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高橋文哉&西野七瀬 W主演! 直木賞受賞の珠玉の感動作『少年と犬』映画化決定!

【『ラーゲリより愛を込めて』の製作スタッフが再集結!】
高橋文哉&西野七瀬がW主演で贈る
直木賞受賞の珠玉の感動作、実写映画化決定‼

傷ついた人びとの心に寄り添った、一匹の犬が起こした奇跡の物語――。
『少年と犬』

その犬は5年をかけ東北から九州まで数千キロを超える旅をした。
ただ…、1人の少年に会うためだけに。

(WEB用)『少年と犬』スーパーティザービジュアル

ノワール小説の旗手として日本の文学界の先頭を走り続ける馳星周が2020年に発表、第163回直木賞を受賞し、現在までに累計発行部45万部を突破している名作「少年と犬」(文春文庫)。様々な背景を抱えた人々と犬の多聞(たもん)の触れ合いを描いた6つのエピソードを綴った短編連作小説は、犬好きも、そうでない人をも巻き込み、読者の中では「現代版の「フランダースの犬」のようで泣いた!」と話題になった。飼い主を亡くし岩手県釜石から彷徨ってきた1匹の犬“多聞”が、南の方角を目指して日本を縦断する旅路で出会った、傷つき、悩み、惑う人々との心の交流――。全ての人々の心に寄り添う珠玉の感動物語がこの度、原作の複数のエピソードにオリジナル要素を加えて映画化となる。

そんな“多聞”と共に旅をする青年・和正を高橋文哉が、“多聞”に命を救われる女性・美羽を西野七瀬が
務めることが決定した!
フレッシュな二人が力を合わせて、人間と犬の絆の物語をスクリーンに描く。

『仮面ライダーゼロワン』で主演を務めて以降、「最愛」(21)、「君の花になる」(22)、「フェルマーの料理」(23)など数々のドラマに出演し、9月に公開が控える主演作『あの人が消えた』をはじめ、2024年だけでも4本の映画出演が決まっている傍ら、「ぐるぐるナインティナイン」や「高橋文哉のオールナイトニッポンX」など、ドラマ・映画だけにとどまらず多方面で活躍をし続ける高橋文哉。生まれた時から実家に犬がいて、犬と共に生きてきたと言っても過言では無いほど犬が大好きと語る高橋は、「人生を一緒に過ごしてきた犬と映画を撮影できることを本当に嬉しく思いました」と喜びを語っており、初めての瀬々組参加に関しては「こだわりを持って繊細に描く人間模様に惚れ惚れしながら、どきどきとワクワクをもってお芝居することができました」と、初共演となった西野七瀬に関しては「お芝居にすごく真っ直ぐな方で美羽と和正としてともに向き合えたことを光栄に思います」とコメント。「多聞と出会い自分を見つめ直し自分の正義と向き合い、人生を模索する二人と一匹の織り成す掴みきれない空気を楽しみに公開をお待ち頂けたら嬉しく思います!!」と熱い想いを語っている。

そして共に主演を務めるのは、乃木坂46の中心メンバーとして活躍し、卒業後、俳優としてドラマ「あなたの番です」(19)、「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(21)、「大奥」(24)、「1122 いいふうふ」(24)をはじめ、映画『孤狼の血 LEVEL2』(21)、『恋は光』(22)、『シン・仮面ライダー』(23)、『帰ってきた あぶない刑事』(24)など数々の話題作に出演。そして、第45回日本アカデミー賞で優秀助演女優賞と新人俳優賞をWで受賞、第44回ヨコハマ映画祭で最優秀新人賞を受賞するなど、俳優としての活躍が目覚ましい西野七瀬。2017年に公開された『あさひなぐ』以来、また初のW主演作品となる本作に西野は、「今まで経験したことがない感情になる場面が多く、想像しながら考え抜いたものを体現していくことに、日々楽しんで向き合っていました。ぜひ楽しみに待っていただけたらと思います」と話し、初の瀬々監督作品への気持ちを語った。

そんな2人をW主演に迎えメガホンを取るのは、『ラーゲリより愛を込めて』(22)、『護られなかった者たちへ』(21)、『糸』(20)、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)、『64-ロクヨン-前編/後編』(16)など、骨太な社会派ドラマから恋愛物語まで幅広いジャンルで、繊細で丁寧な演出に定評がある人間ドラマの名手・瀬々敬久監督。
企画・プロデュースは、『黄泉がえり』(02)や『余命1ヶ月の花嫁』(09)など、切なく観る者に涙を誘う企画を得意とし、『ラーゲリより愛を込めて』(22)では優れた映画製作者に贈られる藤本賞・奨励賞を受賞した平野隆。 そして脚本は、<第38回日本アカデミー賞優秀脚本賞>の『永遠の0』、<第66回カンヌ国際映画祭コンペティシン部門>にも出品された『藁の楯』、家族の愛の実話を映画化した『ディア・ファミリー』(24)の林民夫といった実力揃いの3人が名を連ね、『ラーゲリより愛を込めて』(22)、『糸』(20)以来の、感動の名作を生み出してきた<瀬々敬久×林民夫×平野隆>の最強チームが復活!新たな珠玉の感動物語がここに創り出される。

今作の原作者であるベストセラー作家・馳星周は「犬に語りかけることで心を救われた者がどれほどいることだろう。犬は無条件の愛の手本として、神様が人間に遣わしてくれた生き物だと心から信じている。この映画を通じて多くの人がそのことに共感してくれることを切に願う」と喜びのコメントを寄せている。
古来より人間のよき相棒であり、友人であり、家族として寄り添ってきた「犬」。狩猟に付き添い獲物を仕留め、家族としてそばにいてぬくもりを共有する。そんな寄り添ってくれる“多聞”と、さまざまな時と場所での人との出会いが織りなす物語は、すべての世代の胸を打ち、“生きることの意味”を教えてくれること間違いなし。ぜひご期待ください!

<キャスト・監督・プロデューサー・原作者コメント>
◆高橋文哉(たかはし・ふみや)/中垣和正(なかがき・かずまさ)役
…東日本大震災後の貧困に苦しむ生活の中、家族ために被災地で窃盗団のドライバーをしている。
犬の多聞(たもん)に出会い共に生きる中で、多聞が<南の方角>を見つめ続けていることに気づく。

2001年3月12日生まれ 埼玉県出身。2019年「仮面ライダーゼロワン」で主人公に抜擢され、TBS「最愛」(21)や「君の花になる」(22)での好演で話題を呼び、2022年には日経トレンディが選ぶ「来年の顔」に。その後もTBS系「フェルマーの料理」でW主演を務め、映画では、『ウソ交換日記』(23)で主演を務め、24年に入ってから『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』、『からかい上手の高木さん』、『ブルーピリオド』に出演。主演作『あの人が消えた』の公開も控えている今最も勢いのある若手俳優。

≪コメント≫
この作品のお話を頂けたことを本当に嬉しく思いました。
僕自身生まれた時から実家に犬がいて、犬と共に生きてきたと言っても過言では無いほど犬が大好きで、
人生を一緒に過ごしてきた犬と映画を撮影できることを本当に嬉しく思いました。
多聞役のさくらと撮影前にコミュニケーションを取って撮影に挑んだのですが、わんちゃんにしか出せない生のお芝居、そこに中垣和正としてリアルに向き合う楽しさを感じることが出来ました。
瀬々組には初参加でしたが、瀬々監督のこだわりを持って繊細に描く人間模様に惚れ惚れしながら、
ドキドキとワクワクを持ってお芝居することが出来ました。
西野七瀬さんとは初共演でしたが、お芝居にすごく真っ直ぐな方で美羽と和正として共に向き合えたことを光栄に思います。
多聞と出会い自分を見つめ直し自分の正義と向き合い、人生を模索する二人と1匹の織り成す掴みきれない空気を楽しみに公開までお待ち頂けたら嬉しく思います!!

◆西野七瀬(にしの・ななせ/須貝美羽(すがい・みわ)役
・・・とある秘密を抱えながら、デートクラブで働いている。多聞と出会ったことで、本当の自分を取り戻してゆくのだが・・・。美羽は多聞のことを”レオ”と呼んでいる。

1994年5月25日生まれ 大阪府出身。
2011年、アイドルグループ「乃木坂46」に1期生として加入。グループの中心メンバーとして活躍し、映画「あさひなぐ」(17)では映画初主演を務める。18年にグループを卒業、以降俳優として活動中。ドラマ「あなたの番です」(19)で話題をさらい、その後も数々のドラマ・映画に出演。『孤狼の血 LEVEL2』(21)では日本アカデミー賞の優秀助演女優賞および新人俳優賞を受賞、『恋は光』(22)でヨコハマ映画祭の最優秀新人賞を受賞し、その後も『映画 イチケイのカラス』(23)、『シン・仮面ライダー』(23)、『帰ってきた あぶない刑事』(24)といった話題作への出演が続いており、現在「1122 いいふうふ」が配信中のほか、「劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『バサラオ』」に出演中。また『君の忘れ方』(25年1月公開予定)が控えている。

≪コメント≫
今まで経験したことがない感情になる場面が多く、想像しながら考え抜いたものを体現していくことに、日々楽しんで向き合っていました。
瀬々敬久監督や高橋文哉さん、スタッフの皆さんと意見を交わしてパターンを試しながら撮影することもできました。ぜひ楽しみに待っていていただけたらと思います。

◆監督:瀬々 敬久(ぜぜ・たかひさ)
1960年5月24日 生まれ、大分県出身。京都大学在学中から自主映画を制作。卒業後、獅子プロダクションに所属し、助監督を経て、89年「課外授業 暴行」で監督デビュー。2010年、自主制作した「ヘヴンズ ストーリー」が第61回ベルリン映画祭国際評論家連盟賞を受賞し評価され、以降数々の話題作、ヒット作を手掛ける。
主な作品に『64 前編・後編』(16年)(第40回日本アカデミー賞・優秀監督賞受賞)、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17年)、 『糸』(20年)、『護られなかった者たちへ』(21年)(第45回日本アカデミー賞優秀監督賞受賞)、『ラーゲリより愛を込めて』(22年)。繊細で丁寧な演出に定評があり、骨太で社会派な題材からラブストーリーまで幅広く手掛ける。最新作は『春に散る』(23)。

≪コメント≫
犬の名前は多聞です。仏法の守護神の一つ、多聞天から来ています。馳星周さんが描いたこの不思議な物語を、「こんな悲しい話があります」とお坊さんが語る法話や、辻々で流浪の民が語った説教節のように、生きることの悲惨と喜びを伝える映画に出来ないか、そう思い挑みました。主演の高橋文哉さんと西野七瀬さんが、そのしなやかな感受性で物語を全身で受け止め、今を生きる私たちの映画にしてくれました。

◆原作者:馳 星周(はせ・せいしゅう)
ノワール小説の旗手として日本の文学界の先頭を走り続ける。
閉塞感の中から脱しようとする人間の業や欲を確かな人間描写で描き、近年は人間を自然や動物と対比して描く作品も多く、特に犬に対する愛情と表現力は、多くの読者の心の奥深くを揺さぶっている。
『不夜城』-第18回吉川英治文学新人賞・第15回日本冒険小説協会大賞受賞
『鎮魂歌-不夜城II』-第51回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞
『漂流街』-第1回大藪春彦賞受賞
『少年と犬』-第163回直木賞受賞

≪コメント≫
多聞は多くを聞くと書く。
犬は人の言葉に耳を傾け、寄り添ってくれるのだ。
犬に語りかけることで心を救われた者がどれほどいることだろう。
犬は無条件の愛の手本として、神様が人間に遣わしてくれた生き物だと心から信じている。
この映画を通じて多くの人がそのことに共感してくれることを切に願う。

◆企画・プロデュース:平野 隆(ひらの・たかし)
主なプロデュース作品は『害虫』(02年)(第58回ヴェネツィア国際映画祭正式出品)、『黄泉がえり』(03年)、『余命1ヶ月の花嫁』(09年)、『64-前編・後編-』(16年)(前編:第40回日本アカデミー賞優秀作品賞受賞)、『三島由紀夫VS東大全共闘 ~50年目の真実~』(20年)(第26回釜山国際映画祭コンペティション部門出品)、『糸』(21年)、『ラーゲリより愛を込めて』(22年)(藤本賞・奨励賞)

≪コメント≫
『ラーゲリより愛を込めて』のスタッフを再結集して、前作と同様、観客の皆さまの魂に訴える作品を作りたいと思っていました。
高橋文哉さん、西野七瀬さんにお願いしたのは2人が“愛おしさ〝を多くの人々の印象に残せる役者さんだと思ったからです。
そしてこの映画にはもう1つの愛おしいものがあります。
現在編集中ですが、スクリーンの上にお二人と多聞という名の犬が映る時、私は思わずスクリーンを抱きしめたくなります。
何故タイトルが『少年と犬』なのか? それがこの原作の魅力であり、この映画の魅力であると思います。

原作書影※クレジット【馳星周「少年と犬」(文春文庫)】

馳星周「少年と犬」(文春文庫)

<あらすじ>
その犬は、傷ついた人々に寄り添いながら日本を縦断した。
ただ…、一人の少年に会うためだけに。

震災から半年後の宮城県仙台。
職を失った青年・和正(高橋文哉)は、
同じく震災で飼い主を亡くした一匹の犬・多聞(たもん)と出会う。

聡明な多聞は、和正とその家族に瞬く間に懐き、
一家にとって無くてはならない存在となるが、多聞は常に<南の方角>を気にしていた。
そんな中、家族を助けるため、危険な仕事に手を染めてしまった和正は、
やがて事件に巻き込まれ、その混乱の最中に多聞は姿を消してしまう――。

時は流れ、多聞は滋賀で悲しい秘密を抱えた女性・美羽(西野七瀬)の下で過ごしていた。
多聞と過ごすことで、徐々に平和な日常を取り戻してく美羽の前に、
多聞の後を追ってきた和正が現われる。

こうして2人と1匹の新たな生活が始まるが、
痩せ細った身体で傷ついた人々に寄り添いながらも、
たった一匹で<南の方角>に向かって歩いていく多聞には、
一人の少年と誓った約束があった――。

映画『少年と犬』
キャスト:高橋文哉 西野七瀬
原作:馳星周「少年と犬」(文春文庫)
監督:瀬々敬久
企画・プロデュース:平野隆
脚本:林 民夫
制作スケジュール:2024年3月イン~5月アップ
配給:東宝
コピーライト:©2025映画「少年と犬」製作委員会
公開日:2025年春
公式X(旧 Twitter):https://x.com/shonentoinu_mv
公式Instagram:https://www.instagram.com/shonentoinu_mv

2025年春、全国ロードショー