映画『白雪姫』のプレミア吹替版ジョナサン役声優お披露目イベントが、2月25日、東京・esports銀座studioにて行われ、吉柳咲良と河野純喜(JO1)が登壇した。
本作は、ディズニー初の長編映画であり、世界初のカラー長編アニメーションでもある『白雪姫』を新たなミュージカル版として実写映画化。雪のように純粋な心を持つ主人公・白雪姫は、外見の美しさと権力に執着する邪悪な女王によって命狙われるも、不思議な森で出会った7人のこびとたちや、城の外の世界へいざなってくれたジョナサンに救われ、仲間たちと力を合わせ、白雪姫の優しさによって奇跡が起こる様が描かれる。
世界で最も長く愛され続けるディズニープリンセス・白雪姫役をレイチェル・ゼグラー、女王役をガル・ガドットが演じ、監督に『アメイジング・スパイダーマン』『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ、脚本に『バービー』を監督したグレタ・ガーウィグがタッグを組んだ。さらに、アニメーション版の楽曲に加え、『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』のパセク&ポールによる新曲が物語を彩る。プレミア吹替版の白雪姫を吉柳咲良。そして先日、白雪姫と出会い城の外の世界にいざなう運命の人・ジョナサン役に河野純喜が選ばれたことが発表されると大きな話題となった。
ファンの喜びと期待の声が集まる中、吉柳の紹介により河野が登場。念願のジョナサン役決定の知らせを受け、河野は「ディズニーさんからのサプライズで『決まったよ』と言われて。僕の1つの夢でもあったので、本当に嬉しさと驚きと安心と・・・たくさんの感情がぐるぐつになって、とにかく大声で『うわ~!』って叫びました」と回顧。そして、「オーディションのために一緒に練習してくれた豆ちゃんや、声優の経験があるメンバーも色々教えてくれていたので、真っ先に伝えて、喜んでくれました」とメンバーの協力にも感謝していた。
ディズニーの原点ともいえる『白雪姫』の魅力を聞かれると、吉柳は「楽曲の全てが素晴らしくて! メロディも歌詞も美しい。誰もが知っている物語をより壮大で、より美しい世界にしてくれている。映像も本当に美しいので、観ているだけで幸せな気持ちになる作品」と目を輝かせる。
河野も「『白雪姫』に元々ある楽曲ももちろん、今回本当に素晴らしい楽曲が多い。ジョナサンも歌う場面があるし、物語がその楽曲によって進んでいって素晴らしい展開になるのもめちゃくちゃ楽しいですし、僕も自分の声をずっと聴いているんですよ。それくらい大好きな楽曲に巡り合えたので」と、興奮を隠せない。
白雪姫とジョナサンを演じる、レイチェル・ゼグラーとアンドリュー・バーナップについても触れ、河野は「アンドリューは凄く大人の男性の象徴のような方。声も優しいし、カッコいいし、姿勢も優しい」と言い、「自分がこの方の声をさせていただくというのが少しプレッシャーにも感じていたんですが、優しい大人のイメージ・・・というのは今回初めての挑戦だったので、ちょっと意識して頑張りました」と胸を張る。
一方で、吉柳は「映像を見れば見るほど、凄く可愛くて愛らしく、キュート。レイチェルさんの笑顔が可愛らしくて、物語が展開していくほど好きになっていきました。キュンキュンしました」とレイチェルにぞっこんになった様子。
また、『白雪姫』の物語を豊かにする7人のこびとたち。「JO1のメンバーに例えるとしたら誰?」と問われた河野。「“先生”は、川尻蓮くん。物知りで、よく頭が回るから」「“おこりんぼ”は僕。メンバーに怒る役目なので。『オイッ!』って怒ります(笑)」、「“てれすけ”は、
木全翔也。JO1いちの人見知りなので。でも、ふたを開ける(仲良くなる)と、懐いてくるんです」と。他にも「“ごきげん”は佐藤景瑚」、「“ねぼすけ”は金城碧海」、「“くしゃみ”は、しょう(與那城奨)くん。沖縄生まれで寒いのに弱いから」、「“おとぼけ”はたくみ(川西拓実)くんかな?」とあてはめ、“JO1の7人のこびと”を作りあげ、「全員に衣装を着せて登場させたい!」と笑った。
さらに「白雪姫の“運命の人は”ジョナサン“」にちなみ、2人にとっての「運命の人」についても明かし、吉柳は「石原さとみさん。石原さんに憧れて芸能界のオーディションを受けたので。石原さとみさんがいなければ、いまここで白雪姫をやっていなかったかも」と。河野は「ファンのJAM(ジャム)の皆さんが運命の人です。皆さんの投票によって僕の人生が180度変わったので。5年経って『白雪姫』に関わることができたので本当に嬉しい」としみじみと語った。
イベントではマーク・ウェブ監督からのコメント映像も披露され、「吉柳さんは白雪姫そのもの。願っている以上でした」と大絶賛。そのことばに吉柳が涙する一幕も。河野にも「声優が初めてとは思えないくらい歌も演技も素晴らしかった」と称えていた。
最後は、2人で力を合わせ、作品の大ヒットを願い大きなりんごの形の特製スパークバルを割ることに。息をあわせて長い針でバルーンを突くと中からリンゴバルーンや紙吹雪が舞い、華やかなイベントを盛り上げていた。
映画『白雪姫』
<STORY>
「美女と野獣」「アラジン」のディズニーが、「白雪姫」を新たなミュージカル版として実写化。
雪のように純粋な心を持つ白雪姫の願いは、かつてのような人々が幸せに暮らす希望に満ちた王国。だが、外見の美しさと権力に執着する邪悪な女王によって、王国は闇に支配されていた。女王は、白雪姫の “本当の美しさ”に嫉妬し、彼女の命を狙うが、不思議な森で出会った7人のこびとたちや、城の外の世界へいざなってくれたジョナサンに救われる。誰もが希望を失いかけた時、仲間たちと力を合わせ、白雪姫の優しさが起こした素晴らしい奇跡とは…?
*”プレミアム吹替版”とは?
一流の演技力と歌唱力を兼ね備えた豪華キャストが集結した“日本語吹替版作品”のこと。
■原題:SNOW WHITE
■監督:マーク・ウェブ
■脚本:グレタ・ガーウィグ
■音楽:パセク&ポール
■キャスト:レイチェル・ゼグラー/ガル・ガドット
■オリジナル・サウンドトラック:ウォルト・ディズニー・レコード
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
© 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
3月20日(木・祝)全国公開