威嚇。勘九郎さんもドキドキしながらも真田カラーの真っ赤な花束を受け取り、十勇士の衣裳に身を包んだその可愛らしい様子に笑みをこぼした。また今回、映画のヒットをお祝いするためにさる軍団が愛らしい「真田十勇士」ならぬ「さる田十勇士」のお芝居を披露。ドタバタの展開に会場は大爆笑。「かわいい!」と勘九郎さんも見事な芸を目の前にし、芸達者なさるに魅了された様子。そこで、「猿」飛佐助を演じていた勘九郎さんには「猿」回し師の気持ちを味ってもらうべく、猿まわしに挑戦してもらった。佐助に相応しいポーズが決まれば、猿が素敵なリアクションをしてくれるはずなのだが・・・さるたちの気持ちに響かないのか、さるはそっぽを向いて知らんぷり。落胆する勘九郎さんを後目に幸村さながらの刀で斬るポーズを決めると、さるたちがバタバタと倒れ、見事な斬られっぷりを披露した。
あまりにも見事な様子に会場も大爆笑!勘九郎さんも「後ろに立つ人たち(調教師)の匙加減ですね」と会場の笑いを誘った。

最後には、「二人を先頭にキャストスタッフ一丸となって寒い冬を乗り切り、思い出すと涙が出てくるようなことが色々とありました。そんな経験の上で成り立った自分にとって誇らしい代表作となりました。ぜひご覧になって下さい。」と監督からのコメントで締めくくられ、イベントは幕を閉じた。

真田十勇士_ポスター

監督:堤幸彦
脚本:マキノノゾミ 鈴木哲也
出演:中村勘九郎、松坂桃李、大島優子、永山絢斗、加藤和樹、高橋光臣、石垣佑磨、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、望月歩、青木健
伊武雅刀、佐藤二朗、野添義弘、松平健(特別出演)、加藤雅也、大竹しのぶ
配給:松竹・日活
©2016『真田十勇士』製作委員会
公式サイト:http://sanada10braves.jp/

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