洞爺湖を舞台に2012年1月に公開された『しあわせのパン』、空知を舞台に2014年10月に公開された『ぶどうのなみだ』に続く、大泉洋主演の北海道映画シリーズ第三弾となる映画『そらのレストラン』が1月25日(金)より全国公開となる。
そしてこの度、公開を直前に控えた本日1月17日(木)、大泉演じる亘理をはじめとした仲間たちが“1日限定のレストラン”を開く本作のストーリーにかけ、“<そらのレストラン>プレオープンイベント”をユナイテッド・シネマ豊洲にて実施した。
主演の大泉洋、マキタスポーツ、高橋努、石崎ひゅーいは、劇中でも披露しているギャルソンの衣裳に身を包み、本上まなみも男性キャスト同様にギャルソン風に寄せた衣装で、深川監督とともに、に登壇。集まったお客様をもてなすかのように声を揃え「ご来場の皆さん本日は『そらのレストラン』プレオープンにようこそ!」とレストランに見立てた劇場で挨拶すると、会場は大きな熱気に包まれた。
大泉は、「あれだけ練習したのに、ここに立った瞬間(何を言うか)忘れてしまいまして、自分でもビックリしました。今回で北海道映画シリーズ3作目となりますが、毎回オーディションを勝ち抜いてまいりました。3作連続主演でございます。」と挨拶し、会場の笑いを誘った。
続いて、残念ながら当日会場に来ることができなかった岡田将生からのビデオレターが上映されると、「“劇団八雲”というマキタさん率いる劇団員の一番年下の僕が行けないことが本当に残念で、楽しかった思い出をたくさん話したかったです。おそらく大泉洋さんがブーブー言っているでしょうが、僕はまったく聞かなかったことにして、初日に皆さんに会えることを楽しみにしております。」とコメントすると、大泉から、「すげえ!ばれた!来いよ!バカヤロウ!」と愛のあるヤジが飛ばされた。
そして、メッセージの中に出てきた“劇団八雲”という聞き慣れないワードについてMCから聞かれた大泉は、「本作の撮影は、北海道のせたな町で行われましたが、私の泊まったホテルの近くには歓楽街がなく、隣の八雲町にいけば歓楽街があるとのことで、マキタさん、努さん、将生くん、ひゅーいくんの4人は、そっちを選んだんですけど、撮影場所まで1時間以上かかるんですよ。そして、どんなに入り時間が違っても、同じクルマ1台でやってくるので、現場での空き時間が長く、ずっと台本の読み合わせをしていたんですよ。これは もう劇団にしか見えない!”劇団八雲”だ!と名付けてしまったわけです!」と説明し、仲の良かった様子が伺える撮影を振り返った。
さらに、本作の中でも印象的なキーワードである「い・た・だ・き・ま・す」から、映画のみどころをキャストと監督から「あいうえお作文」で紹介するコーナーに。石崎は、【い】“一所懸命練習したUFOダンス”と発表し、「自分が演じたのはUFOが好きな漁師役で、実際にUFOを呼ぶダンスの練習をみんなでしたのですが、皆さん文句しか言わなくて、それが本当に楽しかったです。」とコメントすると、高橋は、【た】“たいていダメなおじさん達”とフリップ発表。高橋は、「ダンスの練習も、なにかとケチをつけてすぐに休もうとする本当にダメなおじさん達でした(笑)」と石崎に乗っかる形で撮影秘話を暴露し、会場の笑いを誘った。続く大泉は、【だ】“だれもが笑った劇団八雲”と発表し、「本当はこのタイミングで“劇団八雲”の話をしたかったんだよ!さっき将生くんが話しちゃったから、なんか(タイミング)悪くなっちゃったじゃない!」といつものボヤキ節を披露。本上は、【き】”きれいな景色もごちそうです“と発表し、「本当に美しい景色が広がっていて、是非そちらもご堪能いただければと思います。」と映画の魅力をPR。
マキタスポーツは、【ま】”また食って、またまた食った羊のお肉“と発表し、「撮影でラム肉が次から次へとくるので、美味しすぎてペース配分を考えず食べていたら、食べすぎて、後半眠くなってしまいましたよ。あんなに美味しかったラム肉と少し距離を置きましたもん(笑)」と話し、美味しい料理に囲まれた撮影の思い出を振り返った。
最後に監督から、【す】”スカートの主題歌も必聴です。“と発表されると、レストランのプレオープンを祝うため、本作で主題歌と挿入歌を担当したスカート・澤部渡が登場!書き下ろし楽曲である「君がいるなら」(PONY CANYON)を生披露し、映画館はまさに一日限定のライブ演奏付きレストランのように雰囲気に。生演奏を聞いた大泉は、「すばらしい!あらためて良い曲ですね!心が洗われました。」と大絶賛。イベントの最後に大泉は、公開を心待ちにしているファンに向けて、「ありがたいことに北海道映画第3弾ということで、実話を元にしたとても素敵なお話になっております。ご覧になって、あたたかくほっこりした気持ちになっていただいて、映画を終わったら大切な人と、美味しい食事を食べていただけたらと思います。」とコメント。退場時も「映画は『そらのレストラン』!役者は大泉洋!」と演説しながら限界まで映画をPRし、イベントは最後まで大盛況のまま幕を閉じた。
映画『そらのレストラン』
<STORY>
北海道せたなで暮らす亘理(わたる)と妻のこと絵と一人娘の潮莉(しおり)。彼は父親から引き継いだ海が見える牧場で牛を育てながらチーズ工房を営んでいる。しかしチーズ作りはまだまだで、厳しい師匠に怒られてばかり。そんな亘理には気の会う仲間たちがいて日々助け合いながらも楽しく過ごしていた。そこに東京からやって来た牧羊を営む若者・神戸も加わり、それぞれの生産する食材を持ち寄り「おいしい」を共にしていた。そんなある日、彼らの食材を目当てに札幌からやって来た、有名レストランのシェフによって自分たちの食材がさらにおいしくなることに感動し、この感動をもっと多くの人たちに届けたいと、仲間たちみんなで一日限りのレストランを開くことを目指す。
監督・脚本:深川栄洋
脚本:土城温美
音楽:平井真美子
出演:大泉洋、本上まなみ、岡田将生、マキタスポーツ、高橋努、石崎ひゅーい、眞島秀和、安藤玉恵、庄野凛、鈴井貴之(友情出演)、風吹ジュン、小日向文世
配給:東京テアトル
©2019『そらのレストラン』製作委員会
公式サイト_http://sorares-movie.jp/
1月25日(金)全国ロードショー