映画『知らないカノジョ』のSNOW FLAKE DOME 点灯式が、2月13日、東京ドームシティ ラクーアガーデンにて行われ、主演の中島健人と共演のmiletが登壇した。
本作は、成功した男が、隣にいた最愛の人と出会っていない、二人の立場が逆転した、もう一つの世界に放り出され、“愛の試練”に立ち向かう物語。妻の献身的な支えもあり、ベストセラー作家となったが、ある朝目覚めると文芸誌のいち編集部員になっていた主人公の神林リクを中島健人、夢を諦めた孤独な妻とカリスマ・ミュージシャン・前園ミナミを、今作が映画初主演となるシンガーソングライターのmiletが演じ、ラブストーリーの名手三木孝浩監督がメガホンを取った。
この日のイベントは、TOKYO SNOW DOME CTY SNOW FLAKE DOMEと『知らない彼女」のコラボ・イルミネーションを記念した点灯式。毎年冬期に東京ドームシティで開催されるイルミネーション。20回目となる今年のテーマは「SNOW DOME」。施設内に4か所ある「SNOW DOME」のうちの1つが『知らない彼女』をイメージしたデザインとなり、2月13日(木)から2月21日(金)まで開催される。
寒空の下、会場に揃って登場した中島とmilet。さっそく点灯ボタンに手をかけ、MCの「大切な人へ思いが届きますように! 3、2、1点灯!」の掛け声でスイッチオン!ドームが本作のイメージカラーでもある“ペールピンク“に彩られると、2人で自撮り撮影をしながら、仲睦まじくドーム内を楽しんだ。
ドームから出てきた中島は「完全にプライベートの時間みたいになって・・・お待たせしました(笑)」と取材陣に詫びながら、「幸せになれるスノードームですね」と笑顔で感想を述べ、イルミネーションを満喫した様子。
また、本作の試写等で受けた反響に、中島は「涙が凄く印象的な映画だと言われました。いろんな方が素敵な涙を流している映画で、いろんな感情で涙を流しています。きっと観客の皆さんも心が思わずウルッとしてしまうような作品になっていると思います」と手応え十分な様子。Miletも「やっぱり”泣いた“という声がたくさんあって、大切な人に会いたくなったという言葉を見て、逆に(自分が)ぐっときてしまいました。演者の気持ちがちゃんとダイレクトに伝わる作品になったなと」と感慨。
さらに、明日がバレンタインデーということもあり、思い出を聞かれると、中島は「やっぱりアイドルなんで・・・、バレンタインデーは濃密な甘さを何回も経験したことはありますけど、小学校の頃は、なかなかバレンタインチョコをもらえなかったんですよ。好きな子からチョコをもらえるまで学校から帰らなかったこともあります(笑)。粘って、同情で友人から100個の中の1個をもらえただけでも嬉しかったですね」とほろ苦い思い出を吐露。
一方で、miletは「バレンタインチョコはもっぱら兄か父ですね」としながら、「(好きな人に)手作りで作っても、結局手渡せなくて自分で食べていました(笑)」と苦笑い。
理想のバレンタインデートを問われると、miletは「ラクーアに来て、ビュッフェレストランで美味しいものを食べたい」と答え、中島は「夜景やイルミネーション、映画もいいですね。映画はホラー、アクション、ラブストーリーもいいですね」としながら、「今月は『知らないカノジョ』という最強のラブストーリーがあるので、ぜひ観にいっていただきたいと思います」と作品のアピールも忘れなかった。
映画『知らないカノジョ』
【ストーリー】
大学時代にお互い一目惚れして結婚した<リク>と<ミナミ>。小説家を目指していたリクは、ミナミのサポートのかいもあり、一気に人気のベストセラー作家に。一方、歌が好きだったミナミは歌手の夢がままならず、毎日仕事ばかりで忙しいリクとのすれ違いの生活に孤独を感じていた。そんなある日、リクの心ない一言がきっかけで二人は大喧嘩してしまう。翌朝リクが目を覚ますとミナミの姿はなく、出版社に打ち合わせに行くも出会う人々と全く話がかみ合わないことに戸惑いを覚える。なんと人気作家だったはずの自分は文芸誌の一編集部員になっており、街には天才シンガーソングライターとして活躍する、自分とは知り合ってもいない“前園ミナミ”の姿と曲が溢れていた――。
出演:中島健人 milet 桐谷健太 中村ゆりか 八嶋智人 円井わん / 眞島秀和 風吹ジュン
監督:三木孝浩(『今夜、世界からこの恋が消えても』『きみの瞳が問いかけている』)
原作:『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』(原題:Mon Inconnue)(ユーゴ・ジェラン監督/2021年)
配給:ギャガ
公式サイト:gaga.ne.jp/shiranaikanojo
コピーライト:©2025『知らないカノジョ』製作委員会
2月28日(金)全国ロードショー