映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』の完成披露イベントが、9月26日、東京国際フォーラムにて行われ、主演の生田斗真とヒロインの広瀬すずをはじめ、竜星涼、森川葵、健太郎、中村倫也、比嘉愛未のキャスト陣と、三木孝浩監督が登場した。
本作は、累計発行部数570万部を突破の大ヒットコミック「先生!」を、『僕等がいた』で知られる恋愛映画の名手・三木監督がメガホンをとり実写映画化。高校教師と生徒の純愛ストーリー。口ベタだけど生徒思いの世界史の教師・伊藤役を生田、そんな伊藤に初恋をする高校2年生・響役を広瀬が演じる。
今作で初共演を果たした生田と広瀬。生田は「広瀬すず史上、最強にかわいい映画ができたと思います。恐らく更新されることはないでしょう。世の男子諸君、覚悟して映画館に来るように!」と、広瀬を絶賛。これを受け、恥ずかしそうに微笑む広瀬も「本当に伊藤先生がカッコいいです。伊藤先生がいてくださったから、響をまっすぐに演りきれたと思います」と称える。
王道のラブストーリーに初めて挑んだ広瀬は「今まで“恋心”とかはあったんですが、ズキュンとするラブストーリーは初めて。不安もありましたが、生田さんと三木監督の信頼関係が強かったので、お二人についていこうと思いました。楽しく演じさせていただきました」と、生田と監督に感謝の気持ちを表した。
『僕らがいた』以来、5年ぶりに三木監督とタッグを組み、恋愛映画に出演した生田は「『僕らがいた』で三木監督とご一緒したとき、監督が『30代の生田斗真の映画をまた撮りたい』と言ってくださったんです。男の約束を果たした気分です」と感慨深げ。「すずちゃんにとって初めての王道ラブストーリーにふさわしい男でいたいなと思いながら、伊藤先生を演じた」と本作への思いを語った。
しかし、そんな二人の出会いについて生田は「ちょっと恥ずかしかった・・・」と口ごもる。「お互いに別の作品の撮影中だったんですが、僕が某・金髪の潜入捜査官をやっていて、すずちゃんは某チアリーディングをやっているとき、たまたまスタジオのメイク部屋が一緒でバッタリお会いしたんです」と当時を振り返り、「しかもその時、僕は金髪オールバックにモコモコのルームウェアを着ていて・・・(笑)」と苦笑い。そんな生田の印象について広瀬は「伊藤先生にどんな風に変わっていくのかなと思ったんですが、そのあと舞台を観に行かせていただいて。でも、その時も(生田さんが)バンパイアだったので…結局なんだかよく分からなかったですね(笑)」と困惑を隠せない様子に会場も大爆笑。
響の友人・川合浩介役を演じた竜星、同じく響の友人で良き理解者・千草恵役を演じたと森川も「この映画を観て、たくさんの人が恋をしてほしい。ここに立てて嬉しい」とコメント。響のクラスの担任教師・関矢正人役を演じた中村、美術教師・中島幸子役を演じた比嘉も「大人ならではの恋を演じたので、そこも注目してほしいです」とアピール。
他校の弓道部のエース・藤岡勇輔役を演じた健太郎は、「本当にキュンキュンする映画になっています。今までにない恋愛映画になっていると思います」と作品の出来栄えに自信をのぞかせるも、撮影現場の話に及ぶと、「自分が知らないところで、みんなでクリスマスパーティーやったり、ラーメンを食べてたりしたらしくて…寂しいなと」と拗ねる。すると、生田が「スタッフが泊まっている宿の会議室をお借りして、クリスマス会をやりました。すずちゃんがたこ焼き焼いたりしてね」と答え、どうやら健太郎と中村以外はみな参加した様子。健太郎は「クリスマスパーティーは、ネットニュースを見て知りました。みんながラーメン食べに行ったことは、さっき取材で知りました…」と寂しそうに話していた。
クリスマスパーティーに参加できなかったが、中村は「僕、12月24日が誕生日なんです。(この日着用していた)このタキシード、生田さんが誕生日プレゼントでくださったんです」と嬉しそうに明かしていた。
さらにイベントでは、「教えて!伊藤先生!」と題し、事前に全国の女子中高生から寄せられた恋愛の悩みに生田がアドバイスするという企画も。サッカー部に所属する男子から“彼女の思い出に残るデートに、どんな場所に連れていってあげたらいいか?”というお悩みには、「やっぱり試合を見に来てもらうのが一番いいんじゃない?“俺、お前のために点決めっぜ!恋のハット決めっぜ!”って(笑)」と答え、会場を沸かせていた。
映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』
【STORY】
初めて好きになった人は、好きになっちゃいけない人
高校2年生の響は、ちょっと不器用でまだ恋を知らない17歳。そんな響が生まれて初めて本当の恋をする。その相手は口ベタだけれど生徒思いな世界史の教師、伊藤だった。「好きになっても、いい?」「俺はやめとけ」そう言われても、ただ好きで、どうしようもなく好きで。そんなまっすぐ過ぎる響きの想いが、ゆっくりと伊藤の心を溶かし始めていることを、響はまだ知らない。最後に“きちんとフラれるため”と向かった屋上で、伊藤は突然響を抱き寄せキスしてしまう。様々な想いが交錯する中、響の初めての恋の行方は…?
◆原作:河原和音『先生!』(集英社文庫コミック版)(※1996年~2003年)
◆主題歌:スピッツ「歌ウサギ」(ユニバーサルJ)
◆監督:三木孝浩 脚本:岡田麿里
◆出演:生田斗真 広瀬すず 竜星涼 森川葵 健太郎 中村倫也 比嘉愛未 八木亜希子 森本レオ
◆製作:映画「先生!」製作委員会
◆配給:ワーナー・ブラザース映画
◆©河原和音/集英社 ©2017 映画「先生!」製作委員会
◆公式HP:http://sensei-movie.jp
◆公式Twitter:@sensei_movie
10月28日(土)新宿ピカデリー他 全国ロードショー