「ソウル ステーション」(アニメ)と「新感染 ファイナル・エクスプレス」(実写)で現代社会に警告したヨン・サンホ監督の連作プロジェクトに全世界映画祭が絶賛!
映画 『ソウル・ステーション/パンデミック』(配給:BROADWAY)が、 9月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国公開される。2016年韓国で公開するや否や大ヒット、ハリウッドでリメイクされるとのニュースも飛び交う『新感染ファイナルエクスプレス』。感染パニックの凄まじい恐怖と親子愛を描いた『新感染〜』で鮮烈な実写長編デビューを飾りったヨン・サンホ監督は、もともと知る人ぞ知る気鋭の社会派アニメーション作家です。校内暴力を題材にした『豚の王』(11)、新興宗教を扱った『フェイク』(13)では国内外の高い評価を得てきました。そのヨン監督が長編アニメ第3作として完成させたのが『ソウル・ステーション/パンデミック』です。
ソウル駅周辺は正体不明のウイルスが爆発感染(=パンデミック)し、住民たちは生存をかけて逃げ惑っていた。この異常事態を引き起こした謎のウィルス感染が国内全土に広がる事を恐れた政府は、住民を隔離し、武力で封鎖しようとする強硬手段に出る。政府にも見放されて、死の恐怖に逃げ惑うヘスンたちの運命はいったい…、
パニック、サスペンスと映画的要素を積み重ね、現代の病理を批評性を持って描いた渾身のアニメーションです。
ソウル市内にて、謎のウィルス感染爆発!
逃げ惑う人々を追いつめるのは、おびただしい数の…
解禁となった映画 『ソウル・ステーション/パンデミック』特報は、ソウル市街がいつもとは何か違う様子に気づく主人公・ヘスンの印象的なカットからスタートする。
普通に生活していたはずのソウルが謎のウィルスの発生により一変してしまう…。感染者たちが次から次へと人間を襲っていく、衝撃的なシーンが映し出される。鳴り響くサイレン、逃げ惑う人々…。
恐怖が次から次へと連鎖する。
それこそが、<死を越えた恐怖>。この異常事態が飲み込めないまま、必死で逃げる主人公のヘスンと住民たちは、ソウルの街を脱出できるのか・・・⁈ 命をかけた戦いが始まる―。
【STORY】
起きていることは現実だ!世界の終わりは、ここから始まる。
へスン(声:シム・ウンギョン)は奴隷的な風俗店での生活から逃げ出して、現在は甲斐性のない恋人キウン(声:イ・ジュン)と暮らしているが、キウンが稼ぐ術も、オンラインでヘスンに体を売らせることしかなかった。そのことでケンカし、ひとりで夜のソウルをさまようへスン。その頃、ソウル駅では、血まみれのホームレスが息絶えた後、生き返り、人を襲い、食らいつき始める。ゾンビが人を襲い、襲われた人がゾンビとなってまた人を襲う。犠牲者は瞬く間に増え、パンデミックの発生を知ったキウンは、ヘスンの父と名乗る男(声:リュ・スンリョン)とへスンを探す。一方、政府はソウル駅周辺を封鎖し、事態を終息させようとするのだが…。
監督・脚本:ヨン・サンホ 『新感染 ファイナル・エクスプレス』
製作:イ・ドンハ、ソ・ユンジュ、ヨン・サンホ 製作総指揮:キム・ウテク、ソ・ヨンジュ、イ・ウン
美術監督:リュン ・キヒョン 編集:ヨン ・サンホ、イ・ヨンジュン 音楽:チャン・ヨンギュ
【声優】
シム・ウンギョン(へスン役)「春のワルツ」「太王四神記」『王になった男』『サニー 永遠の仲間たち』『怪しい彼女』
リュ・スンリョン(へスンの父役)・ 『7番房の奇跡(2013年大鐘賞男優主演賞受賞)』『王になった男』
イ・ジュン(キウン役)・・・・・ 『俳優は俳優だ』「Mr.Back 人生を2度生きる男」「IRIS2-アイリス2-:ラスト・ジェネレーション」
2016年/韓国/ドルビーデジタル・5.1chサラウンド/原題: Seoul Station/上映時間:92分
9月30日 新宿ピカデリー ほか全国ロードショー!