映画『新解釈・三國志』の公開前夜祭オンラインイベントが、12月10日に行われ、主演の大泉洋をはじめ、共演のムロツヨシ、賀来賢人、岩田剛典、小栗旬と、福田雄一監督が登場した。
超有名歴史エンターテイメント「三國志」を『銀魂』『今日から俺は!!』「勇者ヨシヒコ」シリーズなど、コメディ^作品のヒットメーカーとして知られる福田雄一監督が「三國志」に登場する人々を新しい解釈で映画化した本作。
豪華キャスト陣がライトを浴びながらレッドカーペットを闊歩して登場!
大泉は「アジアの皆さんも観ていただいて・・・」とちょっぴり緊張の面持ちで挨拶すると、ムロは「先ほど、これにあわせて18時に結婚の報告をしました」と松坂桃李と戸田恵梨香の結婚ニュースに触れてジョークを飛ばすと、大泉から「あんたじゃないでしょ!」と突っ込みを入れられ、和やかな雰囲気の中イベントがスタートした。
ところが、小栗の登場に大泉は「やっと旬ちゃが来てくれた。来てくれないかなぁ~とずっと言ってたけど、来てくれたら来てくれたで、まるで“小栗旬の映画”みたいになっちゃって。やっぱり呼ばなきゃよかった・・・」と愚痴り始める始末。ムロも「これまでは、洋さんとムロのツーショットだったのに、いきなり洋さんと旬になっちゃって」と小栗の存在感の大きさを受け不機嫌に(笑)。
そんな言葉に苦笑いの小栗は「皆さん、久しぶりです。というか、映画の時に僕誰にも会ってない。洋ちゃんとも何年ぶりだろうね」と再会を喜んでいた。
今回、福田組に初参加となった岩田は「コメディー作品も初めてのチャレンジで刺激的な現場でした。(コメディーは)難しいと思ったけれど、皆さんに助けてもらって楽しんでやりました」と笑顔を見せる。
賀来は「いや~、凄い映画だったんですね。豪華なキャストの中でくだらないことをやるということを楽しみました」と振り返る。
イベントでは、日本のほかに配給が決定した韓国と香港の現地配給会社の方々もZOOMで参加。この映画を観る前に買い付けたという韓国の配給会社は「福田監督作品は人気がある。(自分にとっても)人生の中の映画でベストです」と絶賛。香港の配給会社に「どのキャストが人気ですか?」と聞くと一番に上がったのは大泉。いきなりわかりやすく上機嫌になる大泉。次は小栗。続いては・・・賀来の名前があがり、ここでもムロは「順番を考えてよ・・・」とムッツリ。
さらに、台湾のイベント会場とも中継が結ばれ、現地の観客から質問を受けるなど親交を深めていた。会場には渡辺直美の役のコスチューム姿で参加するファンも。海を渡り、アジアの人々の反響に「温かいですね」と声を揃える登壇者たち。岩田は「改めて凄い作品に参加できたんだなと。アジア中に注目されている作品!」と自信をのぞかせる。
しかし、賀来は「注目していただくのは嬉しいんですが・・・。これでいいの?と不安になりますね。皆さんの反応が楽しみです」とギャグ要素が強い作品に少し不安顔。ムロも「もし、上映して怒られたら『レッドクリフ』に切り替えていただいて・・・」と続ける。大泉は「僕はいつも逆だったらどうだろうと考えるんですよ。日本の歴史を海外の方が面白く作ってくれたら嬉しい。・・・ということで、なんとか許してもらえれば(笑)」とコメントしつつ、最後は「大人から子供まで日本でも海外でも楽しんでいただける映画です」と胸を張ってアピールし、イベントを締めくくった。
映画『新解釈・三國志』
脚本・監督:福田雄一
配給:東宝
公式サイト:https://shinkaishaku-sangokushi.com/
12月11日(金)全国東宝系にてロードショー!