阿部サダヲ、玉森裕太から「好きです」と言われ「俺も好きだよ」お互いに LINEも交換し、上戸彩が嫉妬！？ 映画『シャイロックの子供たち』初日舞台挨拶

映画『シャイロックの子供たち』の初日舞台挨拶が、2月17日に東京・丸の内ピカデリーにて行われ、主演の阿部サダヲと、上戸彩、玉森裕太（Kis-My-Ft2）、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、佐々木蔵之介と、本木克英監督が登壇した。

累計発行部数60万部を突破し、池井戸潤の原点にして最高峰とも言える小説『シャイロックの子供たち』を原作に、小説ともドラマとも違う完全オリジナルストーリーで映画化。物語は、東京第一銀行の小さな支店で起きた、現金紛失事件をベテランお客様係の西木(阿部サダヲ)が、同じ支店の愛理(上戸彩)と田端(玉森裕太)とともに、曲者揃いの銀行員が揃うなか、事件の真相を探っていく姿を描く。
本作には2018年に大ヒットを記録した「空飛ぶタイヤ」の本木克英監督はじめメインスタッフが 再集結。主演の阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太をはじめ、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、橋爪功、柄本明、佐々木 蔵之介ら超豪華キャスト陣が顔を揃えた。

本日公開を迎え、これまで特に宣伝活動に勤しんできた阿部、上戸、玉森の3名。上戸は「撮影中はコロナ禍真っ只中で、会話もあまりできない空気の中で少しだけ話していた。こうして3人で番宣をする時間が楽しくてあっという間でした」と振り返ると、玉森も「阿部さんも上戸さんも凄く良い方で、凄く好きになりました」と笑顔をみせる。

その言葉に上戸は「ありがとう」とニッコリ。阿部も玉森に「俺だって好きだよ」と見つめ、玉森を照れさせた。

続けて、玉森は「本当に気さくで、現場でも笑わせてくれるんです。適度な適当加減が好きでした」と明かすと、上戸も「3人で過ごす時間が凄く楽でした。二人とも適当だから(笑)」と同調。すると、適当と言われた阿部が「彼もけっこう適当ですよ。話聞いてたり、聞いてなかったりするでしょ？」と玉森を見やる。玉森が「それは阿部さんでしょ」と反論。阿部は「そんなことない！あとで暴くぞ！」と抵抗し、会場の笑いを誘った。

この日は、本作がメガバンクを舞台に巻き起こる大暴露エンターテイメントということから、「今だから言える、あんなことを大暴露」というテーマでトークを展開。

阿部が「3人でこうやって番宣をやっていると、『いつかご飯行こうね』と言っても口約束で終わっちゃったり、『LINEとか交換しようぜ”』と言ってもなかなか交換しなかったりするじゃないですか。でも俺、玉ちゃんとLINE交換したんです」と告白。すかさず上戸が「ちょっとぉ～！ 私も充電して待っているのに阿部さんからなかなか声がかからないんですけど！」とおかんむり。「今日ね、あとでね。焼き鳥屋さんもいきましょうね」と一生懸命阿部に笑顔でアプローチしていた。

それでも玉森と阿部のLINE交換はお互いスタンプを1個だけ送り合って終わっているとのことだった。

また、上戸は「撮影の後半の頃なんですが、その日の阿部さんが（役の）西木ではなく、他のオーラで現場に入ったことがあって。撮影が終わるころに『阿部さん、もしかして次の作品の台本を読みました？』と聞いたら、『ここに来る車の中で読んだ』って返ってきて。『凄い悪い目をしていますよ』と言ったら『殺人犯の台本を読んできちゃった。よくわかったね』と言われたことがあるんです、違うスイッチが入っちゃっていて」と暴露。

阿部が、当時を思い出し「本当にびっくりした。上戸さんて凄いなと。（自分は）そんなふうになっちゃうんだな、気を付けなきゃ」と反省していると、玉森は「僕、その横にいましたけど、全然気が付かなかったですよ」とあっけらかん。上戸の観察力を絶賛する阿部だったが、「玉ちゃんの髪の色が変わったのもすぐ気づいたものね」と話すと、「あれはすぐ気づくでしょ」と返され、阿部と玉森は似たもの同士だったよう。

柳葉は「内緒の話は言えないよ！(笑)。1週間くらい前にぎっくり腰をやったくらいかな(笑)」と言い放つと、杉本は「柳葉さんとは30年ぶりくらいの共演なんです」と明かし、共演を喜んだ。佐藤は阿部と以前の共演で木更津で撮影したことを思い出し、「10年くらい前です。今回また木更津で撮影して楽しかった」を懐かしんだ。

また、佐々木は「今回、“裏の金”ということですが、初めてATMの裏側に入って面白かったです。ドキドキしました」と目を輝かせていた。

監督は「実は撮影用の台本が出来上がったのは撮影の1週間くらい前だったんです」と、ギリギリまで台本を練っていたことを吐露。それでも阿部は、困った顔もせず「原作では失踪してしう役だったからすぐいなくなるかと思っていたら、けっこう出ていてビックリしました。嬉しかったです」と微笑み、上戸も「私もいっぱい出ていて嬉しかったです」と話し、オリジナルの脚本に感謝すらしていた。

イベントの最後に行われたフォトセッションでは、本作のキャッチコピー「金か、魂か。」と書かれたパネルを持った客席をバックにして撮影し、映画公開を観客と共に祝った。

＜STORY＞
東京第一銀行の小さな支店で起きた、現金紛失事件。
ベテランお客様係の西木（阿部サダヲ）は、同じ支店の愛理（上戸彩）と田端（玉森裕太）とともに、事件の真相を探る。一見平和に見える支店だが、そこには曲者揃いの銀行員が勢ぞろい。出世コースから外れた支店長・九条（柳葉敏郎）、超パワハラ上司の副支店長・古川（杉本哲太）、エースだが過去の客にたかられている滝野（佐藤隆太）、調査に訪れる嫌われ者の本店検査部・黒田（佐々木蔵之介）。そして一つの真相にたどり着く西木。それはメガバンクにはびこる、とてつもない不祥事の始まりに過ぎなかったー。

『シャイロックの子供たち』
■原作：池井戸潤『シャイロックの子供たち』（文春文庫）
■主演：阿部サダヲ
■出演：上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介 ほか
■監督：本木克英
■脚本：ツバキミチオ
■音楽：安川午朗
■製作：映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
■配給：松竹
■公式サイト： movies.shochiku.co.jp/shylock-movie/
■公式Twitter： @shylock_film
■コピーライト表記：© 2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会

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