綾野剛、山田孝之、沢尻エリカら豪華出演陣が登壇！『新宿スワン』初日舞台挨拶『ゴミゼロ運動』へ参加も！

in CINEMA, Report(CINEMA) · 2015/05/31

連載直後から熱狂的な人気を誇るモンスターコミックを完全実写化した『新宿スワン』がついに5月30日劇場公開初日をむかえた。この日5月30日は、＜ご・み・ぜろ＞の日でもあり、新宿区としても毎年行われているゴミゼロ運動に綾野剛と園子温監督が「新宿スワン」として参加し、「新宿スワン」オリジナルゴミ袋を1万枚配布、清掃活動を行った。新宿のボランティア団体や園監督の出身地であり、ゴミゼロ運動の発祥の地である愛知県豊橋市から、さらにグリーンバード（原宿表参道発信のプロジェクト）、夜鳥の界（新宿歌舞伎町ホストを中心として結成されたボランティア団体）など一般市民へも呼びかけ、この日は真夏日となったが、参加者たちの元気に活動する姿がみられた。
清掃活動に参加した綾野剛は「新宿スワンの呼びかけに集まってくださったgreen bird、夜鳥の界、豊橋市の皆さま本当にありがとうございます。
皆様がお足を運ぶ街を美しくピカピカにし、初日を迎えられた事大変清々しい気持ちでいっぱいです。
この運動が人々にとって、街にとって、映画にとって、確かな未来に繋げていけたら幸いです」とコメントした。

左から園子温監督、深水元基、山田優、伊勢谷友介、綾野剛、山田孝之、沢尻エリカ、金子ノブアキ、脚本の鈴木おさむ、山本又一朗PD

ゴミゼロ運動の後、TOHOシネマズ新宿では初日舞台挨拶が行われ、監督、プロデューサー、出演陣が揃っての登壇に客席の興奮はすでにMAXとなっていた。

まず初日を迎え、山本又一朗プロデューサーより、「感激の思い。新宿の高校出身である私にとっては特別な思いがある」と喜びの挨拶。

主演の綾野剛は「初日をむかえることができ感謝しています。今日も山田孝之ではなくざわちん（5月21日のイベントでは山田は欠席のため、ざわちんがモノマネメイクで登場）が来ていますが、本当に似ていますね」と挨拶すると、山田孝之は沈黙。そして「真似してもらっていたので、僕もできればと思ったのですが、声がわからない（笑）。今日は山田です」と挨拶すると、会場爆笑。その後も寡黙な山田に出演者やMCからコメントを求められるが、沈黙の時間に「この時間、無駄にならないですか？進めてください」と舞台挨拶の進行を求めると、すかさず綾野らがフォローしており、メンバー間の仲の良さが垣間見えていた。

伊勢谷友介は「ありがとうございます。もうすでに観てくださった方もいるのですね。2回目の楽しみ方は？そう、全部ですよね」と挨拶。その後も自分たちや客席をスマートフォンで撮るなどし、舞台挨拶を楽しんでいる様子だった。

沢尻エリカも「とても嬉しい。渾身の作品です。楽しんで帰ってください」と話し、撮影中、メンバーとの息のあった様子がわかるように、終始笑いの絶えない舞台挨拶となった。

金子ノブアキも「この日を無事に迎えられて嬉しい」と話し、喉の調子を崩し、声がかなりハスキーとなっていた山田優は「すみません、こんな声になってしまって、、」と話しながら「役柄のママ（歌舞伎町の高級クラブのママ・涼子役）みたいになっちゃいました」と観客が心配しないよう、笑顔で挨拶した。

深水元基も「待ち遠しかった」と喜びの挨拶をし、本作の脚本を務めた鈴木おさむは「家の妻は只今、臨月中で、この映画の公開日に観て欲しかったのですが、“いい男が沢山出ていて、観ると産気づいてしまいそうなので後にする”と言われた。その通りでこのようにいい男たちが出演していますが、個人的にはこの映画の沢尻さん演じるアゲハのように、女性のウブで切ない物語がすごく好きです」と話した。

この日は綾野剛演じる白鳥龍彦を模した金髪のカツラが観客席にも用意されており、金髪のカツラをかぶった観客とともに、綾野の「いくぞー！」観客「新宿スワン」の掛け声で映画の成功を祈った。最後に綾野剛が「この作品にはいろいろな思いが詰まっている、愛情溢れる作品になっています。その愛を皆さんの胸に灯していただけたら幸いですし、今日のこの愛を繋いでもらって、いろんな方にこの作品にふれていただけますよう、どうぞお力を貸してください。よろしくお願いします。ありがとうございました」と締めくくった。