岩田剛典（三代目JSB）、「ドS発揮しました！」と告白！？ 映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』イベント

3月6日、イクスピアリ（千葉県浦安市）にて、映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』恋愛成就の木 お披露目イベントが行われ、映画初主演・初共演となる、岩田剛典（EXILE／三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE）と高畑充希が出席。この日、27歳の誕生日を迎えた岩田に、サプライズでバースデーケーキがプレゼントされ、高畑と会場に集まったファン約1,000人が祝福した。

本作は、「図書館戦争」、「フリーター、家を買う。」、「空飛ぶ広報室」などのベストセラー作家、有川浩の作品の中でも胸キュンドが最も高いと言われる恋愛小説「植物図鑑」を原作に映画化。普通の女の子・さやかと、野草に詳しい謎に包まれた青年・樹が、思いもよらない出会いから突然始まった半年間という期限付きの同居生活を描いた純愛ストーリー。

青年・樹を演じる岩田は、映画初主演にあたり「原作のファンの方がたくさんいる作品なので、自分が樹を演じることにプレッシャーはありましたが、自分なりに役と向き合って撮影に臨みました」と作品完成に達成感をにじませた。

高畑が「これまで、私はヒロイン役をやったことがあまりなかったんです。台本を読むと恥ずかしいシーンが入っていて、自分がこれをやるのか･･･と、ビクビクしながら撮影初日を迎えました」と振り返ると、岩田は「いっぱいどころかほとんどそういうシーンで（笑）。普段言わないような恥ずかしい言葉を、ここぞとばかり楽しんでやらせてもらいました」と余裕たっぷり。

それでも二人は今作が初共演。「ポスタービジュアルの撮影の時、『はじめまして』と挨拶した1分後には後ろからハグしていました（笑）」と明かし照れ笑い。岩田が「緊張もなく、リラックスさせてくれて撮影できた。さやかそのものでした」と高畑の印象を語ると、「普段から穏やかな方。自分のペースで、のんびりとされていたので、私も楽ちんでした」と高畑。どうやら相性はバッチリだったようだ。

料理上手な青年を演じた岩田は、劇中でエプロン姿も披露。「オムレツをいっぱい作りました。フライパンを使いすぎて、左手がパンパンになって、ライヴに支障をきたしちゃって･･･」と苦労を明かす一幕も。さらに高畑は、「撮影で食べた料理はほとんど美味しかったんですが、1つだけ時期の関係で冷凍の植物だけはあまり美味しくなくて。それを岩田さんがアドリブで『さやか、これ食べなよ』と勧めてくるんです」と暴露。岩田が、「ちょっとドSを発揮しました」とイタズラな笑顔を見せると、会場のファンから黄色い声が上がった。

イベントでは、“恋愛成就の木”がお披露目され、岩田は「1人でも多くの方々に『植物図鑑』を観て頂けますように」、高畑は「『植物図鑑』を観てくれた全ての人の恋が実りますように」とそれぞれ書いた願い事を発表し、特製パネルへはめ込んだ。

また、突然高畑が体調不良を訴え、舞台裏に下がると、岩田は「そんな急に･･･」とニヤニヤ。何かあると感じたのか、周囲をキョロキョロ。するとバースデーソングが流れ、高畑が劇中でも登場する“野いちごのケーキ”を運んで再登場。みんなに祝福され、ケーキを一口食べると「美味しゅうございます」とご満悦。「これだけのみなさんに集まっていただいて、ケーキまで出していただいて、本当に幸せです。ありがとうございます。27歳になって、いよいよアラサーだな…と痛感しております(笑)」とジョークを飛ばしながらも、感謝に気持ちを伝えていた。

最後に、本作について岩田は「優しさが溢れていて、恋がしたくなるような映画です。ぜひ観てください！」とPR。この日は、小雨が降るあいにくの天気だったが、終盤には雨も止み「演技がいいですね」とニッコリ。「風邪をひかないように帰ってくださいね」とファンの体調を気遣っていた。

『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』
原作：有川浩「植物図鑑」（幻冬舎文庫）
監督：三木康一郎
脚本：渡辺千穂
出演：岩田剛典(EXILE／三代目J Soul Brothers)、高畑充希ほか
配給：松竹
コピーライト：©2016「植物図鑑」製作委員会
公式サイト：http://www.shokubutsu.jp

6月4日(土)全国ロードショー