映画『そして、バトンは渡された』の大ヒット御礼舞台挨拶が。11月4日、東京・新宿ピカデリーにて行われ、主演の永野芽郁と、共演の田中圭が登壇した。
累計発行部数100万部を突破する、2019年の本屋大賞受賞のベストセラー 「そして、バトンは渡された」を『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の前田哲監督の手で映画化した本作は、4回苗字がかわった優子が親がついていた命をかけた≪嘘≫を知り、想像を超える愛に気付く感動の物語。優子役を永野、義理の父・森宮さん役を田中が演じ、物語のキーパーソンとなるシングルマザー・梨花役に石原。そのほか稲垣来泉、岡田健史、市村正親や大森南朋など豪華キャストが集結した。
10月29日に公開し、週末の興行収入ランキングNo.1を記録した本作。昨日3日は公開初日と比較して170%となった人気ぶりだ。
周りの反響の大きさに驚きと喜びを表す永野と田中。永野は「母から連絡が来たんですけど、最初無言で・・・。しばらくしたら『泣きました・・・』って言ってました。それしか言わないので、『そっか、そっか。良かった』と言って電話を切りました(笑)」と明かし、言葉にならない感動を受けとった様子。
複数回観る方も多いようで、SNSでは「追いバトンしてくる」「バトン何本目?」という会話も出ているそう。永野は田中に「私たちも親子で行きましょう!」と嬉しそうに声を掛けていた。
田中は娘役の永野について、「芽郁ちゃんは優子ちゃんみたい。現場でも明るくキラキラしていました。優子ちゃんのお父さんを演ってよかったなと。どこに向けていいか分からないけど、ドヤ顔していました(笑)」と満足気。
そんな田中を永野は「人を一瞬に好きにさせる人だなと」と称えると、「どんどん、言って!!」と催促。「私は森宮さんにぴったりと付いていけばいいだけでした」と絶対的な信頼感を寄せる。
「今後また共演するとしたらどんな関係がいい?」と聞かれ、「上司と部下」と答えた永野。田中も「コメディー(作品)で」と乗っかり、「芽郁ちゃんといじり倒したい」とビックリ発言を。「台本にないことを言ってシンプルに困らせたいですね(笑)」といたずらな笑顔を見せていた。
本当の親子のように仲のいい二人だが、「長い時間一緒にいて知った相手の秘密はあるか?」との質問に、田中は「芽郁ちゃんはもの凄く素直で、自分の感情が顔に出るんです。お腹が空くとすぐわかる(笑)」と明かし、「それを見ているのが好きで好きでしょうがないんです」と微笑む。一方の永野が田中について答えに躊躇していると、すかさず田中が「秘密が多すぎてね。ミステリアスすぎるよね」とニヤリ。「誰も(そんなこと)思ってないですよ!」とツッコミを入れる永野だった。そして「田中さんは隠し事ができないタイプ。プレゼントを送ってくれた時も自分の自宅の住所をつけたまま渡そうとするんですよ」とお茶目な一面を暴露していた。
この日は、サプライズで入場時に二人から観客に感謝の気持ちを込めてメッセージカードが入った封筒をプレゼント。中には永野の制服姿の写真が入っており、田中は「そのうち高く売れますよ。プチ資産になるかと(笑)」とジョークを飛ばし、あわてて永野が「売らないで!」と制止する一幕も。
さらに、今度は観客から二人へ逆サプライズ。MCの呼びかけに合わせ、隠し持っていた花を掲げ二人に向けて花を振った。花はそれぞれの花言葉にあわせて観客が選んだもの。その光景を見て、永野は「とても温かい気持ちになりました」と感激しきりだった。
映画『そして、バトンは渡された』
4回苗字が変わった優子(永野芽郁)と義理の父森宮さん(田中圭)。自由奔放な魔性の女・梨花(石原さとみ)と義理の娘。優子の元に届いた手紙をきっかけに、繋がりのなかった2つの家族の物語が交差し、優子ははじめて家族の《嘘》を知っていく。そして命をかけたその《嘘》が紐解かれるとき、幸せな涙があふれ出す。
■出演:永野芽郁 田中圭 岡田健史 稲垣来泉 朝比奈彩 安藤裕子 戸田菜穂 木野花 / 石原さとみ / 大森南朋 市村正親
■監督:前田哲
■脚本:橋本裕志 ■音楽:富貴晴美
■インスパイアソング:SHE’S「Chained」(ユニバーサル ミュージック)
■公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/soshitebaton-movie/
■公式Twitter:@baton_movie #そしてバトンは渡された
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■コピーライト表記: ©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
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