米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル ＆ アジア」（SSFF & ASIA）は、映画祭開催に先駆け、5月29日、東京・渋谷ヒカリエのヒカリエホールにてオープニングセレモニー、｢CINEMA FIGHTERS project」第三弾上映会が開催された。
同映画祭代表の別所哲也、フェスティバルアンバサダーのLiLiCoが、会場に敷かれたレッドカーペットを歩いて登壇し、イベントがスタート！ 続けてEXILE AKIRA、佐藤大樹のほか、木村佳乃、冨永愛、コシノジュンコ、宮沢和史などのゲストや各賞の受賞者及びプレゼンターが登場した。
別所は、新年号・令和を迎え「21歳の大人になった映画祭を迎えられることが非常に嬉しいです！」と喜び、昨年、グランプリトロフィーにジョージ・ルーカス監督の名前がついたことに続き「これまでグランプリが翌年度のアカデミー賞ノミネート候補なっていましたが、今年からインターナショナル部門、アジアインターナショナル部門、ジャパン部門の各部門とノンフィクション部門 supported by ヤフー株式会社の全4部門の優秀賞をノミネート候補に推薦できる権利をアカデミー賞協会からいただきました」と発表。会場から大きな拍手が送られた。
「インターナショナル観光映像大賞」のプレゼンターとして登場したコシノジュンコは、日本に訪れた海外のお客様に対してどのようなおもてなしが重要かと問われると、「日本全体が“令和”という新しい時代を楽しむことが重要だと思います。日本が1番おもしろい時がきました！日本の伝統文化を世界中に魅せていくチャンスですし、この機会に東京オリンピック・パラリンピックも盛り上げていってもらいたいです」と力を込めて語った。
また、同映画祭とLDH JAPANのコラボレーションする「CINEMA FIGHTERS project」の第三弾に出演のAKIRA（EXILE / EXILE THE SECOND）と佐藤大樹（EXILE / FANTASTICS from EXILE TRIBE）が登場。本プロジェクトは『EXILE』HIRO、SSFF＆ASIA代表の別所哲也、作詞家・小竹正人の3人がタッグを組み、詩と音楽、映像を映像化するもの。
AKIRAは三池崇史監督のもと、Crystal Kayの楽曲『Beautiful』の世界観を体現。「短編映画ですが、三池監督の新しい一面とこれまで見たことのない世界観を体験できて嬉しい」と新たな挑戦に目を輝かせ、「台本を読んでいくうちにリアリティな感情が生まれてきて、普段のEXILEで見せる姿とは違う、削ぎ落とした感じで演じさせていただきました」と自信をのぞかせた。
佐藤は井博貴監督とタッグを組み、上横井琉衣の楽曲『ライラック』を映像化した『魔女に焦がれて』で、寡黙な高校生役を演じた。「自分の父親世代の方々は“こういうことあったな”“こういうやついたな”と共感できるところがあると思います。不器用な男女が距離を縮めていき、想いを打ち明けるストーリーでし」と説明。「ファンタスティックな演出も盛り込まれていて、演じ甲斐のある作品でした。自分の中に淡い青春を思い出してもらえれば」と続けると、別所が「しっかり、ファンタスティックを絡めたね（笑）」と言われ、「自分のグループ名を･･･」とはにかみ、笑顔を見せた。
また、今年新たにスタートする「Ladies for Cinema Project」には、プレゼンターを務める木村佳乃が、AKIRA、佐藤大樹とともにレッドカーペットを歩いた。
作品選定も担う木村は、「多くの作品を鑑賞しました。国籍や宗教など作品によって異なりはありますが、女性が抱えるさまざまな問題を発見することができました。私たちと凄く近い文化を持っている国であってもまったく違う問題があったり、または同じような悩みを抱えていたりする。本当に色々勉強になりました」と感慨深げに語っていた。
『ショートショート フィルムフェスティバル ＆ アジア 2019』は、5月29日～6月16日（日）まで、都内5会場とオンライン会場にて、一部有料イベントを除き無料で上映する。
【オープニングセレモニーで表彰された作品】
Shibuya Diversity Award：街角のワールドカップ／ Il Mondiale in piazza （イル モンデール イン ピアッツァ）
第5回BOOK SHORTSアワード受賞作品：シャフリヤールの昼と夜
第8回観光映像大賞（観光庁長官賞）：ヒュー！日向でおじさんサーフィンデビュー ～THREE OJISAN RELAX IN HYUGA～
第3回インターナショナル観光映像大賞：Meet South Africa. Bheki the Mbhaco Maker.
地球を救え！部門 supported by リンレイ 優秀賞（環境大臣賞）：息が苦しい！／BREATHE!（ブリーズ）
地球を救え！部門 supported by リンレイ J-WAVEアワード：第四の壁 ／ Fourth Wall (フォース ウォール）
◆完成発表が行われた特別制作作品
・第4回BOOK SHORTアワード受賞作品のショートフィルム化『名前って、ふたつ以上の鐘の音』
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019」 オープニングセレモニー
ゲスト ※敬称略
MC: LiLiCo（フェスティバルアンバサダー）、別所哲也（SSFF & ASIA代表）
ベンドラメ礼生選手（サンロッカーズ渋谷）、長谷部健（渋谷区長）（以上、Shibuya Diversity Award関連）
たかひろや監督、大和孔太（キャスト）、柳ゆり菜（キャスト）、小池亮介（キャスト）
（以上、BOOK SHORTS 第5回受賞製作作品関連）
LEXUS INTERNATIONAL 室長 沖野 和雄（以上、SHORT FILM THEATER @ INTERSECT BY LEXUS関連）
株式会社ファミリーマート代表取締役社長 澤田貴司、鶴岡慧子（監督）、柳憂怜（キャスト）
（以上、ファミリーマート特別製作関連）
田端浩観光庁長官、コシノジュンコ（Visit Japan大使）（以上、観光映像大賞関連）
加藤英明、冨永愛、宮沢和史（以上、地球を救え！部門 supported by リンレイ関連、3名審査員）
木村佳乃（プロジェクトプレゼンター）（以上、Ladies for Cinema Project関連）
EXILE AKIRA、佐藤大樹（以上、CINEMA FIGHTERS project第三弾関連）
■開催期間：5月29日（水）～6月16日（日）
■上映会場：東京 計5会場 およびオンライン会場
・5月 30日（木）～ 6月2日（日） iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ
・6月 6日（木） ～ 6月9日（日） 表参道ヒルズ スペース オー
・6月11日（火） 赤坂インターシティコンファレンス the AIR
・6月11日（火）～ 6月14日（金） アンダーズ 東京 Andaz Studio
・6月13日（木）～ 6月15日（土） シダックス・カルチャーホール
■料金：無料上映 ※一部、有料イベントあり。
■一般からのお問い合わせ先：03‐5474‐8844
■オフィシャルサイト：http://www.shortshorts.org/2019
■主催：ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会
※上記の記載内容は変更になる場合がございます。
★「CINEMA FIGHTERS project」第三弾上映会の様子はこちら
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