映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』の初日舞台挨拶が、6月4日、東京・丸の内ピカデリーにて行われ、W主演の岩田剛典(EXILE、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)と高畑充希、監督を務めた三木康一郎、原作者の有川浩が登壇した。
本作は、「図書館戦争」、「フリーター、家を買う。」、「阪急電車」などで知られるベストセラー作家、有川浩の作品の中でも胸キュンドが最も高いと言われる恋愛小説「植物図鑑」を原作に映画化。普通の女の子・さやかと、野草に詳しい謎に包まれた青年・樹が、思いもよらない出会いから突然始まった半年間という期限付きの同居生活を描いた純愛ストーリー。
撮影中に嬉しかったことを聞かれた岩田は「原作者の有川先生が現場に足を運んでくださり、僕に『背負うものがあると思うけれど、岩田くんが思うように樹を演じてください』と言っていただき、肩の荷が下りた。すごく光栄でした」と答えると、有川氏も「こちらこそ、(岩田と高畑)ふたりにとって最初で最後の初主演作という大事な第一歩に、私の作品を選んでもらって光栄です」と挨拶。「岩田くんが演じる樹はこれ以上ないもの。BESTだったと思います」と太鼓判を押した。
一方の高畑は、過酷だった撮影の日々を振り返りつつ「クランクアップの日も、都内から車で3時間くらい行ったところの駅で、早朝4時からの撮影だったんです。樹は2日前にクランクアップしていたのですが、『お疲れ様でした』となった時に、駅の向こうから、花束を抱えた樹が来たんです」と明かすと、会場から黄色い歓声が。「やめろよ~」と照れる岩田をよそに、高畑は「点字ブロックがレッドカーペットに見えました(笑)。全員で揃ってクランクアップできたれ嬉しさもあって、泣いてしまいました」と続け、岩田の王子様ぶりを伝え会場を沸かせた。
また、印象深い好きなシーンは?の問いに、岩田は「シーツのシーン」と、二人がベッドに入ってシーツにくるまるシーンを選んだ。撮影中は気にならなかったそうだが、「出来上がった作品を観たときに、“なんて恥ずかしいシーンなんだろう”これを全国のみなさんに見られちゃうんだと思ったら恥ずかしくなりました(笑)」と言って顔を赤くする一幕も。
すると、照れ隠しか、客席に向かって「恥ずかしかった人!」「ガン見した人!」と自ら問いかける岩田。結果は圧倒的に「ガン見した」に。「安心しました。ちゃんと見てください」と満面の笑みを浮かべた。
また、「今朝(EXILE)HIROさんから『植物図鑑の公開おめでとうございます。ぜひ観に行かせていただきます』というメッセージをいただきました。EXILE TRIBEのグループLINEがあるんですけど、そこから次々とメンバーがメッセージをくれて、すごい件数になっていて・・・。メンバーの愛を感じました」と、優しさにあふれたエピソードを披露。
最後は、Flowerのボーカル・鷲尾伶菜がサプライズゲストとして登場し、本作の主題歌「やさしさで溢れるように」を生披露。会場にはその歌声に感動し涙するファンも。岩田も「僕も危なかった。いい歌声をありがとう」と感謝の気持ちを伝え、高畑は「ずっと会いたかったんです!」と鷲尾の登場を喜んでいた。
映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』
出演:岩田剛典(EXILE/三代目J Soul Brothers)、高畑充希ほか
原作:有川浩「植物図鑑」(幻冬舎文庫)
監督:三木康一郎
脚本:渡辺千穂
配給:松竹
制作プロダクション:ホリプロ
©2016「植物図鑑」製作委員会
公式サイト:http://www.shokubutsu.jp
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