2018年、最も衝撃的で、最もセンセーショナルな“事件”。
松坂桃李、三浦大輔が映像表現の限界に挑むR-18【愛のドラマ】
映画 『娼年』
「女性に寄り添う、女性のための映画」
過激なだけではない“深い愛”
キャスト陣が全ての女性に向けて
心温かくなる感動ポイントを語りまくり!
2001年の直木賞候補になり、性の極限を描いたセンセーショナルな内容が話題を呼んだ石田衣良の恋愛小説「娼年」が、2016年の舞台と同じ松坂桃李x三浦大輔のコンビで映画化、4月6日(金)より全国公開。
3月26日、東京・渋谷のユーロライブにて、松坂桃李演じる娼夫・リョウと触れ合った女性キャストから、耳が聞こえない謎の女性・咲良を演じた冨手麻妙、リョウの同級生・恵役の桜井ユキ、初めての客・ヒロミを演じた大谷麻衣、そして舞台版「娼年」に続きリョウの同僚の娼夫・アズマを演じた猪塚健太をゲストに迎えた女性限定試写会を実施した。
映画 『娼年』女性限定試写会トークイベント
◆登壇者:冨手麻妙、猪塚健太、桜井ユキ、大谷麻衣
女性限定となった試写会に、本編上映後の余韻の中、冨手さん、桜井さん、大谷さん、猪塚さんが登壇。
まずは出演が決定した時の気持ちを聞かれたキャスト陣。冨手さんは原作を読んだ時に「絶対に咲良をやりたい!」と意気込んだそうで、念願叶って役が決定した時のことを興奮気味に語り、その様子に桜井さん、大谷さんも大きく頷く。一方で舞台に続きクラブパッションのNo.1東を演じた猪塚さんは、自身の俳優人生の中でも「東はすごく思い入れのある役」と語る。キャスティングが決定したと伝えられた当時、体調不良で寝込んでいたというが、連絡を受けて「一発で治りました!」と振り返り、会場を笑いに包んだ。
完成した本作を観た時を振り返るキャスト陣。冨手さんは「R18作品ということもあって “過激!”とか、セックスシーンの話題が多く注目されていますが、観た後はとても爽快な物語なんです。」と話し、猪塚さんも「原作が持っている、心が暖かくなる感覚まで忠実に映画化されている。」と、鑑賞後に感動があることを伝えた。
印象的なシーンについては、予告編にも使われている、リョウの“おでこへのキス”が話題に。桜井さんが「口にキスするより、素敵だなと思った(笑)」と言うと、これには会場も大きな頷きが。大谷さんは「女性たちと触れ合うことで、リョウも少しずつ成長していく様が丁寧に描かれているんです。過激なだけではなく、深い愛のある作品です。」と、主人公の成長物語としての見どころがあることを語った。
多くの女性から共感を集めたベストセラー小説の映画化である本作、改めて女性ならではの楽しみ方は?と問われると「女性は、登場人物の誰かに共感したり、自分の人生を振り返ったりして、余韻に浸れると思います」と冨手さん。「男性は劇中に登場した女性だと誰がいいとかそんなことばっかり考えるんですよ!(笑)」と言うと会場は大爆笑。桜井さんが「カップルで見るのも素敵。何かが開けるきっかけになると思います。」と切り出すと、大谷さんは「要望を伝えやすくなるかもしれませんね。“リョウくんみたいにしてほしいな”って(笑)」と同調した。
最後に猪塚さんが「R18だからと構えてしまう人もいるかもしれませんが、女性に寄り添った、女性の味方の作品。“わたしたちの映画だ”と思って観て頂きたいです。」とアピールした。
<STORY>
主人公の森中領(もりなかりょう)は東京の名門大学生。日々の生活や女性との関係に退屈し、バーでのバイトに明け暮れる無気力な生活を送っている。ある日、領の中学校の同級生で、ホストクラブに勤める田嶋進也(たじましんや)が、美しい女性をバーに連れてきた。女性の名前は御堂静香(みどうしずか)。「女なんてつまんないよ」という領に静香は“情熱の試験“を受けさせる。それは、静香が手がけるボーイズクラブ、「Le Club Passion」に入るための試験であった。 入店を決意した領は、その翌日に静香の元を訪れ、娼夫「リョウ」として仕事を始める。最初こそ戸惑ったが、娼夫として仕事をしていくなかで、女性ひとりひとりの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに気づき、心惹かれ、やりがいを見つけていく。
松坂桃李 真飛聖 冨手麻妙 猪塚健太 桜井ユキ 小柳友 馬渕英里何 荻野友里 佐々木心音 大谷麻衣 階戸瑠李 西岡德馬/江波杏子
脚本・監督:三浦大輔
原作:石田衣良「娼年」(集英社文庫刊)
製作幹事:ファントム・フィルム ハピネット
制作プロダクション:ホリプロ
企画製作・配給:ファントム・フィルム
レイティング: R18+
(C)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会
公式サイト:http://shonen-movie.com/
4月6日(金)TOHOシネマズ 新宿 他 全国ロードショー