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荒木宏文「映画でいろんな答えを準備して舞台に来て!」 長妻怜央は松田凌がツボ!?「楽しく稽古しています」 映画『漆黒天-終の語り-』大ヒット御礼舞台挨拶

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映画『漆黒天 -終の語り-』の大ヒット御礼舞台挨拶が7月9日、東京・新宿バルト9にて行われ、主演の荒木宏文をはじめ、共演の松田凌、長妻怜央(7ORDER)、梅津瑞樹、小島藤子、松本寛也、小澤雄太(劇団EXILE)、鈴木裕樹、映画の脚本と舞台の作・演出を務める末満健一が登壇した。

本作は映画と舞台を完全連動させるプロジェクト【ムビ×ステ】の第三弾。映画の主人公は記憶をなくした流浪の男。記憶を追い求める中、数々の刺客たちに狙われる。いったい彼はなぜ襲われるのか…。謎多き男をめぐる本格派ミステリー時代劇。映画は舞台『漆黒天 -始の語り-』へと続いていく。

映画・舞台ともに主人公となる「名無し」を荒木宏文が主演を務め、そして、映画の脚本、舞台の作・演出には、 舞台『刀剣乱舞』シリーズや、舞台『TRUMPシリーズ』などの脚本・演出を手掛ける末満健一が担当。映画の監督・アクション監督は、「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」、「ウルトラマン」など特撮作品で第一線を走るアクションの名手・坂本浩一が担う。

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公開初週にミニシアターランキングで1位を獲得した本作。絶好調なスタートを切ったことに荒木は、「次の週も3位! 次の週までランクインしているということがすごい!」と満面の笑みを浮かべ、感謝の気持ちを口にする。

本作はムビ×ステシリーズでは初となる映画で結末し、舞台でその前日譚を描くという手法を試みた。末満は「まだ第3弾ですし、もしかしたら次回作も結末から始まるかもしれない。連動企画というムビステならではの楽しみ方をしてほしい。それにあれが本当の結末かわからないしね…」と意味深な笑いを浮かべる。

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この日の登壇者たちは、映画と舞台両方に出演。今回初めて舞台挨拶に登壇した小島は、ほぼ荒木との共演シーンとなり、他の共演者と直接会うのは久しぶり。「シリアスな話なんですが、撮影中はずっと子供たちとわちゃわちゃしてましたね」とコメント。荒木も「すごく平和な現場だったよね」とほほ笑んだ。

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本作の前に別作品で夫婦役で共演していたという松田と小島。松田は「実は一抹の嫉妬を抱えつつ今回の撮影に挑んでいて(笑)」と荒木と小島の役柄に言及し、笑いを誘う。また、小澤は、「僕と共演した(『HiGH&LOW』)時はレディースの総長をされていましたね。本人は忘れてましたけどね(笑)」と、共演を忘れられて拗ねる場面も。

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8月5日から上演となる舞台『漆黒天 ー始の語り-』の稽古も始まっているとのこと。荒木は「稽古はまだ前半戦。でも映画の舞台挨拶で舞台の話ができるって不思議だよね。連動してないとなかなかないことだよ」とムビステならではの舞台挨拶に満足げ。

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長妻は、「二郎太お兄ちゃんがね、ツボなんです(笑)。2人での掛け合いのお芝居がすごい楽しくて!」と、嬉しそうに稽古の様子を明かす。この言葉に、二郎太を演じる松田は「でも三郎太の方が面白いですよ。面白いエピソードがあるんですが、それは舞台後のアフタートークに話します。だから舞台に来てくださいね」とアピール。巧みな誘導にキャストも「うまい!」と拍手した。

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そして、梅津が稽古中に「急に奇声をあげる」という話題が上がり、そもそも末満が提案した演出だそうだが、「梅津から聞いたことのない声を聞いたので採用したんですが、本当にいるかどうかは一旦冷静に判断しようかなと思います(笑)」と苦笑いする末満。梅津は「え、でもいりますよね…?」と、突然のダメ出し危機に自らプッシュ。

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鈴木は、「稽古現場はとても和気あいあいとしてますが、ここからだんだん殺陣の稽古が進んでくるので、これはすごい作品になるぞと実感してきてます」と気合を入れる。小澤も「(鈴木演じる)玖良間は映画とは全然違います。彼の人間性が見えるので、ぜひ注目ほしい!」と称えた。

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加藤大悟と共に宣伝隊長に任命された松本。ムビステシリーズでは毎回宣伝隊長を担当しているが、今回は「僕はカメラマンを担当します。松本が撮った写真に、加藤が投稿文を作ってムビステ公式Twitterに投稿します」と戦略を立てたそうで、「公式Twitterをフォローするとここでしか見れないキャストの表情が見れますよ! チケット売れますようにと願いを込めて撮ってます!」としっかり宣伝し、任務を忘れなかった。

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気になる舞台の演出について、末満は「舞台では映画のようにカットをかけて衣装を変えて一人二役を演じ分けることができない。その演出や、荒木くんの切り替え方も見所になります。あと映画で少ししか出ていない梅津くんの演じる嘉田蔵近という役がなぜ冒頭に出てきたのか、舞台を見れば理由が分かります。舞台を観れば映画が観たくなって、舞台を観れば映画を観たくなる、メビウスの輪みたいに興味を持ってもらえると思います」と熱く語る。

最後に荒木が「『漆黒天-終の語り-』が、たくさんの人に支えられてここまできました。舞台までにいろんなタイミングで観ていただけると、いろんな答えが出てくると思います。いろんな答えを準備して、舞台にお越しいただければ」と呼びかけ、舞台挨拶を締めくくった。

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【ストーリー】
「この町で……俺を見たことはないか?」ぼろを纏った男(荒木宏文)が江戸の町に現れた。
男はなりゆきから喜多(小宮有紗)というコソ泥女を助ける。喜多は「助けてくれた」お礼にと、記憶を失くした男に<名無し>の名を与えて、狂言作者の玄馬(唐橋充)、ごろつきの邑麻兄弟(松田凌・長妻怜央)らを巻き込みその素性の手がかりを求めはじめる。
現状で名無しについてわかっている事実は、どうやら自分は謎の剣客たちに命を狙われている、ということ。
しかもその度に圧倒的な剣技で返り討ちにしてきたらしい。なぜ自分がこれほどまでに強いのかも思い出せない。
だが、町で悪事の限りを尽くしてきたという<日陰党>の名を聞いた時、記憶の中にただひとつ残る<愛する者の死に際>が思い出される。
同じ頃、与力である玖良間士道(鈴木裕樹)や皿月壬午(小澤雄太)はある計画を実行に移そうとしていた。

愛する者の死の記憶、尋常ならざる剣の腕、その命をつけ狙う謎の刺客たち
……どうやらこの男には、何かある。

【ムビ×ステ】とは
ひとつの作品世界で語られる「ムービー(映画)」と「ステージ(演劇)」を公開&上演するプロジェクト。
映画と演劇はそれぞれ独立した作品ながら、物語は連動。メディアの境界線を行き来する物語は、これまでにない新しい感覚を呼び覚ましている。プロジェクト第一弾は、映画『GOZEN-純恋の剣-』(2019年7月公開)、舞台『GOZEN-狂乱の剣-』(2019年9月東京・大阪上演)を製作。第二弾は、映画『死神遣いの事件帖 – 傀儡夜曲-』(2020年6月公開)、舞台『死神遣いの事件帖 –鎮魂協曲-』(2020年7月・8月上演)を製作。第三弾となる本作では、ワタナベエンターテインメントとともに、【ムビ×ステ】としてより連動した新作をお届けする。

◆予告編

【映画 2022年6月24日公開】
出演 :
荒木宏文
小宮有紗 松田凌 長妻怜央(7ORDER)
橋本祥平 松本寛也 / 小島藤子
梅津瑞樹 小澤雄太 鈴木裕樹
唐橋充 / 宇梶剛士

脚本 : 末満健一
監督・アクション監督 : 坂本浩一

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【舞台 2022年8月・9月上演】
出演 :
荒木宏文
松田凌 長妻怜央(7ORDER) 梅津瑞樹 / 小島藤子
橋本祥平 松本寛也 加藤大悟 安田桃太郎
小澤雄太 鈴木裕樹

作・演出 : 末満健一

【舞台公演スケジュール・会場】
東京公演 2022年8月5日(金)~8月21日(日) @サンシャイン劇場
大阪公演 2022年8月31日(水)~9月4日(日) @梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

公式HP : https://toei-movie-st.com/ ※映画舞台共通
著作権表記 : @2022 movie-st ※映画舞台共通

映画『漆黒天 -終の語り-』
2022年6月24日 (金) 新宿バルト9ほかにて公開

舞台『漆黒天 -始の語り-』
2022年8・9月 東京、大阪にて上演